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こうすればうまくいく!精神科臨床はじめの一歩

  • ページ数 : 364頁
  • 書籍発行日 : 2014年5月
  • 電子版発売日 : 2015年1月23日
¥5,060(税込)
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商品情報

内容

これから実臨床へ向かう研修医に送る、少し古くて、ちょっと新らしい教科書的超実用書!

精神医学の基礎からはじまり、薬剤を作用機序の面から分類しなおして合理的な治療手順を示すとともに、特に最近注目されている慢性炎症と精神疾患との関係にも言及。
著者独自の視点と考え方を「若手目線」で解説した一冊。

序文

はじめに〜若手から若手へ〜

この本は,精神科1〜2年次や精神科にものすごく興味のある研修医と他科の先生方に読んでもらおうと思ってつくりました.自分も若手まっただ中でして,そんな輩が書くメリットとしては,名実ともに若手目線である,ということでしょうか.

内容は2つのセクションに分かれており,1つ目は"支持"という当たり前のことをしっかり見つめなおそうというコンセプト.精神療法には様々な治療法がありますが,その根底には"支持"が必要でしょう.それなくしては治療にならず,患者さんにとって侵襲的になってしまうかもしれません.2つ目は代表的な精神疾患の想定されている生物学的な原因や無難な薬剤選択など.最近注目されている精神疾患の"慢性炎症"についても触れました.統合失調症や各種増強療法などは精神科ではない先生にとって守備範囲外のことも多いと思うので,興味のあるところだけつまみ読みしていただければ.

薬剤については数多のテキストが既にあります.そのうえで新たに読んでもらうことを考えて,それぞれの薬剤の臨床における個性をできるだけクローズアップさせてみました.若手の日常診療の何かしらのヒントになってくれることを期待します.

ここで注意を.この本ではエビデンスの乏しい薬剤やサプリメントについても記載していますが,これはあくまで自分の判断で書いており,決して研修を積んだ病院が推奨しているわけではありません(研修した病院は科学的根拠を大事にしています).よろしくお願いします.また,お決まりですが薬剤の使用は自己責任で.

最後に,前著に引き続き生ぬるく応援してくれた家族,出会ったすべての患者さん,医学のために尊い生命を犠牲にしてくれた実験動物のみなさん,名大精神科の先生方,刈谷病院の先生方,そして自分以上に出版に乗り気になっていた中外医学社の宮崎雅弘様に感謝感謝です.


2014年2月

宮内倫也

目次

第1部 精神科臨床の覚書

0.ここで登場する精神科の偉い人たち

1.今の精神科診断について

2."患者"になることって?

3."症状"を考えてみよう

4.器質力動論的視点を持ってみる

5.精神発達論をちょっと体験

コラムde漢方■身体という劇場に漢方を?

6.防衛機制って何なんだ?

7.人格構造という軸

コラムde漢方■よくわからんけど痛い

8.支持的精神療法のススメ

コラムde漢方■お尻の違和感

9.役割から見えてくるもの~"転移/逆転移"

10.ご家族とのお話

コラムde漢方■片頭痛じゃないけれど

11.お薬とプラセボ効果

12.まとめとして"あいだ"に着目

13.ACTをまなぶ

14.どうやって診断しよう

コラムde漢方■現代社会に?

第2部 精神科で使う薬剤のエビデンスと雑感

0.薬剤の"軸"という考え方

1.精神疾患と慢性炎症

コラムde漢方■心配しすぎだよ!

2.主な抗精神病薬

3.統合失調症

4.主な抗うつ薬

5.うつ病

コラムde漢方■高齢者のコロコロうんち

6.不安

7.強迫

コラムde漢方■とまらないしゃっくり

8.ベンゾジアゼピン系

9.気分安定薬としての抗てんかん薬そしてリチウム

10.躁うつ病(双極性障害)

コラムde漢方■肛門「何者だ!」下痢「オナラです」肛門「よし通れ!」

11.境界性パーソナリティ障害

12.小休止~いったんまとめ~

13.周産期と精神疾患

コラムde漢方■交通渋滞には

14.痛みと精神科

コラムde漢方■勉強しましょう

15.向精神薬と暴力

16.抗認知症薬

17.認知症

18.せん妄

19.自殺について


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書籍情報

  • ISBN:9784498129641
  • ページ数:364頁
  • 書籍発行日:2014年5月
  • 電子版発売日:2015年1月23日
  • 判:A5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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