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  • 連続写真と動画で学ぶ 白内障手術パーフェクトマスター —基本から難症例への対処法まで—

連続写真と動画で学ぶ 白内障手術パーフェクトマスター —基本から難症例への対処法まで—

  • ISBN : 9784521739106
  • ページ数 : 344頁
  • 書籍発行日 : 2013年11月
  • 電子版発売日 : 2021年11月24日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥25,300 (税込)
ポイント : 460 pt (2%)

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商品情報

白内障手術のスーパーエキスパートである著者40年の歩みのまさに「集大成!」
入局以来40年を白内障手術とともに歩んできた著者が,12年間1万5千件の手術に基づいて,基本手技から難症例への対処法までを,多数の連続写真とイラスト,動画を駆使して詳細かつ徹底的に解説.


◆写真中に手技のポイントが直接記載されており,非常にわかりやすい.
◆ 初級医の基本手技習得にも,中級・上級医の参考書としても最適.
◆ 患者さんへの手術説明やインフォームド・コンセントにも役立つ内容.
◆計4時間40分に及ぶ動画188本を収載.

この1冊で白内障手術のすべてを完璧にマスターできる価値ある一冊!

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
推奨ブラウザ: Firefox 最新版 / Google Chrome 最新版 / Safari 最新版
PCブラウザ閲覧では動画再生には対応しておりません。

■ 序文

はじめに

筆者が眼科に入局した当時の1970 年代中頃の白内障手術は,水晶体全摘術や囊外摘出術に代わって, 超音波による白内障手術(Kelman phacoemulsification:KPE, 後のphacoemulsification and aspiration:PEA)が日本に初めて導入され,小切開手術の幕開けといわれる時期であった.KPE と同時期に登場したJ ループタイプの眼内レンズ(IOL)は,眼内での炎症が軽く安定性もよいことから,KPE と共に急速に普及し現代の白内障手術の原型となっている.筆者は,入局以来,白内障手術の手術手技や器具の開発を専門としており,KPE,PEA とIOL の進歩と共に歩んできたといっても過言ではない.

白内障手術は,多くの眼科医が日常的に行っている手術であり,研修医がまず初めに覚える手術でもある.多くの症例は問題なく行えるが,ある一定の割合で必ず遭遇する過熟白内障,小瞳孔,Zinn 小帯断裂などの難症例では,適切な対処を行わないと重大な合併症を引き起こし視力回復が難しくなる危険性が潜んでいる.

筆者は,大学病院で長年手術教育をしてきた立場から,白内障手術の基本手技を統一し,難症例は多数症例の対処法を提示し,手術初級医から上級医まで共通の見解を持つことが,安定した手術教育やすべての症例に安全で確実な手術を行う上で重要であると考えてきた.本書は,その結実である.

本書は,[Ⅰ]PEA の基本手技,[Ⅱ]難症例の対処法,[Ⅲ]術中と術後の合併症,[Ⅳ]白内障囊外摘出術と白内障囊内摘出術,の四部からなり,今までの成書ではみられない豊富な図と,多数の動画を併用して学習するという新しい形式をとっている.実際の手術例を,図1650 余点,動画188 点(計4 時間40 分),症例93 例を用いて詳細に解説した.PEA の基本手技は,昭和大学藤が丘リハビリテーション病院で行われている白内障手術を解説したもので,手術初心者でも白内障を問題なく手術できるように,各手技において改善を加えてきた集大成である.難症例の対処法は,可能な限りの多くの手術症例を取り上げ,項目別に分けて提示した.術中と術後の合併症では,後囊破囊,IOL 偏位について詳しく解説した.これから手術を始める初級医の先生には基本術式から読んでいただき手技習得の補助に,すでに経験を積まれている中級から上級の先生には基本術式の見直しや難症例治療の際の選択肢を増やすために,本書を役立てていただければと考えている.

昭和大学藤が丘リハビリテーション病院での白内障手術のスタンダードが,将来,日本や世界のスタンダードになることを夢見て,巻頭の言葉とする.


2013年10月吉日

昭和大学医学部眼科学教室 谷口 重雄

■ 目次

[I]PEAの基本手技

1. 切開創の作製(1)—角膜切開—

1 はじめに

2 サイドハンドフェイコ

3 角膜切開と惹起乱視

4 耳側角膜切開の手順

5 耳側角膜切開の合併症

2. 切開創の作製(2)—強角膜切開—

1 はじめに

2 角膜輪部の解剖

3 切開部位と強角膜トンネルの長さの比較

4 強角膜切開の作製方法

5 サイドポートの作製方法

6 強角膜切開の合併症

3. 前嚢切開

1 はじめに

2 水晶体嚢とzonular-free-zone

3 CCCの作製方法

4 ターンオーバー法

5 引き裂き法

6 両手を用いた引き裂き法—バイマニュアルカプスロトミー

7 CCCの修正

8 CCC切開縁の亀裂

4. 白色白内障のCCC

1 はじめに

2 前嚢染色液の種類

3 前嚢染色の手技

4 前嚢染色によるCCCの手術症例

5. 水晶体乳化吸引術(PEA)

