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臨床医が知っておきたい消化器病理の見かたのコツ

  • ISBN : 9784758110495
  • ページ数 : 183頁
  • 書籍発行日 : 2013年7月
  • 電子版発売日 : 2014年3月7日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥6,600 (税込)
ポイント : 360 pt (6%)

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商品情報

病理像+内視鏡・CT・MRIで一目でわかる!

見かたのコツを知れば、病理がもっと身近になる!臨床医が押さえておきたい75の症例を取り上げ、病理像の見かたを1症例2ページで解説。内視鏡像など臨床情報も掲載。消化器病理の重要ポイントを手軽に学べます!

■ 序文

本書は,「臨床で忙しいけど,少しは病理のことも知っておかないとなあ」と考えている前向きな皆さま,「学会発表の時,病理のことを突っ込まれて何も答えられなかった」と少し苦い経験のある皆さまのために,消化器病理の見かたのコツを提供しようと企画されました.この「見かたのコツ」がポイントです.臨床医は,皆が病理標本を顕微鏡で見て自ら診断を付けられるほどに病理に習熟する必要は必ずしもありません.しかし,診療方針決定の根拠の一つである病理診断報告書を読んだり,実際に顕微鏡標本を挟んで病理医とディスカッションする時に,その説明がわかる程度には理解しておく必要があります.そこで,「見かたのコツ」を知っておけば,病理医とのコミュニケーションもスムースになり,患者に応じて病理所見の説明も自分の言葉で行えるようになります.研究会,学会に自信を持って臨めるのは言うまでもありません.

では,これまでの病理の本と何か違いがあるのでしょうか.

あります.それは,まず,薄い.もちろん薄ければよいというものではありませんが,それなりの思慮の結果と思って下さい.次に,原則,消化管は内視鏡画像,肝臓は血液検査データ,胆膵などは臨床画像とセットで病理像を呈示しました.そして,左頁の病理写真は厳選して少し大きめに印刷し,その写真から何が読み取れるのかを,右頁の写真に囲みや矢印などを入れて明確にしています.この右頁が最も大きな特徴といえるでしょう.解説文は,臨床医からしばしば聞かれる「ギモン」を意識し,それに答えつつ,また+α知識として必要な事項を簡潔にまとめ,「キモの一言」まで1 症例見開き2 頁で完結としました.さらに各章の最初には0(ゼロ)として,「正常構造と病変の見かた」を概説し, 75症例と「+α知識」で臨床医が知っておくべき消化器病理のポイントはほぼカバーされています.

もう一つ,本書の大きな特徴が編集,執筆の陣容にもあります.臨床医のための病理を謳った書籍自体も少ないのですが,本当に病理医と臨床医がタッグを組んで仕上げた病理の本は皆無に等しいと思います.本書では,臨床医の代表として,ダブルバルーン内視鏡開発者としても国際的に有名な山本博徳先生と,生検組織の病理像も読める総合内科医の太田雅弘先生に編集に加わってもらい,また肝臓病理は佐々木素子先生に,臨床情報の提供は,三浦義正先生,牛尾 純先生にお願いし,まさに共同作業をしました.

さらに,羊土社編集部のスピード感と細部までの容赦のないツッコミは半端なく,実際,そのコメントや質問などに答えている内に一貫性のあるしっかりした本に仕上げていただきました.編集部の鈴木美奈子氏,関家麻奈未氏,望月恭彰氏をはじめ羊土社の皆さまに深くお礼申し上げます.

本書を手に取っていただいた皆さまには,ぜひとも楽しみながら,少しでも消化器病理の「見かたのコツ」をつかんでいただけたらと思います.


