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- プライマリ・ケアのための小児診療ハンドブック
商品情報
内容
これからの未来に向けて、小児科医が小児プライマリ・ケアに適切な対応ができる知識と、それに必要な新しい視点を示唆する。小児内科に限定せず、骨折など外傷に対する対応や眼科疾患、耳鼻咽喉科疾患、歯科口腔外科、さらに今まで他書であまり触れられていない薬物中毒やエナジードリンクによる健康被害、小児虐待、家族ケア、ヤングケアラーの問題など、内容は多岐に及んでいる。これらは今後、小児科医にとって必須の情報になるはずである。 本書はプライマリ・ケアで小児を診るすべての医師に必読の書である。
序文
序文
筆者は卒後2年の研修を終える頃から,職務上の必要性から内科や総合診療科の業務に従事するようになった小児科医である.したがって,本書には内科的視点もたぶんに含まれており,少なくとも純粋な小児科の本ではないと思われる.
筆者が,これまでのさまざまな経験を通して,研修医や若い小児科医あるいは総合診療科医が戸惑いやすい小児プライマリ・ケアのツボと呼べるような部分を簡単なメモとしてまとめておこうと考えて作成したものが本書である.したがって,新生児に対するNICU関連の内容については基本的なポイントを押さえるにとどめている.レアな疾患の詳述は避けた.しかし,それでもなお予想外の長文になってしまった感がある.ただし,麻疹や水痘などの他の本で詳しい疾患についてはあまり詳しくは触れていないなど,不完全な部分も少なくない.
これからの未来に向けて小児プライマリ・ケアにとって必要な新しい視点としていくつかの点に留意した.つまり,小児虐待やその要因になり得る産後うつなどの母親たちが抱える問題や家族ケアの視点,父親の問題にも触れ,さらにはヤングケアラーについても記載した.また,全体を通して思春期の医療的対応に必要な内容を各所に記載している.
正直なところ,執筆を計画してから完成までに数年という予想をはるかに超える長い歳月を要したが,それだけになおさら,本書が少しでも多くの読者に何らかの有益性を提供できることを筆者として心から願うものである.
なお,内科など成人診療科と小児診療の橋渡しとなり得る部分も記載している.これらは,筆者が平素は総合診療内科および老年内科の医師として勤務しながら,いくつかの自治体の夜間・休日急患センターなどで小児科医として勤務させていただいている経験による事柄も少なくないことを付け加えておきたい.
したがって,骨折など外傷に対する対応や眼科疾患,耳鼻咽喉科疾患,歯科口腔外科,あるいは薬物中毒やエナジードリンクによる健康被害など,内容は多岐に及ぶこととなった.
2024年5月吉日
橋本 浩
目次
第Ⅰ章 基本編
第Ⅱ章 小児内科疾患編
第Ⅲ章 小児神経疾患編
第Ⅲ章 小児神経疾患編
第Ⅴ章 小児の心肺蘇生編
第Ⅵ章 子どもの外科救急編
第Ⅶ章 子どもの各科疾患編
第Ⅷ章 思春期医療編
第Ⅸ章 その他の医療編
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書籍情報
- ISBN:9784911108390
- ページ数:380頁
- 書籍発行日:2024年5月
- 電子版発売日:2024年5月30日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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