1 はじめに

2 USハンドピースの動かし方

3 一手法による核乳化

4 二手法による核乳化

5 trench divide & conquer 法

6 crater trench divide & conquer 法

7 スカルプト法

8 phaco chop 法

6. PEA装置

1 はじめに

2 PEA装置について

3 US発振

4 キャビテーション

5 吸引方式

6 吸引系と灌流系に影響する要素

7 核の追従性と把持力

8 サージ現象

9 USチップ

10 US発振モード 

11 US発振の制御システム

12 フットペダル

13 装置の準備と設定

7. 皮質吸引

1 はじめに

2 I/Aチップの形状

3 I/A操作

4 I/A操作のポイント

8. IOL挿入

1 はじめに

2 IOLの歴史

3 多焦点IOL

4 ほかの付加価値IOL

5 IOLの手術適応

6 術前検査

7 術後のIOL光学部に見られる変化

8 IOLの挿入方法

9 各社IOLのセッティングと挿入方法

10 IOL挿入時に支持部の変形が生じた場合の処置

9.IOLを縫着して固定する方法

1 はじめに

2 ab interno 法とab externo 法

3 毛様溝穿刺部位の予測

4 毛様溝縫着に用いるIOL

5 カウヒッチ結びの作製法

6 IOL縫着術を行った手術症例

7 IOLを摘出せず縫着する方法(眼内縫着術)

8 眼内縫着術を行った手術症例

9 毛様溝縫着術の合併症

10. 眼内虹彩縫合による瞳孔形成術

1 はじめに

2 前房内で操作できる極小針と持針器

3 Siepser slipping suture 法

4 眼内虹彩縫合の利点

5 瞳孔形成を行った症例

6 計画的に瞳孔偏位を作製した症例

11. エンドミラーを用いた隅角解離術

1 はじめに

2 エンドミラーとは

3 エンドミラーによる隅角観察

4 虹彩牽引によるPASの解除(エンドミラーGSL)

5 エンドミラーを使用した症例

12. 開発した手術器具

1 はじめに

2 開発した手術器具

[II]難症例の対処法

13. Zinn小帯脆弱

1 Zinn小帯について

2 Zinn小帯脆弱・断裂の原因

3 偽落屑症候群

4 Zinn小帯脆弱の所見

5 Zinn小帯脆弱度の分類

6 水晶体嚢補助器具を用いたPEA

7 水晶体嚢拡張リング(capsular tension ring:CTR)

8 CTRを用いたPEA手術

9 虹彩レトラクター(iris retractor:IR)

10 IRを用いたPEA手術

11 カプセルエキスパンダー(capsule expander:CE)

12 CEを用いたPEA手術

13 他のフック系ディバイス

14 嚢を強膜に固定するディバイス

15 縫着型のCE

16 M-CEを用いたPEA手術

17 M-CE使用上の注意点

14. 小瞳孔

1 はじめに

2 虹彩レトラクター(IR)による瞳孔拡張

3 瞳孔縁切開とヒーロンVによる瞳孔拡張

4 カプセルエキスパンダー(CE)による瞳孔拡張

5 プッシュプルフックによる瞳孔拡張

15. 水晶体落下

1 はじめに

2 水晶体落下の原因

3 水晶体落下の手術術式

4 水晶体落下の手術症例

5 水晶体落下に対する手術の合併症

16. 角膜混濁

1 はじめに

2 角膜混濁に対するPEA手術症例

17. 後極白内障

1 はじめに

2 後極白内障の診断

3 後極白内障の治療

4 後極白内障に対する手術の合併症

5 後極白内障の手術症例

[III]術中と術後の合併症

18. 後嚢破嚢

1 はじめに

2 破嚢の原因

3 破嚢の所見

4 後嚢破嚢の合併症

5 瞳孔領に確認できる核片の処理

6 落下した核と皮質の除去

7 残存皮質の除去

8 残存硝子体の処理

9 後嚢破嚢を起こした眼に対するIOL挿入

19. Descemet膜剥離

1はじめに

2 頻度

3 原因

4 Descemet膜剥離の発見のポイント

5 Descemet膜剥離の治療

6 前房内注入に使用する気体

7 Descemet膜剥離に対する手術症例

20. IOL偏位

1 IOL偏位の原因

2 IOL偏位に関与する因子とその手術適応

3 偏位したIOLの摘出方法

21. IOL落下

1 はじめに

2 落下したIOLを保持して前房まで移動する方法

3 落下したIOLに対する手術の合併症

4 落下したIOLに対する手術症例

22. 術後眼内炎(1)—白内障術後眼内炎—

1 はじめに

2 術後眼内炎の治療法

3 眼内炎に対する手術

4 術後の管理

23. 術後眼内炎(2)—緑内障術後の濾過胞感染—

1 はじめに

2 濾過胞炎に対する手術

[IV]白内障嚢外摘出術と白内障嚢内摘出術

24. 白内障嚢外摘出術

1 はじめに

2 ECCEの手術手技

25. 白内障嚢内摘出術

1 はじめに

2 ICCEの手術症例

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