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PT・OTビジュアルテキスト 姿勢・動作・歩行分析

  • ISBN : 9784758107969
  • ページ数 : 230頁
  • 書籍発行日 : 2015年9月
  • 電子版発売日 : 2018年12月19日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥5,500 (税込)
ポイント : 100 pt (2%)

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商品情報

「動作分析は難しい」を払拭!症例をもとにしたケーススタディで,観察・分析のプロセスを丁寧に解説.

観察の基本から治療プランまでよくわかる.紙面から簡単にアクセスできる正常/異常動作のCG動画が視聴できます.(*WEB動画閲覧用のパスコードは本文中に掲載されています)

>『 PT・OTビジュアルテキスト(専門基礎)』シリーズはこちら

■ 序文

本書は理学療法士をめざす学生や,「動作分析は難しい」と考える若手の理学療法士のために書かれた技術書である.私自身,学生時代の病院実習の際,かなりの人数の症例を観察,レポート作成を経験させていただいた.しかし,会心の出来映えのレポートが出せたことはなく,ましてや実習指導者の先生から及第点をいただいたことはなかった.そのレポートは,自戒の意を込めて書庫の隅に保管しているが,指導していただいた先生方に申し訳なくなるほど,実に読みにくいものである.また,臨床実習生を指導する立場になって感じたことは,養成校によって学生のスキルに大きな差があることである.毎回,患者を前に呆然と立ち尽くす学生達を臨床実習に送り出す養成校では,明らかに健常者やビデオでの分析トレーニングを十分行っていない.動作分析の方法は,病院実習に出る前に学ぶことができると,この頃確信した.

大学で動作分析を教える立場になると,その確信とは裏腹な事実に直面することになった.実習指導者の先生方から「動作分析,できませんね」,「歩行分析,3行しか書いてきませんでした」と指摘を受ける度,自分が叱責されているような気になる.初心者にとって,観察による動作分析に関する一連の作業は,臨床での実務の省力化にはあまり寄与できない.しかし,臨床での問題解決には,動作分析は最善のプロセスの一つであり,直接患者の治療に関わる者にとっては,専売特許のようなものなので,次世代を担う読者の皆さんには是非,体得していただきたい.そのために本書では,臨床経験豊富な理学療法士が,観察,分析のプロセスを懇切丁寧に解説している.さらにリアリティの高い教材として,正常,異常動作の高精細な3DCG動画を作成した.1回で終わらず,繰り返しトレーニングすることで,観察スキルは確実にアップするので,活用していただきたい.


初心者に「動作分析は難しい」と考えられる理由は明解である.総合的な知識,能力を問われるからである.単純な検査方法の一つではないので,難しいのは当然で,むしろ技術論として体系的な教育が不可欠である.したがって,本書一冊で身につくほど単純な問題ではないが,はじめの一歩として書き方を模倣するだけでも前進できるはずである.

臨床における動作分析のプロセスは"観察" →(記述)→ "分析" →(記述)→ "治療のプランニング" → "介入" となるが,前述の総合力とは,観察,分析,記述を指す.「どこから見たらよいのか分からない」という読者には,第1章で正常パターンの観察手順を学んでいただきたい.臨床ではしばしば,「全体像を把握せよ」と指導されるが,全体像の把握とは各部の異常を把握したうえで,重要度の高いもの数点を抽出することではないだろうか.同時に治療の流れまで想起できていないと,短時間での理解は困難である.あるいは大雑把という意味での全体像であれば,治療に結びつく分析になるかどうかは患者の機能障害の重症度等に依存するため,何とも不確実な検査に思える.場合によっては,患者,家族,医師等の理学療法士以外のスタッフから理解が得られないのではと懸念する.


また,「何を分析するのか分からない」という読者には,2種類の問題がある.まず,正常動作のメカニズムを理解できているか,次に異常動作,代償動作のメカニズム,バリエーションを理解できているかである.前者には第1章で正常動作のメカニズムを理解し,正常と異常の違いをイメージできるようにしてほしい.特に動作によって個人差が大きなものがあり,動作パターンそのものが異なる場合があることも理解が必要である.さらに後者には第2章で異常動作のメカニズムを学んでいただきたい.メカニズムの理解こそが治療のプランニングの糸口であり,ケーススタディの積み重ねこそが理学療法士自身のスキルアップ,新たな治療法開発の入口である.ケーススタディについては,第3章で詳しく解説している.

