脊椎脊髄ジャーナル34巻10号 頸椎椎弓形成術の現在と今後

  • ページ数 : 68頁
  • 書籍発行日 : 2022年3月
  • 電子版発売日 : 2022年3月11日
¥2,750(税込)
ポイント : 50 pt (2%)
今すぐ立ち読み
今すぐ立ち読み

商品情報

内容

■特集 頸椎椎弓形成術の現在と今後

特集にあたって・・・中村雅也
頸椎椎弓形成術の歴史・・・渡辺航太
片開き式椎弓形成術の実際と治療成績・・・名越慈人
ほか

≫ 「脊椎脊髄ジャーナル」最新号・バックナンバーはこちら

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
推奨ブラウザ: Firefox 最新版 / Google Chrome 最新版 / Safari 最新版

序文

特集にあたって


超高齢社会を迎えた日本において健康寿命の延伸は喫緊の課題であり,特に運動・感覚麻痺をきたす圧迫性脊髄障害の治療は脊椎外科において最重要テーマの1つといえる.また,圧迫性脊髄障害に対する多くの術式はわが国で開発されてきた歴史がある.これらの背景を踏まえ,本号では現在行われている頸椎椎弓形成術の最新の知見を議論することを目的として企画させていただいた.

まず,頸椎椎弓形成術の多くの術式がわが国で開発されてきたこれまでの歴史に関して,渡辺航太先生に依頼させていただいた.代表的術式として片開き式椎弓形成術,両開き式椎弓形成術の実際と術式におけるさまざまな工夫に関して,慶應義塾大学の名越慈人先生,東京大学の土肥透先生に記載いただいた.東京医療センターの辻崇先生には頸髄症に対する椎弓形成術の除圧範囲に関して,また千葉大学の古矢丈雄先生には椎弓形成術の術後合併症とその対策に関して記載いただいた.

次に,代表的な対象疾患である頸椎症性脊髄症,頸椎後縦靭帯骨化症,頸椎症性神経根症に対する椎弓形成術の治療成績に関して,ツカザキ病院の下川宣幸先生,筑波大学の國府田正雄先生,新潟中央病院の勝見敬一先生に依頼させていただいた.

最後に,前述の代表的な椎弓形成術である片開き式と両開き式椎弓形成術の比較に関して名古屋大学の中島宏彰先生に,椎弓形成術の適応と限界と題して,特に固定術の必要性に関して東京医科歯科大学の吉井俊貴先生に記載いただいた.

以上のように,いずれも第一線で活躍する先生方の力作揃いであり,本特集をご一読いただければ,頸椎椎弓形成術に関する現状と課題,さらに今後の展望がご理解いただけると自負している.是非,脊椎脊髄外科医を志す若い先生方に本誌を手にとっていただき,今後の臨床の一助となれば望外の喜びである.


慶應義塾大学整形外科
中村雅也

目次

特集:頸椎椎弓形成術の現在と今後

特集にあたって・・・中村雅也

頸椎椎弓形成術の歴史・・・渡辺航太

片開き式椎弓形成術の実際と治療成績・・・名越慈人

当科における頸椎椎弓形成術 (両開き式)の実際と工夫・・・土肥 透, 他

椎弓形成術における除圧範囲・・・辻 崇

椎弓形成術の術後合併症とその対策・・・古矢丈雄, 他

頸椎症性脊髄症に対する椎弓形成術の治療成績・・・下川宣幸, 他

頸椎後縦靭帯骨化症に対する椎弓形成術の成績・・・國府田正雄

頸椎症性神経根症に対する椎弓形成術と椎間孔拡大術・・・勝見敬一, 他

頸椎椎弓形成術―片開き式と両開き式の比較・・・中島宏彰, 他

頸椎症性脊髄症に対する椎弓形成術の適応と限界―固定術が必要な症例・・・吉井俊貴, 他

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

対応機種

  • ios icon

    iOS 10.0 以降

    外部メモリ:10.8MB以上(インストール時:23.7MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:43.0MB以上

  • android icon

    AndroidOS 5.0 以降

    外部メモリ:10.8MB以上(インストール時:23.7MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:43.0MB以上

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

書籍情報

  • ISBN:9784013003410
  • ページ数:68頁
  • 書籍発行日:2022年3月
  • 電子版発売日:2022年3月11日
  • 判:A5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

まだ投稿されていません

特記事項

※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。

※コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。

※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。