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HIV診療の「リアル」を伝授します REAL PEARL WORKSHOP

青木 眞 (協力) / 福武 勝幸 山元 泰之 (監修) / 天野 景裕 村松 崇 赤石 雄 (編集)

丸善出版

  • ISBN : 9784621300824
  • ページ数 : 272頁
  • 書籍発行日 : 2016年11月
  • 電子版発売日 : 2017年11月2日
  • 判 : A5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥4,950 (税込)
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商品情報

思考停止に陥らない!HIV診療のリアル・マネージメント

ART(坑HIV療法)の登場以降、もはやAIDSは不治の病ではなく感染者の生存率は劇的に改善、それに併せて高齢患者も増加傾向にあります。いつか外来で迎えるそんな日のために「備えあれば、憂いなし」の一冊です。

■ 序文

1981 年,米国の男性同性愛者の間にニューモシスチス肺炎(PCP)が多発したことから,新たな免疫不全症発生の不安は始まりました.翌1982 年には米国の血友病患者にもPCP の発生が報告され,私のような血友病関係者も大きな不安に陥れられたのでした.同年,米国CDC(疾病管理予防センター)は,この病態を後天性免疫不全症候群(AIDS)と命名しました.翌1983 年には原因ウイルスが発見され,1984 年にはウイルス(現在のヒト免疫不全ウイルス;HIV)の分離に成功しました.そして,1985 年にはELISA が開発され,感染者の診断が可能になりました.当時,感染は死を意味する病気であり,血友病患者の陽性率の高さの衝撃を忘れることはできません.一方,1987 年にはジドブジンが最初の治療薬として米国で承認されましたが,核酸系逆転写酵素阻害薬(NRTI)の単独治療は効果が乏しく,予後の改善は得られませんでした.1996 年になり,新しいクラスの治療薬の非核酸系逆転写酵素阻害薬やプロテアーゼ阻害薬とNRTI の併用療法による著効が報告されました.この画期的な治療法(ART の前身)により本症は「死の病気」から「慢性感染症」へと変貌し,適切な医療を受けることで健常者と同じ社会生活が続けられるようになりました.

本書は,東京医科大学病院でHIV 診療を担当する当科が毎年行っている「基礎から学ぶHIV 感染症セミナー」の内容を本の形に集約したものです.このセミナーは,全国でHIV 感染症の診療に関心をもつ後期研修医クラスの方々に,HIV 感染症の日常診療で必要な様々な知識と知恵を手軽に習得していただけるよう,2 日間,HIV 診療に関する総合的な解説やワークショップを行なっています.この企画は当科のスタッフとともに,ご賛同いただいた外部の専門医,当院でHIV 感染症の診療に当る各診療科医師,ソーシャルワーカー,薬剤師などが手弁当で集まり,若手医師を支援するために精一杯の指導に当っています.関係者一同,本書がHIV 診療に携わる皆様のリアルな診療に役立つパールとなることを願っています.


2016年9月吉日

監修者を代表して 福武 勝幸

■ 目次

その1 序論

1.HIVの概念

リアル1:HIVの感染経路は血液と粘膜

リアル2:HIVの増殖過程は治療薬の理解に役立つ

リアル3:HIVの臨床像の自然経過を知ることが診断の手がかりに

リアル4:CD4数の低下具合でかかりやすい日和見感染症がある

2.HIVの疫学

リアル1:世界の新規感染者数は減っている

リアル2:日本の新規感染者数はここ2~3年は横ばいであるが...

リアル3: HIV‒2の感染者は少ないが,効かない抗HIV薬があるので注意!

3.HIVの検査・診断

リアル1: 検査を勧めるべき人とは「感染する可能性のある人」と「それなりの症状がある人」

リアル2:「HIVを診断するための検査」を知ろう

リアル3:HIVの経過観察にはCD4数とウイルス量とetc

リアル4:後につなげてこそ「HIV検査」

その2 HIV感染症,診断のコツ

1.総合診療の視点から

リアル1:総合診療科における症例50

リアル2:急性期,無症候期,AIDS期を意識する

リアル3:MSMか,否か,それが結構重要!

リアル4:STDを見つけたら「HIV感染症」を考慮せよ

2.皮膚科の視点から

リアル1:小さな違和感を放置しない

リアル2:迷ったときは手・足・口の診察を

リアル3:単一の皮膚疾患でHIV/AIDSは診断できない

リアル4:STDの合併 or 既往歴があったら...

その3 各症例から見つけるHIV

1.血球減少

リアル1:リンパ球減少を見逃すな!

