救急・集中治療(36巻3号)救急・集中治療が必要な消化器病態Q&A

  • ページ数 : 192頁
  • 書籍発行日 : 2024年9月
  • 電子版発売日 : 2024年9月17日
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内容

クリティカルケアの総合誌、隔月刊にリニューアル後第3号!

今号の特集では、救急・集中治療領域の「消化器病態」に長年携わっている各領域のエキスパートが、基礎から応用まで、コアとなる知識をQ&A形式で幅広く解説。
集中治療医・救急医のみならず、関連するスタッフにとっても必携の一冊です。

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序文

救急・集中治療が必要な消化器病態Q&A


昔から「The Gut is a Motor of Organ System Dysfunction」と言われるように,消化管は,bacterialtranslocationなどによって,臓器機能障害/ 不全の元凶となり,また,早期経腸栄養の重要性も認知されている.しかしながら,腸管麻痺や下痢で経腸栄養がなかなか進まない症例もある.

さらに,現在でも上腸間膜動脈/ 静脈閉塞症は予後不良であり,重篤な患者では,非閉塞性腸管虚血(NOMI),虚血性腸炎などの腸管虚血を呈したり,無石胆囊炎を生じ,致命的となることも少なくない.

一方,急性肝不全,急性膵炎,急性胆管炎など,肝胆膵領域の病態でも重症化し,致命的となることがあるものの,適切なタイミングにおける適切な対処によって生死を分けることもある.

今回は,専門家の方々に,それぞれの病態での対処方法について,集中治療を専門としない方にも理解いただけるように,Q&A形式でお答えいただいた.エビデンスに沿って記述いただき,エキスパートオピニオンの場合には,その旨を記載いただいた.さらに,各病態での今後解決すべき課題も明らかにしていただき,ICU専門医にも有用な情報を提供できるようお願いした.これらの課題解決に向けてのご尽力もお願いしたいと考えている.

現在はstandardと考えられている診断法や治療法が,後日,実は真逆であることが明らかになるかもしれない.目の前の患者をよく観察し,病態を考え,新たな課題を見出し,解決していくことこそ,新たなブレイクスルーとなりうる.そのような視点で日々,臨床に臨んでもらいたいと考えている.


特集編集 真弓俊彦
地域医療機能推進機構 中京病院 ICU診療部

目次

特 集: 救急・集中治療が必要な 消化器病態Q&A

I.消化管

上部消化管穿孔

下部消化管穿孔

胃食道静脈瘤破裂

上部消化管出血

下部消化管出血

非閉塞性腸管虚血(NOMI)

腸間膜動静脈閉塞症

虚血性腸炎

腸閉塞

イレウス

便 秘

下 痢

経腸栄養が進まない

Abdominal compartment syndrome(ACS)

II.肝胆膵

急性肝不全

肝細胞癌破裂

肝膿瘍

急性胆管炎

急性胆囊炎

急性膵炎

連 載

徹底ガイド 医療機器・デバイス

第3回 呼吸器・モニタリングUpdate

知っておきたい! 臓器提供・ドナー管理・臓器移植

第3回 Donor detection,適応判断・禁忌,法的脳死判定について

救急・集中治療とサイトカイン

第3回 Interleukin-6

医学研究の方法

第3回 臨床疫学研究とは

施設紹介

藤田医科大学病院 集中治療部

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書籍情報

  • ISBN:9784883785834
  • ページ数:192頁
  • 書籍発行日:2024年9月
  • 電子版発売日:2024年9月17日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:2

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