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神経内科Clinical Questions & Pearls 脳血管障害

鈴木 則宏 (シリーズ監修) / 伊藤 義彰 (編集) / 中外医学社

  • ページ数 : 330頁
  • 書籍発行日 : 2016年9月
  • 電子版発売日 : 2017年4月28日
¥6,380(税込)
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商品情報

内容

Q&A形式でまとめられた神経内科のエキスパートをめざす医師のためのシリーズ!

項目ごとにわかりやすく実用性の高い解説で、神経内科専門医を目指す若き医師から総合的に内科を目指す医師、さらには脳卒中に取り組み始めた外科医の先生方にまで幅広く読めます。脳血管障害で実は最も重要な治療であるリハビリテーションについても収録。

神経内科Clinical Questions & Pearlsシリーズ

序文

序文

シリーズ「神経内科Clinical Questions & Pearls」の中で,脳血管障害の分野は特に救急医療に直結しており,症例ごとに迅速・適切な対応が求められることが多い領域です.したがって,「これは困ったな,どうしたらいいだろう」という疑問に要領よく回答がまとめられてある本シリーズの形式は,便利でまさにうってつけと思われます.本書はそうした問題に直面しやすい神経内科専門医を目指す若き医師から総合的に内科を目指す医師,さらには脳卒中に取り組み始めた外科医の先生方にまで幅広く読んでいただけるように,項目ごとにわかりやすく,しかも実用性の高い解説をご執筆いただきました.

構成としては,まず第1章においては脳血管障害の最新の疫学情報や社会的問題点をクローズアップし,続く第2章では脳血管障害の救急体制について取り上げました.医療の現場で何が問題になっているかを明らかにし,救急診療から検査まで,Time is Brain(一刻遅れるごとに相応する脳が失われていくこと)の観点からわかりやすくご解説いただきました.

第3〜5章は病型別の問答集となっており,本書の中核と言える部分です.超急性期の血栓溶解療法から機械的血栓除去術,さらには新たな抗血小板剤の併用療法,抗凝固療法,そして外科的手術治療に至るまで,臨床医が直面する「よくある疑問」やなかなか整理の付かない疑問に,第一線の現場で活躍する先生から「目からウロコ」の解説をいただきました.

そして第6章では,脳血管障害で実は最も重要な治療であるリハビリテーションと,急性期治療が終わった後の地域連携の疑問に解説をいただきました.

問答形式をとる本書が,脳血管障害診療における多くの問題の解決にお役に立てていただけると確信いたしております.

最後に,本書の企画を監修いただいた慶應義塾大学医学部神経内科 鈴木則宏教授に心より感謝させていただきます.


2016年7月吉日

大阪市立大学大学院医学研究科神経内科
伊藤 義彰

目次

I 脳血管障害の疫学,社会的負担,病型分類

1 脳血管障害の患者を支援する社会的仕組みは何が不足していますか?

2 脳血管障害の病型分類法にはどのような問題点がありますか?

II 脳血管障害の救急体制,急性期評価,緊急検査

1 脳卒中救急診療の地域ネットワークはどのように整備すればよいでしょうか?

2 急性期の神経学的所見やNIHSSはどうすれば要領よく診察できますか?

3 脳卒中急性期での頭部CTおよびCT血管撮影の有用性,問題点について教えてください

4 脳血管障害急性期において,どのような頭部MRIの撮像法が有用でしょうか?

5 脳卒中急性期に用いられる超音波検査にはどのようなものがありますか?

III 脳梗塞・一過性脳虚血発作

1 一過性脳虚血発作が疑われた場合どのように対処すればよいでしょうか?

2 血栓溶解療法ではどのようなことに気をつけたらよいでしょうか?

3 機械的血栓除去術はどのような症例に有効なのでしょうか?

4 アテローム血栓性脳梗塞の急性期治療はどのように行われますか?

5 ラクナ梗塞およびbranch atheromatous diseaseの急性期治療はどうしますか?

6 心原性脳塞栓症の急性期,慢性期はどのように治療すればよいでしょうか?

7 急性期の脳浮腫,脳圧上昇はどのように対処すればよいでしょうか?

8 脳保護薬にはどのような臨床的な効果がありますか?

9 境界領域梗塞の病態はどのように考えられているのですか?

10 頭蓋内・外の脳動脈解離はどのように診断・治療すればいいでしょうか?

11 奇異性脳塞栓症の診断はどのようにすればよいでしょうか?

12 脳静脈・静脈洞血栓症はどのように診断,治療すればよいでしょうか?

13 トルーソー症候群の発症機序と治療法を教えてください

14 もやもや病の治療はどう行いますか?

15 若年性脳梗塞の原因にはどのようなものがありますか?

16 直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)はワルファリンとどのように使い分けたらいいですか?

17 頸動脈内膜剝離術(CEA)とステント留置術(CAS)の適応症はどのように違いますか?

18 EC-ICバイパスはどのような症例に行われますか?

19 再発予防のための脳血管リスク因子の管理

case approach 脳梗塞・一過性脳虚血発作

IV 脳出血

1 高血圧性脳内出血の急性期に手術以外の治療はどのように行いますか?

2 脳出血の手術適応はどのような症例に考慮しますか?

3 抗血栓療法・血栓溶解療法に伴う脳出血にはどのように対処しますか?

4 脳アミロイドアンギオパチーの診断,治療はどのように行いますか?

case approach 脳出血

V くも膜下出血

1 脳動脈瘤の外科的治療の適応はどのように考えられていますか?

2 脳動脈瘤の血管内治療はどのような症例に適応がありますか?

3 遅発性脳血管攣縮の予防と治療はどのように行いますか?

4 未破裂脳動脈瘤の治療指針はどのように考えられていますか?

case approach くも膜下出血

VI リハビリテーション

1 脳血管障害のリハビリテーションはどのように進めればよいでしょうか?

2 脳卒中のクリティカルパス,地域連携パスはどのように利用すればいいでしょうか?


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書籍情報

  • ISBN:9784498228726
  • ページ数:330頁
  • 書籍発行日:2016年9月
  • 電子版発売日:2017年4月28日
  • 判:A5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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