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学生訪問実習にて導入開始!
施設名:
国立大学法人滋賀医科大学医学部
製品名:
PocketPCはじめるセット2005
2005年12月に「PocketPCはじめるセット2005」200台を導入。さらに2006年4月に「PocketPCはじめるセット2006」200台の導入が決定。担当されています滋賀医科大学医学部附属病院 教授 総合診療部長 地域医療連携室長 三ツ浪健一先生、同病院総合診療部助手 田中努先生、滋賀医科大学学生課 辻信造さまに導入経緯、使用方法、今後の展開等についてお聞きしました。
背景
文部科学省より、大学における大学教育改革の取り組みを一層支援するため、「地域医療等社会的ニーズに対応した医療人教育支援プログラム」の募集があり、国立大学法人滋賀医科大学では「一般市民参加型全人的医療教育プログラム」として文部科学省に申請し、採択されました。この「一般市民参加型全人的医療教育プログラム」は現在の診療において、疾患のみに注目するのではなく、疾病を有する一個人としての患者に適切に対応する全人的医療を実現できる医師を育成するには、様々な価値観を持つ一般市民が参加すべきであるとの認識から、「6年間一貫患者訪問実習」、「全学生一般市民参加型面接医療実習」及び「全人的医療・学生縦断グループ能動学習と市民・学生参加シンポジウムの実施」という一般市民直接参加型の3つの医学教育プロジェクトを実施し、全人的医療を実現できる医師の育成を目指そうというものです。中でも「6年間一貫患者訪問実習」では、第1学年より6年間にわたって継続的に訪問治療を受療中である一患者及びその家族を訪問し、一般市民が医師に求めているものは何か、良医とは何かを一般市民から直接学ぶ貴重な実習になると思われます。医学生に患者宅を訪問させるにあたり様々な医学情報を手許に携え、実習の報告を能率的に行えるよう、一人の学生に1台の携帯情報端末を携帯させるものです。
なお、この実習は学年の違う第1学年と第4学年、第2学年と第5学年、及び第3学年と第6学年が2人1組で一患者及びその家族を継続的に約2か月毎に訪問することにしており、平成17年度に第1学年と第4学年にて開始し、平成18年度では4月から新第1学年と新第4学年にて開始する予定です。
導入経緯
「プログラムを検討する中で、"訪問時に患者さんから医学的な質問をされた場合に、素早く調べられたら便利ではないか"、"訪問実習での報告書をPDAで学内無線LANに接続し、そこで行なえれば手間が省けて効率的ではないか“、”PDAを持たせることがプログラムに参加する学生の動機付けの一助になるのではないか“、この3点からPDAの導入を決めました」とお話されるのは、このプログラムの発案者であり中心的な存在であります三ツ浪先生です。また、アメリカのミシガン大学で研修の経験のある田中先生も「アメリカでは多くの医師、医学生が持っています。また、学生がPDAを持つことが、”わからないことはすぐに調べる“、そのような習慣作りにつながるのでは」とPDAのプログラムへの導入の経緯を語っていただきました。
なお、平成17年度分が2005年12月に、平成18年度分が2006年2月に「携帯情報端末(医療関連ソフトを含む) 200台」として、それぞれ入札公告され、弊社が入札に参加しそれぞれを落札。平成17年度分は2006年1月に導入スタートし、平成18年度分は2006年4月に導入開始予定です。
三ツ浪先生(左)
田中先生(右)
使用方法
平成17年度分の200台については、PDAは「DELL Axim X51」、ソフトウエアは「PDA版今日の治療薬2005」、「PDA版メディクイックブックPART1 2005」、「PDA版メディクイックブックPART2」、「ザ・レジデント」の4本。2ヶ月に一度の訪問実習時に携帯し、必要に併せて使用するとのことで、1月の最初の訪問実習から学生さんが携帯し使用。今後は、無線LAN機能搭載のDELL AximX51から学内LANへ接続し訪問実習の報告を行なう取り組みも始めていく予定とのことでした。
DELL Axim X51
導入して…
三ツ浪先生からは「まだ一回目の訪問が終了したばかりなので、これからですね」とのお言葉。「収載されているソフトとして、今日の治療薬はもちろんいいのですが、メディクイックブックPART1、メディクイックブックPART2は、わかりやすい平たい文章で書かれているので、学生さんにはフィットしますね。ツールとして使いこなすことで、学生の医学の勉強へのモチベーションが上がることを期待しています」と田中先生。また、「導入を評価するために夏休み前にでも学生へアンケートをしましょう!」と三ツ浪先生からありがたいお言葉をいただきました。
今後の展開として…
「学内の無線LANの構築が最優先ですね」とお話されるのは、学生課の辻さん。「教室内、食堂、図書館などをHotSpotにして学生のPDAへ学内の連絡事項を発信できたらいいですね」ともお話されていました。三ツ浪先生、田中先生からも「無線LANを整備して、学内のどこででもPDAでメール送受信やウエブ参照ができたらいいですね。現在、その実現を目指して申請中です」と。さらに「M2Plusサイトの充実をお願いします。PDA関連リンクの充実、PDAの活用方法の紹介や便利なソフトウエアをさらに提供していただき、“PDAのことならここで全てがわかる”ようなポータルサイトを目指してください」との励ましをいただきました。
最後に三ツ浪先生から「アメリカでは多くの医師、医学生がPDAを使用している中、日本はまだまだな現状なので、PDAがどれだけ便利なツールであり、どれほどのポテンシャルがあるか、それを引き出せるよう一緒にチャンレンジしていきましょう!」と心からうれしいお言葉をいただきました。
辻さん
ユーザ概要
名称:国立大学法人滋賀医科大学医学部
所在地:滋賀県大津市瀬田月輪町
学生数:約600名
琵琶湖
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