- m3.com 電子書籍
- 雑誌
- 臨床医学:外科系
- ICUとCCU
- ICUとCCU 2024年7月号(Vol.48 No.7)【特集】ヘモグロビンをめぐる最近の話題
商品情報
内容
今,なぜ,ヘモグロビンなのか?/血流による酸素運搬/ヘモグロビンのヘム鉄からのガス分子のタンパク質内拡散を観る ほか
序文
特集にあたって
血液中の酸素(O2)の量は,ヘモグロビン(Hb)と結合した酸素(O2Hb)と血液中に溶存している酸素(PO2)の合計であり,血流により末梢へ運搬される。微小循環(microcirculation)の領域で,組織・細胞へ供給される酸素の源は溶存酸素(PO2)である。O2HbとPO2の関係は酸素解離曲線によって規定される。組織や細胞へ酸素が供給されるためには血中や組織・細胞の酸素分圧が重要であることにあらためて気づいた。またHbとO2との結合・解離に興味をもった。実は,HbとO2の結合・解離の詳細な機序は未解明で,近年,解明の端緒についたことを知った。
そこで,本特集では次の事項について最先端を行く専門家に解説していただき,理解を深めることを企図した。
・O2HbとPO2が血流によって末梢へ運搬される機序。
・組織や細胞へO2が供給されるときの酸素分圧の重要性。
・HbとO2との関係を示す酸素解離曲線がS字状を示す理由と機序。
・酸素解離曲線の右方・左方移動の要因と機序。
・Hbとガス分子(O2やCO)との結合・解離の研究の進展状況。O2と同様の動きをするガス分子であるCOによる研究。
・Hbに関する最近の話題の1つである人工赤血球(HbV)について。
・ミトコンドリアの酸素の利用障害について。
平 泰彦
目次
特集:ヘモグロビンをめぐる最近の話題
特集にあたって
平 泰彦
今,なぜ,ヘモグロビンなのか?
平 泰彦
血流による酸素運搬
細川 康二
ヘモグロビンのヘム鉄からのガス分子のタンパク質内拡散を観る
佐藤 文菜・柴山 修哉
胎児ヘモグロビン:低酸素維持システムとしての胎児循環における役割
橋本 謙・臼居 優・花島 章・毛利 聡
備蓄・緊急投与が可能な人工赤血球の実用化に向けた研究開発
酒井 宏水・鶴田 啓亮
HbVの実験系での結果,臨床応用に向けての現状
萩沢 康介・木下 学
ミトコンドリアの酸素利用と機能障害
篠崎広一郎
症例
Electrical Stormに対して冠静脈洞カテーテルを用いてオーバードライブペーシングを行った1例
三輪 弥生・岩永 航・那須 道高・仲村健太郎
スパイラル気管チューブのカフが上縦隔で膨らんだ状態で管理した甲状腺悪性リンパ腫の1例
吉岡 俊樹・石田 和慶・小林 寛基・藤井 涼馬
藤永 潤・藤村 香里
便利機能
- 対応
- 一部対応
- 未対応
-
全文・
串刺検索 -
目次・
索引リンク - PCブラウザ閲覧
- メモ・付箋
-
PubMed
リンク - 動画再生
- 音声再生
- 今日の治療薬リンク
- イヤーノートリンク
-
南山堂医学
大辞典
リンク
- 対応
- 一部対応
- 未対応
対応機種
-
iOS 10.0 以降
外部メモリ:7.9MB以上(インストール時:17.7MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:31.4MB以上
-
AndroidOS 5.0 以降
外部メモリ:7.9MB以上(インストール時:17.7MB以上)
ダウンロード時に必要なメモリ:31.4MB以上
- コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
- コンテンツの使用にあたり、m3.com電子書籍アプリが必要です。 導入方法の詳細はこちら
- Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
- Androidロゴは Google LLC の商標です。
書籍情報
- ISBN:9784019004807
- ページ数:62頁
- 書籍発行日:2024年7月
- 電子版発売日:2024年7月17日
- 判:A4判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
お客様の声
まだ投稿されていません
特記事項
※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。
※コンテンツの使用にあたり、m3.com 電子書籍が必要です。
※eBook版は、書籍の体裁そのままで表示しますので、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。