初期対応に自信がつく!治療薬レジデントマニュアル

  • ページ数 : 1006頁
  • 書籍発行日 : 2014年2月
  • 電子版発売日 : 2014年5月30日
¥4,290(税込)
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商品情報

内容

当直ですぐに役立つ!病棟での処方にも強くなる!

症状・疾患への初期対応と頻用薬の処方を1冊に凝縮!まず考えるべき・行うべき事項から疾患別の薬の使い分けまで、診断から薬物治療への流れに沿った解説で必須の知識が身につきます。

序文

治療薬レジデントマニュアル 監修の序


本書は,研修医の先生方が,日常診療において診断から治療へと迅速に進められるように,最低限身に付けるべき知識と薬品を系統的に整理した書籍です.さらに,いつでも持ち歩いて利用していただけるようにポケット版としています.

本書は,3章から構成され,第Ⅰ章では,頻度の高い緊急を要する症状を取上げ,診断および対応のポイントを簡潔に記載しています.絶対に見落としてはいけない事項や絶対に使ってはいけない薬の項も設けています.第Ⅱ章では,臓器・疾患別に薬の使い方の基本,治療ガイドライン,そして実際に用いる薬品の解説を行っています.第Ⅲ章では,抗菌薬,抗癌薬,消炎・鎮痛薬や漢方薬など,諸科にわたって使われる薬品を取上げています.付録として,腎機能低下時や妊娠中・授乳中の薬の使い方,中和剤・アンタゴニスト,日常診療で役立つ公式なども付けさせていただいています.できるだけ一書で課題の解決につながるように努めました.

本書は,2007年より「治療薬・治療指針ポケットマニュアル」として毎年改訂を行ってきましたが,2013年度は更なる充実を目指して1年間の充電期間をいただきました.皆様からの貴重なご意見やご希望を参考にさせていただきながら,今回の改訂版づくりを進め,こうして刊行することができました.今回の改訂の主眼は,3点です.第1点めは,タイトルの変更です.研修1年目の先生方に今まで以上にご使用いただけるよう,タイトルを「初期対応に自信がつく! 治療薬レジデントマニュアル」に変更をいたしました.第2点めとして,第Ⅰ章に「鑑別のために必要な検査」の項目を設け,研修医のニーズに沿った現場で必要な情報をより整理・充実させるとともに,アドバイス等を追加いたしました.さらに第3点めとして,ガイドラインの改訂・変更や新薬の追加など,前版から変更になった事項の追加・訂正を行い,新しい情報への更新を行いました.

研修医の先生方をはじめ多くの方々に,本書が益々愛され,親しまれることを心から願いながら,「治療薬レジデントマニュアル」をお届けいたします.


2014年 2月

梶井 英治

目次

第Ⅰ章  日常診療で出会う症状・症候へのアプローチ

1.頻度の高い症状

1 全身倦怠感

2 不眠

3 食欲不振

4 体重減少,体重増加

5 浮腫

6 リンパ節腫脹

7 発疹

8 黄疸

9 発熱

10 頭痛

11 めまい

12 失神

13 痙攣発作

14 視力障害・視野狭窄

15 結膜の充血

16 聴覚障害

17 鼻出血

18 嗄声

19 胸痛

20 動悸

21 呼吸困難

22 咳・痰・喀血

23 吐き気・嘔吐

24 胸焼け

25 嚥下障害

26 便通異常

27 腰痛

28 関節痛

29 歩行障害

30 四肢のしびれ

31 血尿

32 排尿障害

33 不安・抑うつ

2.緊急を要する症状・病態

1 心肺停止

2 ショック

3 脱水

4 意識障害

5 急性呼吸不全・急性肺水腫

6 急性腹痛・腹痛

7 無尿・乏尿

8 急性中毒

9 出血傾向

10 電解質異常

11 副腎不全

12 小児痙攣

13 精神科領域の救急

14 救急時の薬物治療に必要な基本知識

第Ⅱ章 臓器・疾患別の薬の使い方

1.循環器系疾患

1 心不全

2 狭心症

3 心筋梗塞

4 不整脈

5 高血圧症

6 心筋症

7 静脈・リンパ管疾患

2.呼吸器系疾患

1 呼吸器感染症

2 慢性閉塞性肺疾患

3 気管支喘息

4 気管支拡張症

5 肺血管性疾患

6 異常呼吸

7 肺癌

8 胸膜疾患

3.消化器系疾患

1 食道・胃・十二指腸疾患

2 小腸・大腸疾患

3 肝疾患

4 胆嚢・胆管疾患

5 膵疾患

4.腎・尿路系疾患

1 腎不全

2 泌尿器科的腎・尿路疾患

3 原発性糸球体疾患

4 男性生殖器疾患

5.内分泌・栄養・代謝系疾患

1 糖代謝異常

2 脂質異常症(高脂血症)

3 下垂体機能障害

4 甲状腺疾患

5 タンパク質および核酸代謝異常

6 骨粗鬆症

6.血液・造血器・リンパ網内系疾患

1 貧血

2 白血病

3 悪性リンパ腫

4 出血傾向・紫斑病

7.免疫・アレルギー疾患

1 関節リウマチ

2 全身性エリテマトーデスとその合併症

8.神経系疾患

1 脳血管障害

2 Parkinson病

9.小児疾患

1 小児薬用量について

2 予防接種

3 小児気管支喘息

10.精神・神経疾患

1 認知症

2 うつ病

3 統合失調症

4 心身症

5 アルコール依存症

6 パニック障害

11.女性疾患

1 思春期における無月経と月経異常

2 更年期障害

3 月経困難症

4 婦人科感染症

12.皮膚疾患

1 湿疹・皮膚炎群

2 蕁麻疹

3 皮膚感染症

4 薬疹

5 褥瘡

13.眼・視覚系疾患

1 角結膜炎

2 白内障

3 緑内障

14.耳鼻・咽喉・口腔系疾患

1 中耳炎

2 アレルギー性鼻炎

3 口内炎・口角炎

4 Ménière病

5 突発性難聴

6 急性・慢性副鼻腔炎

7 扁桃の炎症性疾患

第Ⅲ章 諸科にわたって使われる薬剤

1.抗菌薬概論

2.抗菌薬処方

3.消炎・鎮痛薬

4.抗がん薬(抗悪性腫瘍薬)

5.疼痛緩和薬

6.麻酔薬

7.輸液

8.漢方薬

付録

① 腎機能が低下した患者への薬の使い方

② 妊娠中・授乳中の薬の使い方

③ 知っておくべき配合変化

④ 中和剤・アンタゴニストの使用

⑤ 検査・手術前の投薬中止の判断・目安

⑥ 薬価が高い薬についての注意点

⑦ 長期処方ができない薬

⑧ ジェネリック医薬品一覧

⑨ 略語一覧

⑩ 日常診療で役立つ公式

⑪ 検査備忘録

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  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

書籍情報

  • ISBN:9784758109055
  • ページ数:1006頁
  • 書籍発行日:2014年2月
  • 電子版発売日:2014年5月30日
  • 判:A6変型
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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特記事項

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