看護過程から理解する看護診断 改訂3版

  • 書籍発行日 : 2019年2月
  • 電子版発売日 : 2020年2月3日
¥2,640(税込)
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商品情報

内容

看護診断に関する基礎・基本がわかり、自己学習によって看護診断ができるようになる、看護診断に対する不安や疑問に応える本として好評をいただいているテキストの改訂版。看護過程の概念と看護診断の関連・考え方が理解できるように解説されている。また、実際に看護診断をどのように行えばよいのか、事例に基づいて看護診断プロセスを提示する。

序文

はじめに

このたび『看護過程から理解する看護診断 改訂3 版』を刊行することになりました。初版の刊行は、2012 年8 月で、執筆のきっかけは、看護診断を取り入れる施設が年々増えている現状において、「電子カルテの導入に伴って看護診断を取り入れることになったが、うちの病院では看護診断を使いこなせるのだろうか」「近々、電子カルテが導入されるため、看護診断の勉強会をしようと思うが、どこから手をつけていいのかわからない」「現在、看護診断を使っているが、今のような使い方でいいのだろうか」......などの「看護診断」に関する不安や疑問をよく耳にすることから生じた "看護過程がわかれば「看護診断」は容易にできる"ということを多くの方に伝えたいという強い思いでした。

今回の執筆においてもこの思いは変わらず、『NANDA―I 看護診断定義と分類2018―2020原書第11 版』の変更点に合わせて修正・一部加筆を行いました。

したがって、改訂3 版の執筆の目的も、初版同様、本書をお読みいただくことによって "看護過程がわかれば「看護診断」は容易にできる"という実感を得られるようにすること、"看護診断の考え方は<これ>でいいんだ"という確信を得られるようにすること、その結果、「看護診断」に対する不安や疑問が払拭されることです。

この目的を達成するために、本書の構成を「第1 章 看護診断の考え方」では、看護問題(自分の言葉で看護問題状態・状況を明示する場合)と看護診断(看護診断名で看護問題状態・状況を明示する場合)の比較から看護診断の概要について、「第2 章 看護過程の確認」では、看護診断を行うさいに重要になる看護過程のアセスメント段階と診断段階に焦点をあて、それぞれの段階における手続きについて、「第3 章 看護診断の理解」では、看護診断を行うさいに知っておく必要のある基礎的・基本的なことがらについて、「第4 章 看護診断の実際」では、第3 章で述べた看護診断についての基礎的・基本的なことがらを受けて、実際に看護診断を行うときはどのように行うのかがわかるよういくつかの事例に対する看護診断プロセスの提示という4 部構成にしました。

上記の構成から明らかなように、本書は、第1 章から第4 章まで順次読み進んでいただくことで、上記の目的が達成できるようになっています。

本書が、「看護診断」に対する不安や疑問を払拭するうえでお役に立てば幸いに思います。

最後に、改訂3 版の刊行にあたって、多大なるご支援をいただきました丸善出版株式会社の長見裕子氏はじめ、ご協力いただいた方々に深く深く感謝いたします。


2004年向春

滝島 紀子

目次

第1章 看護診断の考え方

第2章 看護過程の確認 

1 看護過程の概要

2 「アセスメント」 → 「診断」 における思考プロセス

第3章 看護診断の理解

1 看護過程と看護診断

2 看護診断プロセスを理解するうえで必要となる知識

3 看護診断のプロセス

4 妥当性の高い看護診断を行うためのポイント

5 看護診断名を理解するためのポイント

第4章 看護診断の実際

1 入院時の看護診断プロセス

2 入院中に生じた援助が必要と思われる対象の状態・状況に対する看護診断プロセス

付録1 看護診断の自己学習方法

1 「看護診断事例」を活用して行う場合

2 「病棟の記録」を活用して行う場合

付録2 看護診断における中範囲理論の有用性

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書籍情報

  • ISBN:9784621303689
  • ページ数:0頁
  • 書籍発行日:2019年2月
  • 電子版発売日:2020年2月3日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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