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- ICUとCCU 2020年3月号(Vol.44 No.3)【特集】ICUにおける自動制御システムの現況と未来
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内容
輸液ポンプの自動制御システム/麻酔の自動制御システム/鎮痛の自動制御システム ほか
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序文
特集にあたって
ICUにおける人工知能AIの活用についてはVol.43 No.2で「ICUにおけるAIの将来展望」ということで特集された。また,Vol.43 No.4では「ビッグデータとICUにおけるプレシジョン・メディシン」と題された特集の中でデータの集積と利用に関して議論された。一方「自動制御」の考え方はICUにおいて30年以上前から議論されていたように思う。AIのイメージにはエキスパート・システムから人工知能が人工知能を開発するシンギュラリティーまでさまざまなレベルのものがある。ここで一度視点を過去に向けながら「自動制御」の現状をそれぞれの専門家に執筆していただくことを企画した。
多くの輸液ポンプを使用するICU/CCUにおいては安全かつ効率的に輸液・投薬を制御する必要がある。実際に輸液ポンプシステムを電子カルテと連携して運用している讃岐美智義先生に解説をお願いした。
麻酔という手技は始められた時からバイタルサインをデータとしたフィードバック/ フォワードシステムといえるであろう。フィードのためのエキスパート・システムはAIの活用になるが,こういった多数の制御システムを運用することの現況を実際開発に携わっておられる重見研司先生に解説をお願いした。
「痛み」は生体に対して自律神経や内分泌システムを介してさまざまな影響を及ぼす。しかし,痛みは主観的な部分も多く評価が難しい。個々の患者で痛みに対するクローズドループシステムを構築すればより良い鎮痛システムが成立する。Patient Controlled Analgesia(PCA) を中心に鎮痛の自動制御システムについて水枝谷一仁先生に概説いただいた。
膵臓の1つの機能であるβ細胞の作用をグルコースセンサー,コンピューター,インスリン注入装置によって代行しようとする試みは1970年台半ばから議論されている。人工膵臓の現況を宗景匡哉先生に解説いただいた。
人工呼吸器からの離脱過程も自動制御可能な手技である。人工呼吸器自動ウィーニングの現状と問題点をAIの活用も念頭に小野寺睦雄先生に概説いただいた。
不整脈管理デバイスの発達により電送システムを応用した不整脈管理システムが構築されている。近年の ICDの自動制御と遠隔モニタについて荻ノ沢泰司先生に概説いただいた。
働き方改革施行により病院においてもさまざまな作業においてワークシェア,タイムシェアの考え方が必要になってきている。実際に自律搬送ロボットを導入された施設から有用性,安全性,問題点などを藤井祐先生に概説いただいた。
ご多忙の中ご執筆いただいた先生方に心から感謝申し上げると共に,本企画が自動制御における一里塚となることを期待している。
西 信一
目次
特集:ICUにおける自動制御システムの現況と未来
特集にあたって
西 信一
輸液ポンプの自動制御システム
讃岐美智義
麻酔の自動制御システム
重見 研司・長田 理・松木 悠佳・荻野 芳弘
鎮痛の自動制御システム
水枝谷一仁・穂積 淳・井上 玲央・住谷 瑞穂・住谷 昌彦
血糖の自動制御システム
宗景 匡哉・臼井 隆・花﨑 和弘
人工呼吸器ウィーニングの自動制御システム
小野寺睦雄
ICDの自動制御と遠隔モニタ
荻ノ沢泰司
搬送業務の自動制御システム─夜間搬送ロボット─
藤井 祐・西脇 公俊
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書籍情報
- ISBN:9784865173659
- ページ数:54頁
- 書籍発行日:2020年3月
- 電子版発売日:2022年9月16日
- 判:A4判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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