• M2PLUS
  • PEMECガイドブック2017~救急隊員による疾病の観察・処置の標準化

PEMECガイドブック2017~救急隊員による疾病の観察・処置の標準化

  • ISBN : 9784892699191
  • ページ数 : 184頁
  • 書籍発行日 : 2017年2月
  • 電子版発売日 : 2021年11月26日
  • 判 : B6判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥2,200 (税込)
ポイント : 40 pt (2%)

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

商品情報

急性疾病の傷病者に対する現場活動を標準化!

「このたび,日本臨床救急医学会は検討を重ねてきたPEMECガイドブック2017 を上梓します。PEMECは,わが国の外傷病院前救護の標準化に大きく貢献してきたJPTECを内因性の疾病に当てはめたものと考えていただければ理解が容易と思います。内因性であっても心肺停止に対する標準的な対応は,JRC蘇生ガイドラインに準拠したBLSおよびALSとしてすでに普及していますのでPEMECでは取り扱いません。また,疾病の中でもとくに重要な脳卒中と意識障害に的を絞りPEMECに先行して標準化されたPSLSとPCECの基本的な内容はPEMECの一部として包括された概念になりました。」

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
推奨ブラウザ: Firefox 最新版 / Google Chrome 最新版 / Safari 最新版

■ 序文

監修にあたって


このたび,日本臨床救急医学会は検討を重ねてきたPEMEC(Prehospital EmergencyMedical Evaluation and Care)ガイドブック2017を上梓します。PEMECは,わが国の外傷病院前救護の標準化に大きく貢献してきたJPTECTM(JapanPrehospital Trauma Evaluation and Care)を内因性の疾病に当てはめたものと考えていただければ理解が容易と思います。内因性であっても心肺停止に対する標準的な対応は,JRC蘇生ガイドラインに準拠したBLS(Basic Life Support)およびALS(Advanced Life Support)としてすでに普及していますのでPEMECでは取り扱いません。また,疾病の中でもとくに重要な脳卒中と意識障害に的を絞りPEMECに先行して標準化されたPSLS(Prehospital Stroke Life Support)とPCEC(Prehospital Coma Evaluation and Care)の基本的な内容はPEMECの一部として包括された概念になりました。

PEMECアルゴリズムの概念はJPTECTMと同様に,状況評価,初期評価,全身観察,車内活動などの段階を踏んだものとしました。内因性の疾病傷病者はどの病態や症候でも共通の「ハイリスク傷病者」「内因性ロード&ゴー」「バイタルサインにおける緊急度分類」の概念を用いた基準で重症以上の判断をします。さらに,個別の病態や症候については救急現場で遭遇する頻度の高い14種類について「症候別緊急度分類」を定めました。脳卒中や意識障害に対してはPEMECからPSLSやPCECのアルゴリズムに移行できるように工夫されています。

PEMECの普及によって内因性の疾病傷病者に対する病院前救護の標準化が推進されることだけでなく,疾病の病態がより深く理解されて,傷病者の緊急度・重症度がより適切に判断され,より適切な医療機関選定と搬送につながることを期待しています。内因性の疾病による防ぎ得た死亡と後遺症が回避され,1人でも多くの傷病者が健康を回復することを願います。


一般社団法人 日本臨床救急医学会
代表理事 坂本 哲也


わが国では,病院前救護の標準化が進められ,まずは外傷傷病者に対するJPTECTMが刊行されました。その後,疾病傷病者に対するものとしては,平成18年にPSLSが,平成20年にPCECが策定され,日本臨床救急医学会の監修のもと,それぞれのガイドブックが発刊されています。

こうしたなか,平成21年に消防法が改正され,「傷病者の搬送及び受入れの実施基準」が各都道府県により策定されました。この中で,消防機関が傷病者の状況を確認し,医療機関リストの中から搬送先医療機関を選定するためのルール(観察基準および選定基準),および,傷病者の状況を伝達するルール(伝達基準)を策定することが求められました。これを受け,搬送先選定の基準としての項目やそのレベルなどが定められましたが,急性疾病の傷病者に対し,どのように観察を行い,どこで何を判断するのかといった現場活動を標準化したマニュアルはこれまで策定されていませんでした。早期のt-PA投与を可能にするよう,疾病傷病者の中でも脳梗塞を疑わせる症候に対して適用できるPSLSとPCECが策定されたのみです。

本書は,急性疾病の傷病者に対し,現場に出動した救急隊員がどのような活動を行うべきかを明確にし,標準化しようとするものです。「内因性ロード&ゴー」や,「ハイリスク傷病者」「緊急安静搬送」など,今後,現場活動において共通言語とすべきキーワードも紹介しています。生理学的評価や解剖学的評価から緊急度・重症度を把握する外傷傷病者に対し,急性疾病傷病者では,緊急度・重症度が高くても,バイタルサインを中心とした生理学的徴候の異常が出現しないことはよく経験されます。緊急度・重症度を把握するためには,的確な情報収集と身体観察を行うことが求められます。本書では,外傷傷病者と疾病傷病者のこのような違いを理解したうえで,疾病傷病者に対して実施すべき適切な病院前救護活動について紹介しています。

急性疾病の緊急度・重症度の評価は,外傷以上に難しいと思われます。1人でも多くの急性疾病の傷病者を救命できるよう,本書が,日々の救急現場で活動される多くの救急隊員に活用されることを期待いたします。