2013年 6月

編著者を代表して
福嶋 敬宜

■ 目次

第1章 食道

0 正常構造と病変の見かた

1 中下部食道に見られた地図状白色変化とびらん

2 まだらなルゴール不染を示す食道粘膜

3 粘膜固有層内浸潤が疑われた食道表在癌

4 食道癌の中心部に急速に発育してきた隆起性病変

5 食道胃接合部の隆起性腫瘍

6 粘膜にルゴール不染帯を伴うSMT 様食道病変

7 不規則な斑状色素沈着を伴う食道病変

8 硬さのある比較的境界明瞭な食道の粘膜下腫瘍

9 頂部に浅い陥凹のある黄白色調の小さな食道粘膜下腫瘍

第2章 胃

0 正常構造と病変の見かた

1 幽門部萎縮が目立ち潰瘍瘢痕を伴う胃粘膜

2 神経内分泌腫瘍を合併したびまん性萎縮性胃粘膜

3 胃の発赤調のポリープ

4 白苔を伴った発赤病変

5 表面構造に乱れの乏しい低い隆起性病変

6 胃前庭部大彎の陥凹性病変

7 やや境界不明瞭な淡い退色調の胃粘膜病変

8 胃体上部後壁のリンパ球浸潤の目立つ3 型腫瘍

9 早期胃癌との鑑別が難しい浅い陥凹を伴う胃粘膜病変

10 耳たぶ様陥凹を伴う不整な隆起性病変

11 半球状の胃粘膜下腫瘍

第3章 十二指腸(Vater 乳頭部を除く)・小腸・虫垂

0 正常構造と病変の見かた

1 十二指腸球部に多発する無茎性顆粒状結節

2 慢性関節リウマチの治療中の患者に出現した白色調粘膜

3 腸重積を起こした回腸病変

4 小腸の顆粒状粘膜を呈した病変

5 腸重積を起こした小腸ポリープ病変

6 急性虫垂炎の進行度(病期)

第4章 大腸

0 正常構造と病変の見かた

1 下痢や腹痛,粘血便などの症状が悪化した大腸炎症例

2 コントロール不良の潰瘍性大腸炎

3 横行結腸に散在する縦走傾向のあるアフタ様びらん

4 結核患者に見られた回腸末端の全周性潰瘍性病変

5 盲腸を中心に多発するびらん

6 内視鏡所見に乏しい慢性下痢症例

7 発赤びらんを伴った結腸の壁外圧排性の隆起

8 血便の主訴でS状結腸から直腸にかけて見られた縦走潰瘍・びらん

9 黒色調に透見される静脈像と散在する縦走傾向の潰瘍瘢痕・びらん

10 PPI の内服者に生じた難治性の水様下痢

11 骨髄移植後症例の回腸末端に見られたびらん

12 血便で見つかった4 歳女児の亜有茎性結腸ポリープ

13 頑固な便秘と排便時出血を示した直腸の隆起性病変

14 上行結腸の常色でやや不規則にわずかに隆起した粘膜病変

15 大腸の亜有茎性ポリープ

16 結腸の扁平隆起性病変

17 表面乳頭状/ 多結節性の結腸ポリープ

18 直腸の粘膜下腫瘍のような黄白色調の隆起性病変

第5章 肝臓

0 正常構造と病変の見かた

1 輸血歴のある患者の肝障害

2 大酒家男性の肝障害

3 中高年女性の抗核抗体(ANA)陽性肝障害

4 中高年女性のトランスアミナーゼ高値症例

5 脳梗塞の治療中に出現した肝障害

6 中高年女性の胆道系酵素高値症例

7 潰瘍性大腸炎患者に発生した胆道系酵素優位の肝障害

8 C 型慢性肝炎の経過観察中に発生した結節性病変

9 CA19-9 高値を示した不整形肝腫瘤

10 C 型慢性肝炎に発生した肝腫瘤

11 中年女性に発生した多血性腫瘍

12 高エコー域を含み増大傾向を示す肝腫瘤

13 大腸癌の切除後に発生した肝腫瘤

第6章 胆道・Vater 乳頭部

0 正常構造と病変の見かた

1 不整な壁肥厚を伴う胆嚢病変

2 壁の限局性肥厚があり切除された胆嚢病変

3 粘膜の粗造と壁肥厚を示す胆嚢病変

4 検診で見つかった径2.5cm大の胆嚢の亜有茎性隆起性病変

5 肝門部に生じた限局性の狭窄性病変

6 膵癌で膵頭十二指腸切除された胆管に見られた異型上皮

7 胆管内に多量の粘液の排泄が見られた拡張胆管内の乳頭状病変

8 内視鏡的乳頭部切除術が行われた乳頭部腫瘍

9 膵管の拡張を伴う十二指腸Vater 乳頭部腫瘍

第7章 膵臓

0 正常構造と病変の見かた

1 膵頭部の径1cm大の腫瘤状病変

2 膵体尾部の巨大腫瘤状病変

3 十二指腸筋層に接する多血性腫瘍

4 膵管内への穿破を伴い不均一な造影効果を示す径3cm大の病変

5 膵頭部の径6cm大の多嚢胞性病変

6 若年女性の膵尾部の径6cm大の嚢胞部を伴う腫瘤状病変

7 経過中1.5cm大の充実性部が出現した膵管内腫瘍

8 女性の膵尾部に見られた径3cm大の嚢胞性病変

9 高齢男性の下部胆管狭窄性病変

■ 特記事項

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