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別冊「医学のあゆみ」ライソゾーム病のすべて

  • ISBN : 9784006028495
  • ページ数 : 152頁
  • 書籍発行日 : 2019年1月
  • 電子版発売日 : 2019年4月3日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥4,840 (税込)
ポイント : 88 pt (2%)

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商品情報

約20,000の遺伝子病のうちもっとも病因解析,治療が進歩しているライソゾーム病の最新知見がこの一冊に!

●これまで治療が不可能といわれてきたライソゾーム病を含む遺伝疾患の治療法の開発が、この30年間で急速に進んでおり、最近では遺伝子治療の成功例が多数報告されるようになった.
●このようなライソゾーム病の治療の進歩によって、その他の希少疾患の治療法開発にも拍車がかけられ、さまざまな疾患での治療法開発が進んでいる.
●本特集では、ライソゾーム病の病態解析・診断・治療の最新の知見を、第一線で活躍されている先生方に概説いただく.

医学のあゆみ 別冊・臨時増刊号はこちら

■ 序文

はじめに

このたび,ライソゾーム病の特集が組まれ,著者が企画者として編集を依頼された.ライソゾーム病はご承知のように希少疾患であり,約20,000の遺伝子病のうちもっとも病因解析,治療が進歩している疾患である.

約30年前にアメリカNIHのBrady博士が胎盤からβ-グルコシダーゼの酵素を精製し,ゴーシェ(Gaucher)病で酵素補充療法を開発して以来,遺伝子工学手法でファブリー(Fabry)病,ムコ多糖症,ポンぺ(Pompe)病などの酵素製剤が開発されてきた.これまで治療が不可能といわれてきたライソゾーム病を含む遺伝疾患の治療法の開発がこの30年間で急速に進み,骨髄幹細胞移植,基質合成抑制療法,シャペロン治療などがあらたに開発されている,さらに最近では,異染性白質ジストロフィー症(MLD)をはじめ各種ムコ多糖症,脳白質副腎ジストロフィー症(ALD)など,遺伝子治療の成功例が多数報告されるようになった.

このようなライソゾーム病の治療の進歩によって,その他の希少疾患の治療法開発にも拍車がかけられ,さまざまな疾患での治療法開発が進んでいる.また,マイクロRNAなどの核酸治療薬を含む新規治療薬も将来の新しい治療法として開発中である.

ライソゾーム病の患者の多くが中枢障害を合併することから,最近ではこれら中枢神経障害を合併する疾患への酵素・遺伝子髄注治療,静脈注射による脳血液関門通過型酵素・遺伝子治療法開発もたいへん注目されており,臨床治験も開始されている.

また,早期診断・治療のための患者診断法の開発,治療に伴う効果判定のバイオマーカーの測定,酵素補充療法に伴う抗体出現に対する治療,ハイリスクスクリーニング,新生児マススクリーニングなども今後の重要課題である.このような診断・治療の進歩に伴い,遺伝カウンセリングなどもあらたな領域となってきた.

ライソゾーム病の病態解析・診断・治療の広がりは毎年膨大な論文数として発表されており,本特集はまさに時宜を得た企画といえよう.現在わが国のこの分野の診療・研究の第一線で活躍されている先生方に詳細を解説していただき,ライソゾーム病の日常診療に役立てていただければ,企画者としては望外の喜びである.


衞藤義勝
脳神経疾患研究所先端医療研究センター,東京慈恵会医科大学名誉教授

■ 目次

はじめに

ライソゾーム病の基礎

1.ライソゾーム病の歴史

ライソゾームの概念

ライソゾーム病の病因

ライソゾーム病治療法開発の歴史

2.ライソゾームの構造と機能

ライソゾームの構造

ライソゾームの機能

ライソゾーム蛋白の運搬

基質の運搬

3.ライソゾームでの脂質,複合糖質,蛋白質代謝とその異常症

スフィンゴ脂質代謝とその異常症

ムコ多糖代謝とその異常症

糖蛋白質とその代謝異常症

ライソゾーム膜蛋白とその異常症

ライソゾーム病の臨床

4.ライソゾーム病の遺伝

遺伝病の診断

遺伝形式,男女差と人種差,de novo変異

遺伝子変異の種類と残存酵素活性

遺伝子変異と臨床病型や薬剤感受性の相関

遺伝子多型,機能的多型

遺伝の倫理と遺伝カウンセリング

5.ライソゾーム病の基礎と臨床

ライソゾームとライソゾーム病

ライソゾーム病の分類

ライソゾーム病の病因

ライソゾーム病のおもな症状と鑑別診断

ライソゾーム病の診断概要

6.ライソゾーム病の画像診断

単純X線

コンピュータ断層撮影法(CT)

