IVUSマニュアル (Hands‐on Book)

  • ISBN : 9784521674612
  • ページ数 : 344頁
  • 電子版発売日 : 2011年5月31日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥12,100 (税込)
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商品情報

血管内超音波法の基礎と特性から、そのセットアップの仕方や画像の読影、フォローアップ、冠動脈イメージングの新技術までを「IVUSのプロ」たちが詳しく解説した「IVUSマニュアル (Hands‐on Book)」の電子書籍版です。さらに収録動画は本文からのリンク再生が可能です。

■ 序文

血管内超音波(IVUS)の臨床応用は,1991年10月に我々が臨床に導入したことから始まった.当初使用されたIVUSカテーテルは20MHzであったが,第1例目の画像が非常に鮮明であったことが今でも記憶に残っている.当初,カテーテル治療はバルーン形成術(POBA)が主体で,IVUSの観察はPOBA後の病変を観察するために用いられていたが,観血的診断法であり手技が煩雑だと思われたゆえにIVUSの有用性に関しては残念ながら認知されなかった.

その後,カテーテル治療は new device の時代となり,方向性冠動脈粥腫切除術(DCA)やステント治療がPOBAに代わって多く用いられるようになったが,再狭窄に関してはDCAがPOBAより優れているという結果には至らなかった.一方,ステント留置後の亜急性血栓性閉塞(SAT)や強力な抗凝固療法と抗血小板療法による出血性合併症が問題となった.これらの問題点を解決するためには,IVUSの果たした役割は極めて大きいものであった.DCA施行時にIVUSを併用すると,プラークの存在する部位のみを選択的に切除することが可能になり,IVUSガイドDCAの再狭窄率は20%程度と容認できる程度にまで低下した.さらに,ステント留置後にSATが生じる大きな要因として,IVUS所見からステントの拡張不良や血管壁への密着不良が明らかになり,充分なステント拡張が不可欠となった.そして抗血小板薬を主体とした後療法の重要性が確立された.また,各deviceの拡張機序・再狭窄の機序も経過的なIVUS所見から解明され,本邦ではIVUSが保険償還されたことも相まって,IVUSの有用性が徐々に認識されるようになった.

今や,時代はdrug-eluting stent(DES)全盛であるが,DESにより再狭窄率は著明に低下した.病変をフルカバーするなど従来のbare metal stentと異なる留置方法が推奨されるようになったため,IVUSガイド下インターベンションをはじめる術者が多くなった.さらに,IVUSによる動脈硬化性プラークの量的診断や質的診断(tissue charac-terization)にも,新たな展開がみられ,スタチンの抗動脈硬化作用に関するメガトライアルではIVUS所見が重要視され,そして超音波の周波数解析の新たな方法が導入され,プラーク破綻の予知の可能性にも注目が集められている.

既に述べさせていただいたように,IVUSの有用性が認知されるようになったことは,1991年からIVUSを手放すことなくこよなく愛してきた我々にとって喜ばしいことである.

本書では,「IVUSのプロ」といわれる先生方に,執筆をお願いした.内容に富んだ原稿をお書きいただいた先生方と,本書の出版にあたりご尽力下さった中山書店の皆様方に,心より感謝の意を表したいと思います.


2006年 6月

本江 純子
斎藤 穎

■ 目次

1.IVUSの基礎と特性

超音波について

IVUSの歴史

IVUSカテーテルの種類と特性,IVUS装置について

2.IVUSのセットアップ・操作法

IVUS のセットアップの仕方

IVUS カテーテル操作時の注意点

コントラスト併用IVUS

3.IVUS画像の読影

IVUS画像に認められるアーチファクト

IVUS画像を読影するのに必要な冠動脈の解剖

リモデリングについての基礎知識

IVUSにおける計測と問題点

動脈硬化性病変の進展とIVUS所見について

IVUS画像と内視鏡所見との比較

冠動脈瘤の評価

4.IVUS-guided PCIについて

PCI適応病変の診断

治療手技の選択 カッティングバルーン

治療手技の選択 DCA

治療手技の選択 ロータブレーター

各デバイスにおける拡張のメカニズム

薬剤溶出性ステントにおける IVUS の有用性

治療途中におけるIVUSの有用性

慢性完全閉塞病変に対するPCIにIVUS情報を活かす

PCIのエンドポイント

PCI後における合併症の評価(解離,血腫,穿孔等)とその対応

IVUSの合併症

5.疾患や病態におけるIVUS像の特徴

急性冠症候群

IVUS による血栓の評価

急性冠症候群の非責任病変の観察について

IVUS でみた糖尿病合併症例の冠動脈病変の特徴と治療方針

透析症例における病変の特徴

川崎病

CABG後グラフトの経年変化とgraft diseaseの特徴

移植後冠動脈疾患(allograft disease)

6.IVUSによるフォローアップ

PCI後再狭窄のメカニズム

薬剤溶出性ステント留置後の IVUS 所見

LDL アフェレーシス後の効果判定

IVUS による冠動脈病変の安定と退縮について

7.冠動脈以外のIVUS

腎動脈狭窄治療における IVUS の意義

頸動脈

肺動脈

8.冠動脈イメージングの新技術

OCT(optical coherence tomography)

RF 解析 attenuation-slope

RF 解析 integrated backscatter

RF 解析 Virtual Histology

angle-dependent echo intensity variation 解析とwavelet 解析

IVUS elastography法

超音波顕微鏡と intravascular tissue velocity imaging

血管内サーモグラフィー

■ 特記事項

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