臨床画像 2019年4月号 COPD(慢性閉塞性肺疾患)の画像診断

  • ページ数 : 108頁
  • 書籍発行日 : 2019年3月
  • 電子版発売日 : 2019年9月13日
¥2,750(税込)
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内容

画像医学,画像診断に携わる放射線科医や一般臨床医を対象に,画像診断の重要かつ最新のテーマ,話題のトピックスを取り上げて解説する総合画像医学雑誌。【特集】COPD(慢性閉塞性肺疾患)の画像診断

■特集:COPD(慢性閉塞性肺疾患)の画像診断
序説
COPDの画像解析のための臨床的知識
CTによるCOPDの画像診断と定量解析(肺気腫,気道性病変)
CTによるCOPDの画像診断と定量解析(肺血管病変,肺高血圧)
ほか

序文

序説

慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease;COPD)は,その高い有病率を背景に画像診断医が日常診療にて比較的よく遭遇する疾患である。そのため,その臨床像,および基本的な画像所見については熟知しておく必要がある。またCOPDは各種の画像定量解析が盛んであり,呼吸機能と関連した非常に興味深い研究が多数報告されている。これらの定量解析から得られた知見を通常の画像診断に還元することによって,COPDの画像診断をより深くすることができる。

このような状況を鑑み,本特集では最初に画像診断医が知っておくべき臨床的事柄を川田奈緒子先生に,非常に明晰に,かつ画像診断医にもわかりやすく解説いただいた。次いで,CTによるCOPDの画像所見と,最新の画像定量解析について,肺気腫および気道性病変に関しては神山久信先生に,そして肺血管病変,肺高血圧については松下彰一郎先生に解説いただいた。COPDは生理学的に動的な疾患であり,この生理的な動態を評価できるMRIおよび核医学の有用性,そして最新の定量解析について,それぞれ大野良治先生ら,本田憲業先生に紹介,解説いただいた。さらに,最新の画像解析法の1つである4D-CTを用いた呼吸dynamic CTによるCOPDの病態解析について山城恒雄先生に解説いただいた。最後にCOPD関連疾患として気腫合併肺線維症(combinedpulmonary fibrosis and emphysema;CPFE),および喘息とCOPDのオーバーラップ(asthma and COPD overlap;ACO)の画像所見と定量解析について永谷幸裕先生らに解説いただいた。

本特集が読者諸氏の日常診療に役立ち,また肺疾患の画像定量解析など臨床研究への入り口となることを確信している。ご多忙のなかご執筆いただきました諸先生に感謝いたします。


松岡 伸

目次

特集:COPD(慢性閉塞性肺疾患)の画像診断企画

序説

COPDの画像解析のための臨床的知識

CTによるCOPDの画像診断と定量解析(肺気腫,気道性病変)

CTによるCOPDの画像診断と定量解析(肺血管病変,肺高血圧)

MRIによるCOPDの定量解析

核医学によるCOPDの画像解析−核医学および非放射性キセノン吸入CTによるCOPDの診断−

胸部4D-CT「呼吸dynamic CT」によるCOPDの病態解析

COPD関連疾患の画像診断−CPFEおよびACOの疾患概念,画像所見および画像定量解析−

Current Topics

・ロボット下IVRの現状と将来展望企画

序説

1.CTガイド下IVR用針穿刺ロボットの現状と将来展望

2.経皮的冠動脈インターベンション(PCI)支援ロボットの現状と将来展望

3.薬事承認申請から考える医療用ロボット開発

連載

・となりの読影室[第4回]

京都府立医科大学

・頭蓋内病変の画像所見スペクトラム[第6回]

ヘルペス脳炎MIMIC

・特集アドバンストコース[Vol.34,12月号特集]

肺癌:診断と治療の実際 2018

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書籍情報

  • ISBN:9784008003904
  • ページ数:108頁
  • 書籍発行日:2019年3月
  • 電子版発売日:2019年9月13日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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