実験医学増刊 Vol.38 No.5 イメージング時代の構造生命科学

  • 書籍発行日 : 2020年3月
  • 電子版発売日 : 2020年4月15日
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商品情報

内容

「構造解析は,生命現象を様々なスケールで直接観ることができる“最も高解像度なイメージングモダリティ”である」という視点から,このようなイノベーションがもたらした最新の研究成果と今後の展望をご紹介します.

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目次

第1章 近年の技術革新と解かれた構造

概論 近年の技術革新と解かれた構造

1. クライオ電顕によってとらえられたP4-ATPaseフリッパーゼの輸送サイクル

2. クライオ電子顕微鏡によるクロマチンダイナミクス研究

3. ミトコンドリアタンパク質搬入ゲートTOM複合体─クライオ電子顕微鏡による立体構造の解明

4. クライオ電子線トモグラフィーの現状と将来

5. 高速AFMの技術革新と注目の成果

6. X線結晶構造解析─技術革新

7. X線結晶構造解析─自然免疫受容体TLR7ファミリー活性化機構の新局面

8. X線結晶構造解析─生物のエネルギー代謝酵素の分子進化

9. 1分子チップ─膜タンパク質のデジタルバイオ分析

10. LC-MSを基盤とするRNAの構造解析システム─転写後修飾の総合的理解に向けて

第2章 構造生命科学からトランススケール・イメージングによる細胞動態学へ

概論 in cell構造生命科学による細胞動態解明へ

Ⅰ.トランススケールな解析が待たれる生命科学の未解決課題

1. 柔らかい構造の可視化─LLPSと膜動態を例に

2. タンパク質のマルチバレント相互作用が駆動する液−液相分離

3. RNAを含む非膜構造体の内部微細構造観察と天然変性領域の役割

4. CRISPR-Cas9によるDNA切断の分子機構

5. 初期分泌経路における新たなタンパク質品質管理機構─亜鉛イオンとERp44の協奏

6. 抗体フラグメントを用いたGPCR構造生命研究

7. さまざまな役割をもつヒトV-ATPaseの理解に向けて

8. 細胞骨格が制御する細胞内の営みをトランススケールに理解する

9. クライオ電子顕微鏡による細胞生物学に必要なもの

10. 細胞間コミュニケーションのトランススケールな理解─シナプス形成を例に

Ⅱ.トランススケールな解析を実現するための技術的課題

11. "原子分解能"(オングストローム)をめざした光学イメージング

12. NMRと計算科学の融合によるin-cell構造生物学

13. 分子・細胞・組織・器官をつなぐ多細胞ネットワークの研究戦略

第3章 構造生命科学の世界動向

概論 構造生命科学を支える大型研究施設の世界動向

1. 日本における構造生命科学の動向

2. 米国の構造生命科学

3. 中国の構造生物学の躍進と基盤施設の現状

4. 欧州大型研究施設における統合生物学研究

5. 欧州における放射光施設と構造生物学データベースの動向

6. 世界における構造生物学のソフトウェア開発の動向

第4章 活用可能なデータベースとプラットフォーム

1. クライオ電子顕微鏡を使いたいと思ったら

2. 放射光・XFELでのタンパク質結晶構造解析のすすめ

3. 高速AFMを使いたいと思ったら

4. 生体高分子の構造データ検索と解析ならPDBj

5. 対象タンパク質を理解するための有用なデータベース

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書籍情報

  • ISBN:9784758103855
  • ページ数:0頁
  • 書籍発行日:2020年3月
  • 電子版発売日:2020年4月15日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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