核磁気共鳴画像法(MRI)

ライソゾーム病の診断

7.ライソゾーム病の診断:生化学的診断,形態学的診断,遺伝子診断

ライソゾーム病の診断

一般臨床検査診断

生化学的診断

遺伝子診断

ライソゾーム病の疾患別の診断

8.新生児スクリーニング・ハイリスクスクリーニング

ライソゾーム病のスクリーニング技術

新生児におけるスクリーニング

ハイリスクスクリーニング

ライソゾーム病の最新治療の現状と展望

9.治療の概説ならびに対症療法

薬物療法など

呼吸管理

栄養管理

在宅治療

患者会

10.ライソゾーム病に対する造血幹細胞移植―ムコ多糖症に対する移植成績の現状と有効性の評価

HSCTとは

GVHD予防などの支持療法

ライソゾーム病に対するHSCTの歴史

ムコ多糖症に対するHSCTの現状

11.酵素補充療法の現状と展望

酵素補充療法とは

酵素補充療法の対象疾患

酵素補充療法の効果と限界

抗体産生時の免疫療法

酵素補充療法による中枢神経療法の試み

12.低分子治療薬―基質合成抑制療法,シャペロン療法

基質合成抑制療法の原理と開発

基質合成抑制療法の臨床応用

シャペロン療法の原理と開発

シャペロン療法の臨床応用

13.ライソゾーム病の遺伝子治療

ライソゾーム病の治療

異染性脳白質変性症

ムコ多糖症の遺伝子治療

各論

14.ゴーシェ病

病因,疫学

病態

臨床症状

Genotype-phenotype correlation(遺伝子型-表現型相関)

治療,治療目標とその手順,および症状・検査所見からみた効果判定指標

日常管理上,重要な合併症の病態生理とその診断・治療・予防

今後の課題

15.ファブリー病

ファブリー病の概念と疫学

ファブリー病の症状と臨床病型

ファブリー病の診断のためのkey sign

ファブリー病の診断法

ファブリー病の治療

16.ニーマンピック病(ASMDとNPC):病態,診断,治療の進歩

ASMDの病態,診断,治療

NPCの病態,診断,治療

17.ガングリオシドーシス(ガングリオシド蓄積症)

病因,病態

GM1-gangliosidosis(monosialotetrahexosylganglioside)

GM2 gangliosidosis(GM2 ガングリオシドーシス)

18.ライソゾーム酸性リパーゼ欠損症―Wolman病,CESD

LAL-Dの疾患概要

病態生理

臨床症状

診断

治療

19.白質ジストロフィーを呈するライソゾーム病―MLDとGLD

MLD

GLD(Krabbe病)

20.ムコ多糖症―早期発見のために知っておきたいこと

疾患概念

病因

疫学

臨床症状

診断

治療

21.神経セロイドリポフスチン症(NCL)

病因・病態

疫学

臨床症状

診断・鑑別診断

治療・予後

22.ポンペ病の新しい知見福田冬季子

酵素補充療法の効果

酵素補充療法導入後のポンペ病の臨床像

わが国のポンペ病診療

ポンペ病の新規治療法の開発

ポンペ病への実験的介入

まとめ

23.糖蛋白質代謝異常症

糖蛋白質代謝異常症とは

マンノシドーシス,フコシドーシス,シアリドーシス

I-cell病(ムコリピドーシスII型,III型)

ライソゾーム酵素の細胞内輸送

I-cell病の病態


サイドメモ

ナンセンス変異とミスセンス変異

残存酵素活性

骨髄破壊的前処置(MAC)と骨髄非破壊的前処置(NMAC)あるいは強度減弱型前処置(RIC)

薬理学シャペロンと分子シャペロン

遺伝子編集

三毛猫はなぜメスなのか―X染色体のランダムな不活性化

ガングリオシド

ライソゾーム病とバイオマーカー

日本ムコ多糖症患者家族の会

CLN2 における特徴的な脳波所見

ポンペ病の基質合成抑制療法:preclinical study

ムコリピドーシスII型とIII型の分類

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