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麻酔科研修チェックノート 改訂第6版 書き込み式で研修到達目標が確実に身につく!

讃岐 美智義 (著)

羊土社

  • ISBN : 9784758105750
  • ページ数 : 455頁
  • 書籍発行日 : 2018年3月
  • 電子版発売日 : 2018年9月14日
  • 判 : B6変型
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥3,740 (税込)
ポイント : 204 pt (6%)

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商品情報

「麻酔科研修に必須!」と支持され続ける超ロングセラーの改訂第6版。

麻酔科研修について、術前管理、術中管理、術後管理、手技マニュアルなど。研修医に必須の知識と手技・コツを簡潔に整理し,図表も豊富。重要点を確認できるチェックシート付き!

■ 序文

初期臨床研修制度になり約15年,著者が初期研修医と向き合った結果がこの改訂第6版です.言葉が足りなかったところ,誤解を受けやすいところを詳述し,研修医の意見を取り入れました.ただし,教育的見地から自分で調べる必要のあるところ(特に各種の病態や疾患)は,詳しく記述していません.また,各施設で方法が異なる手順については各施設での方法を学んでください.あくまでも自分で書き込み自分で学ぶ心構えを忘れないようにしてください.研修のためのアクションを起こすのは研修医です.本書を活用し指導医との共通言語をもち,自らアクション(指導医に許可を得ずに医療行為を行うという意味ではありません)を起こすことで,充実した麻酔科研修が行えると確信しています.


■ 麻酔科研修時のアドバイス


1)手技について

手技はまず見ることが大切です.次に書籍や手順資料を熟読します.正しい基礎知識をもち,注意する点を確認しつつ見ます.実際にやってみて,できなかった場合は,どこがいけなかったかを追求します.自分ではできていると思いこんでいることが,上達を妨げます.できていないところを早く認識(キチンと評価してもらう)し,徹底的にトレーニングしましょう.解剖をよく理解しているか,正しい道具の使い方ができているかをチェックし,補助器具,診断機器なども活用して手技の向上をめざしてください.1回できればおしまい(できたら飽きる)という人は,臨床医には向きません.ただし,臨床研修の目安として,手技のトライ回数は2~3回が限度(指導医や患者リスク,社会的状況による)です.患者の安全が最優先で,引き際も大切です.上手な先生の手技を見ることも有用です.


2)生命維持に必要な理論と知識を身につける

本書を読み,わからない点は,さらに書籍や文献を読みます.疑問があれば指導医や上級医に質問します.それでわからなければ自分で研究するという心構えが必要です.


3) 理論にもとづいた(刻々変化する)患者病態の把握と対応(術前,術中,術後)

検査データ,病歴,経過だけでなくモニター機器からの情報や薬剤の反応性 ,手術野の情報などを統合して考えることが大切です.起きやすいこと,ありがちなことから順番に考える癖をつけ,先手を打った対処ができるようにトレーニングしましょう.常に何か困ったことが起きてからしか考えられないのはヤブ医者です.各種疾患,特に病態や手術に応じた対応については本書のみに頼ることなく,他の書籍を調べたり,指導医や上級医からの意見を求めて学ぶことが重要です.できるだけたくさんの役に立つ情報を統合して患者さんに対応するのが,臨床医の姿勢です.その場のみを切り抜けようとするあまり,本書のみを当てにするようではいけません.著者は主体的な麻酔科初期研修を行うための材料を与えられることに喜びを感じます


4)ホウレンソウとそのタイミングを会得する絶好の機会

適切な内容のホウレンソウをタイムリーに行う能力を磨くことが,指導医の大きな信頼につながります.危険の回避,合併症の早期発見が自分自身も患者も助けます.


5)短い時間で情報収集,プレゼンテーションする癖をつける

カンファレンスだけでなく指導医への報告もプレゼンテーションと思い,簡潔に要点を述べられるように訓練をしましょう


6)余裕があれば,麻酔科医の考え方を学ぶ

他の診療科との大きな違いは,麻酔前の時点で麻酔中に起こることは未来のことであり,それに対してどんな準備をしてどう対応するかの戦略をもつことだと考えます.過去に起きたことを診断治療することだけではなく,刻々と変化する患者状態を把握し対応するための戦略を盗むことを目標にしましょう.


本書の著者ホームページです.ここで最新情報を発信していきますので,ぜひアクセスしてください.

https://msanuki.com/


2018年2月

讃岐 美智義

■ 目次

チャートで見る麻酔科医の仕事(仕事の内容別目次)

羅針盤(目的別目次)

図表・memo・コラム・Web site一覧

第1章 麻酔科研修について

1.麻酔とは/麻酔科とは

2.麻酔科研修とは(目標やプログラムについて)

チェックシート

:麻酔科研修目標

:研修到達目標

第2章 術前管理

1.術前回診の心構え

2.術前回診と全身状態の評価

3.麻酔法の決定

4.麻酔の説明と同意の取得

5.術前麻酔科指示(輸液・前投薬)

チェックシート

:中止薬と継続薬

6.症例呈示(術前カンファレンス)

第3章 術中管理

1.麻酔前の準備

チェックシート

:準備物品や麻酔器・麻酔器具点検

2.全身麻酔の基本的知識

3.麻酔導入・維持・覚醒

チェックシート

:手術室入室

:麻酔導入

:手術開始前〜執刀時

:麻酔維持(術中管理)

:抜管時

:抜管後

:術後回復室

:手術室退室(一般病棟への移動許可)

4.鎮静

5.五感による状態の観察

6.モニターと検査のポイント(血圧,心電図,パルスオキシメータやカプノメータ,中心静脈圧,心拍出量,脳波モニター,筋弛緩モニター,手術室内検査など)

7.手術体位・体位変換

チェックシート

:手術体位により生じやすい合併症

:ベッド移動,体位変換時の確認点

8.手術侵襲・手術内容と進行状況の把握

チェックシート

:手術操作の把握

9.輸液

10.出血と輸血

11.手術室内でのトラブルシューティング

チェックシート

:酸素飽和度低下の原因

:気道内圧上昇の原因

:気道内圧低下の原因

:EtCO2上昇の原因

:EtCO2低下の原因

:血圧低下の原因

:血圧上昇の原因

:徐脈の原因

:頻脈の原因

:不整脈の原因

12.合併症をもつ患者の術中管理

13.各科手術の麻酔

14.緊急手術の麻酔

チェックシート

:緊急手術の術前回診

第4章 術後管理

1.術後指示

2.術後疼痛管理

チェックシート

:術後鎮痛

3.術後回診と術後合併症管理

チェックシート

:術後合併症

第5章 手技マニュアル

1.バッグマスク換気

2.気管挿管

3.声門上器具

4.動・静脈ルート確保

5.脊髄くも膜下麻酔・硬膜外麻酔の基本的知識と手技

6.脊髄くも膜下麻酔

7.硬膜外麻酔

8.腕神経叢ブロックと閉鎖神経ブロック

9.採血法

10.導尿法

11.胃管挿入

第6章 薬剤ノート

1.全身麻酔に使用する薬剤

2.緊急時に使用する薬剤

第7章 手術・麻酔で役立つ分類・スコア・表

第8章 略語集(麻酔科で頻出する術名術式を含む)

付録

麻酔導入時の日本麻酔科学会(JSA)気道管理アルゴリズム(JSA-AMA)

換気状態の3 段階評価分類とそれらの臨床的解釈

マスク換気を改善させる手段

悪性高熱症(MH)の治療手順

日本麻酔科学会の危機的出血への対応ガイドライン

手術安全チェックリスト(2009 年改訂版)WHO(世界保健機関)/患者安全

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