平成29 年1 月

一般社団法人 日本臨床救急医学会 PMEC 検討小委員会
委員長 溝端 康光

■ 目次

I イントロダクション

1 PEMECの位置づけ

2 PEMECとPCEC,PSLS,JPTEC

3 PEMECの概略

4 PEMECと緊急度判定体系

II PEMECアルゴリズム

1 概要

2 Step 1:状況評価

3 Step 2:初期評価

4 Step 3:情報収集およびバイタルサインの測定

5 Step 4:判断

6 Step 5:全身観察/重点観察

7 Step 6:評価・ファーストコール・特定行為

8 Step 7:車内活動

III 状況評価

1 119番通報

2 感染防御

3 携行資器材の確認

4 現場確認,安全確認

5 傷病者数の確認,応援要請の要否

6 外傷の除外

IV 初期評価と処置

1 初期評価

2 気道・呼吸の評価と処置

3 循環の評価と処置

4 意識障害の評価と処置

5 体温の評価

V 情報収集およびバイタルサインの測定

1 情報収集

2 バイタルサインの測定

VI 判断

1 PSLS へ移行する場合の判断基準

2 輸液プロトコルの適応

3 ブドウ糖投与プロトコルの適応

VII 全身観察/重点観察

1 頭部の観察

2 顔面の観察

3 頸部の観察

4 胸部の観察

5 腹部の観察

6 意識レベルの評価と神経所見の観察

VIII 評価・ファーストコール・特定行為

1 評価

2 ファーストコール

3 医療機関の選定

IX 車内活動

X チームワーク

1 ブリーフィング

2 役割分担と再配分

3 リーダーシップ

4 コミュニケーション

5 デフュージングとデブリーフィング

XI 症候別各論

PEMECのシナリオシミュレーション

1 トレーニングシナリオの意義

2 PEMECのトレーニングシナリオ

3 ケースマップについて

4 トレーニングの進め方

1.痙攣

1 「痙攣」と聞いたらこれだけは忘れない

2 緊急度の高い疾患・病態

3 評価と対応

4 少し詳しい知識として

5 「Case 1:痙攣」のケースシナリオ

2.頭痛

1 「頭痛」と聞いたらこれだけは忘れない

2 緊急度の高い疾患・病態

3 評価と対応

4 少し詳しい知識として

5 「Case 2:頭痛」のケースシナリオ

3.めまい・ふらつき

1 「めまい・ふらつき」と聞いたらこれだけは忘れない

2 緊急度の高い疾患・病態

3 評価と対応

4 少し詳しい知識として

5 「Case 3:めまい・ふらつき」のケースシナリオ

4.しびれ・麻痺

1 「しびれ・麻痺」と聞いたらこれだけは忘れない

2 緊急度の高い疾患・病態

3 評価と対応

4 少し詳しい知識として

5 「Case 4:しびれ・麻痺」のケースシナリオ

5.呼吸困難

1 「呼吸困難」と聞いたらこれだけは忘れない

2 緊急度の高い疾患・病態

3 評価と対応

4 少し詳しい知識として

5 「Case 5:呼吸困難」のケースシナリオ

6.動 悸

1 「動悸」と聞いたらこれだけは忘れない

2 緊急度の高い疾患・病態

3 評価と対応

4 少し詳しい知識として

5 「Case 6:動悸」のケースシナリオ

7.胸痛

1 「胸痛」と聞いたらこれだけは忘れない

2 緊急度の高い疾患・病態

3 評価と対応

4 少し詳しい知識として

5 「Case 7:胸痛」のケースシナリオ

8.背部痛

1 「背部痛」と聞いたらこれだけは忘れない

2 緊急度の高い疾患・病態

3 評価と対応

4 少し詳しい知識として

5 「Case 8:背部痛」のケースシナリオ

9.腰痛

1 「腰痛」と聞いたらこれだけは忘れない

2 緊急度の高い疾患・病態

3 評価と対応

4 少し詳しい知識として

5 「Case 9:腰痛」のケースシナリオ

10.血尿・側腹部痛

1 「血尿・側腹部痛」と聞いたらこれだけは忘れない

2 緊急度の高い疾患・病態

3 評価と対応

4 少し詳しい知識として

5 「Case 10:血尿・側腹部痛」のケースシナリオ

11.固形異物誤飲

1 「固形異物誤飲」と聞いたらこれだけは忘れない

2 緊急度の高い疾患・病態

3 評価と対応

4 少し詳しい知識として

5 「Case 11:固形異物誤飲」のケースシナリオ

12.悪心・嘔吐

1 「悪心・嘔吐」と聞いたらこれだけは忘れない

2 緊急度の高い疾患・病態

3 評価と対応

4 少し詳しい知識として

5 「Case 12:悪心・嘔吐」のケースシナリオ

13.腹痛

1 「腹痛」と聞いたらこれだけは忘れない

2 緊急度の高い疾患・病態

3 評価と対応

4 少し詳しい知識として

5 「Case 13:腹痛」のケースシナリオ

14.喀血・吐血

1 「喀血・吐血」と聞いたらこれだけは忘れない

2 緊急度の高い疾患・病態

3 評価と対応

4 少し詳しい知識として

5 「Case 14:喀血・吐血」のケースシナリオ

15.下痢

1 「下痢」と聞いたらこれだけは忘れない

2 緊急度の高い疾患・病態

3 評価と対応

4 少し詳しい知識として

5 「Case 15:下痢」のケースシナリオ

16.下血・不正性器出血

1 「下血・不正性器出血」と聞いたらこれだけは忘れない

2 緊急度の高い疾患・病態

3 評価と対応

4 少し詳しい知識として

5 「Case 16:下血・不正性器出血」のケースシナリオ

■ 特記事項

※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。

※コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。

※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。

対応機種

  • ios icon

    iOS 10.0 以降

    外部メモリ:4.4MB以上(インストール時:13.0MB以上)

  • android icon

    AndroidOS 5.0 以降

    外部メモリ:4.4MB以上(インストール時:13.0MB以上)

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

まだ投稿されていません