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- 園部俊晴の臨床 徒手療法ガイドブック 腰部・殿部・股関節・大腿 編
商品情報
内容
「滑走」と「伸張」をキーワードに、 腰部・殿部・股関節・大腿の機能障害に 効果的にアプローチする、 独自のメソッドを公開。
多くの一流アスリートや著名人を相手に結果を出している徒手治療の技術を、 豊富な写真とわかりやすい解説で完全網羅。
---ポイント--- 慢性痛を引き起こす原因となる「滑走性」と「伸張性」の重要性について解説。
痛みの評価と治療に役立つ「第3水準の評価」について詳しく解説。
腰部、殿部、股関節、大腿の各部位に対する具体的な徒手療法テクニックを、豊富な写真とわかりやすい解説で紹介。
多裂筋、腸肋筋、梨状筋、大腿筋膜張筋など、主要な筋肉へのアプローチ方法を網羅。
坐骨神経、大腿神経など、神経に対するアプローチ方法も解説。
序文
序文
運動器疾患の臨床において、患者の訴えの大半は“痛み”です。
つまり、患者の要望の多くは“痛みの改善”です。
では…、
あなたは、プロのセラピストとして、目の前の患者の“痛み”をその場で明確に変えることができますか?
そう聞かれて、「はい!」と答えることができるでしょうか。
「はい!」と答えることに躊躇するようであれば、あなたはプロフェッショナルとは言えません。だって、そんなセラピストに、あなたの家族を診てもらいたいと思いますか。そうではないはずです。
プロのセラピストとして、あなたが患者を診る以上、“痛み”をその場で確実に変える技術を身に付けていなければなりません。
どんなに勉強していても、どんなにエビデンスを知っていても、どんなにたくさんのセミナーを受けていても…、
そして、どんなに理論武装しても、目の前の患者の症状を変えることができなければ、あなたはプロのセラピストと言えません。
お決まりのように、可動域を計測して、筋力を測って、アラインメントを診て…、
こんなことが抜け目なくできていても、目の前の患者の症状を変えることができなければあなたはプロのセラピストと言えません。
現時点で、もしあなたが自分の技術に自信を持てないなら、この本に記載されているテクニックを習得し、そして、臨床の実践で繰り返し試してみてください。
“痛み”はもちろん、その他にも“可動性・柔軟性の低下”、“運動機能の低下”などの症状をこれまで以上に変えられる体験が必ずできるはずです。
エビデンスのないことも多く書いてあります。
今まで習ってきたことと、異なることも書いてあると思います。
でも…、あなたが必要なのは、成功体験です。
臨床の実践で、この本に書かれている多くのテクニックを実践し、そして目の前の患者が笑顔で帰る成功体験を繰り返すことが、あなたには必要なのです。
そうすれば、さらにその先に、学びたいことがたくさん出てくるはずです。
あなたには、この流れが必要なのだと私は考えています。
この本質を理解できれば、あなたは、最高のセラピストになれます!
この書籍では、
第Ⅰ部で、痛みが生じる理由と、「滑走性および伸張性改善のテクニック」の重要性について解説します。
その上で、
第Ⅱ部では、実際のテクニックを具体的に紹介していきたいと思います。
運動器医療に関わる全てのセラピストにとって必ず役立つ内容になっています。
最後まで楽しみながら読み進めていただけるととても嬉しく思います。
2024年11月4日
コンディション・ラボ所長
園部 俊晴
目次
第 Ⅰ 部 基本が分かれば誰でもできる!
第1章 滑走性と伸張性のテクニックを手に入れる重要性
1 慢性痛はどうして起こるのか?
2 慢性痛を考える際の留意点
3 慢性痛には常に滑走性と伸張性の改善が鍵を握っている
4 痛みを生じさせる組織とは
第2章 最高のセラピストになるための絶対条件「第3水準の評価」とは
1 よく見受ける事例
2 運動器疾患の治療に必要な流れ
3 第3水準の評価
4 第3水準の評価までのプロセスを実践するために
第 Ⅱ 部 滑走性・伸張性改善テクニックの実際
第1章 腰部への滑走性・伸張性改善テクニック
1 多裂筋
2 腸肋筋
3 腰方形筋
4 椎間関節
5 仙腸関節
6 上殿皮神経
第2章 殿部への滑走性・伸張性改善テクニック
1 坐骨神経
2 上殿神経
3 後大腿皮神経
4 大殿筋
5 梨状筋
6 寛骨三筋
7 大腿方形筋
8 中殿筋
9 小殿筋
10 転子部滑液包
第3章 股関節・大腿への滑走性・伸張性改善テクニック
1 腸腰筋
2 大腿神経
3 大腿筋膜張筋
4 縫工筋
5 大腿直筋
6 大腿直筋反回頭
7 長内転筋
8 薄筋
9 内側広筋・外側広筋
10 伏在神経
11 坐骨神経(膝窩部)
12 内・外側ハムストリングス
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書籍情報
- ISBN:9784904862728
- ページ数:311頁
- 書籍発行日:2024年12月
- 電子版発売日:2025年3月18日
- 判:B5変型
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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