看護のための最新医学講座 1.脳・神経系疾患 第2版

  • ページ数 : 696頁
  • 書籍発行日 : 2005年12月
  • 電子版発売日 : 2011年10月29日
¥12,892(税込)
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商品情報

内容

看護のための最新医学講座 1.脳・神経系疾患 第2版

看護師、医師、研修医、薬剤師などチーム医療に携わるスタッフのためのコアテキスト“看護のための最新医学講座(日野原重明監修)”の「第1巻 脳・神経系疾患」の電子書籍版です。
電子書籍版では、全文・串刺検索、目次・索引リンク、イヤーノートリンクなど電子書籍ならではの機能を搭載。あの重たいテキストがいつでも、どこでも、簡単に、そして立体的に参照できます。
※第6巻以降も順次発売します。少々お待ちください。

書籍の12大特色!
1.医学・医療のすべてが盛り込まれている
2.全体像を把握してからそれぞれの疾患を学べる
3.検査の内容を詳しく理解できる
4.診療の全領域をカバー、看護実践にすぐ役立つ
5.オールカラー+イラスト多用でわかりやすい
6.リアルな解剖図や構造図でポイントがつかめる
7.フローチャートによって各疾患の病因・病態がつかめる
8.豊富な索引で調べたい項目がみつけられる
9.クリニカルパスを書くための基礎資料となる
10.患者さんの「なぜ?」に答えられる
11.各専門分野を代表する一級の執筆者が解説している
12.EBMのコンセプトを取り入れた医学知識

詳細は立ち読みにて... こちらから

序文

序(第2版)

『看護のための最新医学講座第1巻脳・神経系疾患』の第2版をお届けする.2002 年に初版が刊行されて以来,本巻は大変な好評をもって迎えられ,看護学生からベテラン看護師に至るまで世代を超えて広く受け入れられてきている.このことは編者としても大変大きな喜びであるが,同時に最先端の臨床医学の情報が看護師をはじめとして,その他のチーム医療を支えるスタッフにとっていかに必要であるかを如実に示していると思われる.本巻が図・表を多く採用し,最新の情報をわかりやすく解説し,大変読みやすい体裁になっていることも大きな要因ではないかと考える.神経疾患の体系的知識やベッドサイドでの所見,患者への対応,および治療・リハビリ・介護を学習,習得し,神経疾患の看護を実践していくうえで本巻が大きな力になっていることを確信している.

最近の医学の進歩は目覚ましいものがあり,第2版では多くの改訂や新規の項目を追加した.

神経細胞の機能の理解として「神経細胞と伝達のメカニズム」の項が,治療の将来展望として「神経再生医療」,「遺伝子治療」の項が加わった.また遺伝子医療が単一遺伝子疾患を超えて薬剤感受性や疾患感受性の診断にまで及ぶ時代に入ってきており,遺伝カウンセリング,インフォームド・コンセントのあり方や倫理指針の考え方も看護師を含めたすべてのスタッフに共有されるべきものであり,これらの点にも第2版では触れられている.

一方,日本人の死因第3 位の脳卒中の治療については,昨年まとめられた『脳卒中治療ガイドライン2004』に基づいて関連項目の改訂を行った.特にわが国でその使用が開始されようとしている組織プラスミノゲンアクチベータ(t-PA)による超急性期治療についても言及した.また頭痛についても,2004 年に改訂された国際頭痛分類の紹介やトリプタン系薬剤の登場によって大きく変化した治療について解説を行った.

その他,AIDSの治療,睡眠時無呼吸症候群,訪問介護サービス,保険適用の考え方などについても最新の情報に基づく改訂が数多く行われた.なお,「痴呆」の表記について,現在は行政用語,一般用語,法律用語では「認知症」とされているが,今回の改訂では,医学用語として「痴呆」と表記した.読者のご理解を得られれば幸いである.

これらの改訂,追加により第2版はさらに時代の要求にこたえるものになったと考える.神経疾患の看護を実践して行くうえで本巻がさらに大きな力になるものと確信している.本巻がより多くの人々に受け入れられ,患者を中心とした医療,特に医師,看護師をはじめとするすべての医療スタッフによるチーム医療がさらに発展することを期待している.


2005年 11月

名古屋大学大学院医学系研究科神経内科
祖父 江元

目次

第1章 全体像を把握する

脳の構造と機能

神経細胞と伝達のメカニズム

おもな症状とその診かた

意識障害

構音障害,失語,失行,失認

知能障害

眼球運動,瞳孔,視覚障害

嚥下障害

運動麻痺,運動失調,平衡障害

不随意運動

感覚障害

頭蓋内圧亢進症状

髄膜刺激症状

自律神経障害

脳死と脳死判定

これからの治療法

神経再生医療

遺伝子治療

第2章 検査の目的と結果のよみ方

知能・心理検査

脳脊髄検査

画像検査

電気生理学的検査

生検組織検査

自律神経機能検査

遺伝子検査

第3章 どんな疾患があるのか

脳血管障害神経系の感染症

神経系の腫瘍

末梢神経障害

神経変性疾患

脱髄性疾患

筋脊髄・脊椎疾患

全身疾患に伴う神経疾患

自律神経疾患

てんかん,機能性疾患

代謝疾患

第4章 おもな神経疾患治療手技(外科手術を除く)

救急処置

アフェレシス治療(血漿交換,免疫吸着療法)

神経ブロック

ボツリヌス毒素療法

副腎皮質ステロイド療法

免疫グロブリン療法補充療法,ステレオタキシー

第5章 神経疾患のリハビリテーション

運動麻痺,運動失調

感覚障害

言語障害

排泄障害

嚥下障害

機能評価とリハビリテーションプラン

第6章 脳・神経系疾患の公的支援・介護

索引

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書籍情報

  • ISBN:9784521624812
  • ページ数:696頁
  • 書籍発行日:2005年12月
  • 電子版発売日:2011年10月29日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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