リアル2:原因不明の正球性貧血は,進行期HIV感染症のサイン

リアル3:HIVが「ITP」の原因になることがある

2-1.消化器症状

リアル1: 嚥下時に「違和感」があれば,即「上部消化管内視鏡検査」を

リアル2: 腹痛,下痢,発熱の際は「糞便検査」「下部消化管内視鏡検査」も含め,原因検索を徹底する

リアル3: 術後経過の安定しない急性虫垂炎症例では,早めにHIV感染症を想起せよ

2-2.肝炎

リアル1:B型肝炎を見たら,HIVのチェックをするべし!

リアル2:B型肝炎合併HIV感染者のARTレジメンに注意!

リアル3:MSMでのHCV感染が増加!

3.呼吸器症状

リアル1:PCP,結核(抗酸菌)に注意しよう

リアル2:非HIV疾患で頻度の高い疾患も忘れない(細菌性肺炎など)

リアル3:非感染性疾患も含めて適切な診断を行おう

リアル4: 診断は1つだけとは限らない,複数の病態が合併する可能性も考えよう

その4 日和見感染症のプライマリケア的マネジメント

1.PCP(ニューモシスチス肺炎)

リアル1:まずは「HIVの可能性」を常に想起するべし

リアル2:「 呼吸音や胸部レントゲンに異常なし」で,PCPを否定しない

リアル3:診断は気管支鏡が理想.β‒Dグルカンなども参考に

リアル4:治療ではステロイドの使用も考慮すべし

リアル5:PCPの治療経過中の呼吸苦・胸痛に注意するべし

リアル6: CD4は低値である! 日和見感染症の予防と眼底のチェックを行うべし

2.サイトメガロウイルス感染症・カポジ肉腫

リアル1: 高度の免疫抑制患者では1つの微生物,1つの感染臓器を診て安心しない

リアル2:カポジ肉腫を診断したら「CD4数は200/μL以下」

リアル3:専門施設に相談すべきカポジ肉腫を見極める

リアル4:CMV感染症では障害臓器を探す

リアル5:CMV感染症を診断したら「CD4数は50/μL以下」

リアル6:「CD4<50/μL」ではCMV網膜炎をチェックする

3.神経症状をともなうAIDS症例

リアル1:AIDS発症例では中枢神経疾患の合併の可能性を考えよう

リアル2:AIDS発症+神経症状では積極的に画像検査と腰椎穿刺を!

リアル3: 脳腫瘤性病変ではトキソプラズマ脳炎・悪性リンパ腫をチェック

リアル4:白質病変ではCMV脳炎・HIV脳症・PMLをチェック

リアル5:免疫再構築症候群(IRIS)に注意しよう

その5 HIV感染症の告知方法

リアル1: スクリーニング検査のみ「陽性」では「確定診断」にはならない

リアル2:HIVには有効な治療法があることを伝える

リアル3:治療費の社会的補助があることを伝える

その6 HIVをめぐるコメディカルの関わり方

1.看護師

リアル1:初診時の関わりの良否がその後の関係を決める

リアル2:業界用語を自然に使いこなせ

リアル3:「 聞きにくいこと」「言いにくいこと」は問診票で聞いておく

リアル4:節目節目の看護は永遠に続く(終わりはない)

リアル5: 転院時の紹介状は,看護師間の情報が重要となる場合もある

2.薬剤師

リアル1:アドヒアランスは初めが大事

リアル2:服薬カウンセリングでレジメン選択

リアル3:抗HIV薬といえば相互作用

3.MSW

リアル1:MSWは「生活者の視点」で関わる人

リアル2:在宅医療の準備の鍵は多職種連携カンファレンスだ

リアル3:利用できる介護施設を開拓するには出前研修だ

リアル4:就労支援は多様化している.まずは相談を

その7 HIV感染者の針刺し事故への対応

リアル1:HIVの針刺し事故による感染リスクは約0.3%

リアル2:予防内服は可及的速やかに(できれば2時間以内)

リアル3:予防内服の第一推奨は「ツルバダ®+アイセントレス®」

リアル4:特殊なケースは専門家に相談

その8 ARTの考え方

リアル1:どんなにいい薬も飲まなければ効かない

リアル2:B型肝炎合併にご注意

リアル3:その併用薬,大丈夫ですか?

リアル4:副作用は短期と長期に分けて考えよう

クリニックレポート 診療所におけるHIV診療

その9 HIV治療開始後の長期合併症対策

リアル1: HIV感染症は慢性炎症性疾患,長期合併症の管理が重要

リアル2: 長期合併症を予防するためにもHIVの良好なコントロールが大切

リアル3: 古典的な危険因子も重要,禁煙も含め生活習慣の指導を積極的に行おう

リアル4: 薬剤の副作用は未解明なことが多い,常に新しい話題を知るようにしよう

その10 症例検討会real pearl workshop

症例検討会①

症例検討会②

■ 特記事項

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