初心者にとって,動作分析の一連の作業は複雑なものであると述べた.しかし,同時に動作分析は,臨床での患者の機能評価の一部でもあり,手間が大幅に増えては意味がない.熟練者は如何にして短時間で分析できるのか?初心者との最大の相違は,正常メカニズムと正常からの逸脱のメカニズムの理解である.この知識があれば注目する範囲を絞ることができる.また,注目すべき順序も自ずと理解できる.

「正常動作の獲得が目標ではない」という意見もしばしば耳にする.それでは何を目標としているのか?「できれば何でもよい」では,再受傷や能力低下に対応できない患者が少なからずいることを我々は身をもって経験している.患者の量的な変化(力,回数,時間など),質的な変化(疼痛,筋緊張など)を見落とさず,患者のポテンシャル(潜在的な回復能力)を探しだし,機能回復につなげていくことが,動作分析のみならずリハビリテーションの目標である.


2015年8月

畠中 泰彦

■ 目次

本書の使い方

第1章 正常動作のチェックポイント

1 観察,記述,分析の一般原則と手順

2 仰臥位,寝返り

3 側臥位,起き上がり

4 座位,立ち上がり

5 立位

6 歩行(観察)

7 歩行(分析)

8 歩行(考察)

第2章 異常動作のチェックポイント

1 衝撃吸収,荷重の受け継ぎ(初期接地,荷重応答期)

2 片脚での体重支持(立脚中期,立脚終期)

3 下肢の振り出し(前遊脚期,遊脚初期,遊脚中期,遊脚終期)

第3章 ケーススタディ

(1)変形性股関節症

Overview

1 疾患の概要

2 診断と治療の流れ

3 本疾患による機能障害

4 リハビリテーションの概要

症例

1 姿勢・動作の観察,分析,考察

2 歩行の観察,分析,考察

3 動作に共通した異常と検査測定による検証

4 患者に必要な能力は何か?

5 必要な能力に対応した治療プラン


(2)変形性膝関節症

Overview

1 疾患の概要

2 診断と治療の流れ

3 本疾患による機能障害

4 リハビリテーションの概要

症例

1 姿勢・動作の観察,分析,考察

2 歩行の観察,分析,考察

3 動作に共通した異常と検査測定による検証

4 患者に必要な能力は何か?

5 必要な能力に対応した治療プラン


(3)不全頸髄損傷

Overview

1 疾患の概要

2 診断と治療の流れ

3 本疾患による機能障害

4 リハビリテーションの概要

症例

1 姿勢・動作の観察,分析,考察

2 歩行の観察,分析,考察

3 動作に共通した異常と検査測定による検証

4 患者に必要な能力は何か?

5 必要な能力に対応した治療プラン


(4)高齢者(大腿骨頸部骨折,変形性腰椎症)

Overview

1 疾患の概要

2 診断と治療の流れ

3 本疾患による機能障害

4 リハビリテーションの概要

症例

1 姿勢・動作の観察,分析,考察

2 歩行の観察,分析,考察

3 動作に共通した異常と検査測定による検証

4 患者に必要な能力は何か?

5 必要な能力に対応した治療プラン


(5)脳卒中片麻痺

Overview

1 疾患の概要

2 診断と治療の流れ

3 本疾患による機能障害

4 リハビリテーションの概要

症例①

1 姿勢・動作の観察,分析,考察

2 歩行の観察,分析,考察

3 動作に共通した異常と検査測定による検証

4 患者に必要な能力は何か?

5 必要な能力に対応した治療プラン

症例②

1 姿勢・動作の観察,分析,考察

2 歩行の観察,分析,考察

3 動作に共通した異常と検査測定による検証

4 患者に必要な能力は何か?

5 必要な能力に対応した治療プラン


(6)パーキンソン病

Overview

1 疾患の概要

2 診断と治療の流れ

3 本疾患による機能障害

4 リハビリテーションの概要

症例

1 姿勢・動作の観察,分析,考察

2 歩行の観察,分析,考察

3 動作に共通した異常と検査測定による検証

4 患者に必要な能力は何か?

5 必要な能力に対応した治療プラン

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