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- 胸壁症候群を「自信をもって」診療できる身体診察とエビデンス
商品情報
内容
◎カラー図表でエビデンスが「見える」
◎コンパクトな知識で、臨床の悩みを解決
◎「胸壁症候群」は著者のレクチャーの定番テーマ
★本書は、シーニュ既刊本
『高齢者診療で身体診察を強力な武器にするためのエビデンス』
『非器質性・心因性疾患を身体診察で診察するためのエビデンス』
(いずれも上田剛士 編著)に続くシリーズ最新刊となります。
序文
序文
筆者の研修医時代を振り返ると、生じた疑問をぶつける相手がなかなか見つからず、困ったことがたびたびありました。専門科に相談できる分野の疑問であれば、まだよかったのです。例えば、大動脈解離患者の血圧管理については、心臓血管外科や循環器科に聞けば教えてもらえました。また、専門科がある分野では書籍が多く、ガイドラインも整備されており、自己学習が容易でした。問題は、該当する専門科が存在しない分野でした。コンサルトすることが難しく、書籍も少ないからです。
その一方で、研修医は専門科があるかどうかに関係なく、救急外来などであらゆる患者に対応しなければならない立場にあります。そこで彼らは、遭遇頻度が高いにもかかわらず専門家が足りていない分野、あるいは自己学習が困難な分野について敏感になっています。このようなアンメット・ニーズにおける学びに資するため、高齢者※1と心因性疾患※2については既にシーニュ社より書籍を発刊させていただきました。
今回はそれに引き続き、3つ目のアンメット・ニーズに対する書籍です。
いずれもベッドサイドで役立つことを念頭に置き、身体診察を重視しています。
実は、胸壁症候群に関しては10年以上前から筆者の定番レクチャーになっています。それほど若手医師からのニーズがあったのです。ただし、内容はさほど多いわけではありません。逆に言えば、少ない知識でも今までの悩みが解決できる内容であったと評価いただいたことが、このたびの書籍化につながったのだと思います。そうしたわけで、本書ではコンパクトさにもこだわっています。研修医のみならず総合診療医、一般内科医、救急医をはじめとする多くの医師にとって今日からの診療に役立つ、そんな書籍となっていれば、筆者としては望外の喜びです。
なお、厳密には胸腹壁症候群に含まれない脊椎疾患なども、胸腹部痛を引き起こす筋骨格系疾患を理解するために欠くことができないものとして、本書では取り扱っていることをお断りしておきます。
2025年3月
上田剛士
※1 上田剛士編著『高齢者診療で身体診察を強力な武器にするためのエビデンス 第2版』(2020年,シーニュ)
※2 上田剛士編著『非器質性・心因性疾患を身体診察で診断するためのエビデンス』(2015年,シーニュ)
目次
1 総論
2 胸鎖関節の痛み
3 胸骨・剣状突起の痛み
4 肋骨・肋軟骨の痛み
5 肋間神経痛
6 頸椎病変による胸背部痛
7 胸腹壁の筋肉痛
8 皮神経絞扼
9 皮下結節・腫瘤
10 最後に
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書籍情報
- ISBN:9784910440095
- ページ数:94頁
- 書籍発行日:2025年6月
- 電子版発売日:2025年6月26日
- 判:A5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:2
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