FLASH薬理学

丸山 敬 (著)

羊土社

  • ISBN : 9784758120890
  • ページ数 : 375頁
  • 書籍発行日 : 2018年9月
  • 電子版発売日 : 2018年11月2日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥3,520 (税込)
ポイント : 64 pt (2%)

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商品情報

医学生や看護・医療系学生がまず読むべき1冊!

図が豊富でわかりやすい◎ 薬理学の要点を簡潔にまとめた,詳しすぎず易しすぎないちょうどよい教科書。通読も拾い読みもしやすく,WEB特典の解答付きの応用問題(特典コード付き)で重要事項の復習ができます。

■ 序文

まえがき

教育改革が叫ばれている.古典的な講堂での教員1人対多数の学生よりもグループ学習が良い,課題中心の講義が良い,学生に予習を強いる反転講義が良いと新しい教育法が提唱されている.教育もヒトに対する介入(治療)であるならば,エビデンス(本書セクション006参照)に基づいた教育法を行わなければならないだろう.となると,エビデンスを得るためには,例えば,学生をランダムに2群にわけ,1群には従来の講義,もう1つの群には反転講義を行う.残念ながら,学生はどちらの講義を受けているかはわかっているので,ブラインド化は評価者のみとせざるをえない(学生は新しい学習法のほうが,少なくとも初期は興味をもって積極的に参加するので,本来ならば,学生も新教育法なのか旧教育法なのかわからないようにブラインド化しなくてはならない).次の問題はエンドポイント(評価項目)をどうするかである.教育の評価とはなんであろうか?例えば,医療系大学であれば,それぞれの国家試験の合格率が考えられる.しかし,当然ながら,国家試験に合格することが医療教育の目的ではない.将来の良い医療人の育成が目的である.では,良い医療人とは何か?それもいろいろな考え方があり,また,時代とともに変遷しよう.エンドポイントを設定できない現状では,教育のエビデンスは権威者の個人的意見かケースリポート程度のレベルの低いものしかない(本書セクション007表1参照).

良質のエビデンスを得難い教育法をどう改変すればよいだろうか?1つの考え方は教育の多様性の維持である.大人数の講義,グループ学習,反転講義など様々な教育を行えば,すべての学生に適していなくても,どれかはそれぞれの学生に適した教育となろう.そして,様々な学生を育成すれば,いずれかの学生が将来のその時々に合致した良き医療人になろう.教育においてもこの多様性の維持が有効なことは,多様な種の存在によって過酷な環境を生き抜いてきた生命の進化から明らかである.

すでに様々な薬理学教科書が刊行されている.辞書的な大部の定番名著もあり(本書あとがき参照),優れた簡潔な教科書もある.本書は蛇足かもしれない.しかし,だれか一人でも薬理学の理解にお役に立てればと期待してあえて末席を汚すこととした."FLASH"のタイトルの中にもある通り,各セクションは拾い読み可能であり,そのどれかがどなたかのお役に立てれば本望である.誤りやご意見はご遠慮なく羊土社編集部にお伝えいただきたい.

進本書は内外の様々な既刊の教科書,学術書,インターネットで公開されている情報を参考にさせていただいた.お礼を申し上げるとともに,個々の参照先の割愛をご容赦いただきたい.最後に,本書を通して査読していただいた淡路健雄博士(埼玉医科大学・医学部・薬理学教室・准教授),英語についてご意見をいただいた周防諭博士(埼玉医科大学・医学部・薬理学教室・講師),羊土社の間馬彬大氏,山村康高氏,そして谷口友紀氏らに深く感謝する.


2018年8月

丸山 敬

■ 目次

第1章 総論

001 医療と疾患

002 薬,薬物,薬剤

003 主作用と副作用

004 薬害

005 薬効と自然変動/プラセボ効果

006 新薬開発

007 個別化薬理学

008 薬物の投与経路①(非経口投与)

009 薬物の投与経路②(経口投与)

010 薬物の投与経路③(その他)

011 投与後の薬物(薬物動態)

012 半減期とクリアランス

013 薬物と肝腎とpH(排出)

014 薬物相互作用

015 シグナル伝達と薬物

016 リガンド,アゴニスト,アンタゴニスト

017 抗体医薬

第2章 消化器

018 消化器疾患概要

019 消化性潰瘍治療薬

020 胃粘膜防護薬

021 消化管機能性疾患

022 ウイルス性肝炎

023 肝臓防護薬(庇護薬)

024 膵臓疾患

025 炎症性腸疾患

026 便秘と下痢

第3章 循環器・血液

027 高血圧①(循環系概要)

028 高血圧②(概論)

029 高血圧③(主要薬)

030 高血圧④(代替薬)

031 心筋梗塞・狭心症治療薬①

032 心筋梗塞・狭心症治療薬②

033 心不全治療薬

034 不整脈

035 利尿薬

036 造血薬(貧血治療薬)

第4章 呼吸器

037 呼吸器概要

038 咳,痰

039 気管支喘息

040 慢性閉塞性肺疾患

041 肺高血圧症

042 マクロライド

第5章 内分泌

043 ホルモン

044 下垂体ホルモン

045 甲状腺機能異常の症状①

046 甲状腺機能異常の症状②

047 副腎髄質

048 副腎皮質

049 性ホルモン

050 糖尿病

051 脂質異常症治療薬

052 骨粗鬆症(Ca代謝)

第6章 神経

053 神経系概論

054 脳血管障害治療薬

055 認知症①(アルツハイマー病)

056 認知症②(その他)

057 パーキンソン病治療薬

058 片頭痛治療薬

059 慢性頭痛

060 統合失調症治療薬

061 催眠薬/抗不安薬

062 うつ病と躁病

063 てんかん

064 薬物乱用

065 麻薬性鎮痛薬/緩和ケア

066 睡眠障害

067 自律神経系

068 交感神経系薬物

069 副交感神経系薬物

070 骨格筋作用薬

071 全身麻酔薬

072 局所麻酔薬

第7章 感染症

073 感染症概論

074 耐性・菌交代症・日和見感染

075 抗菌薬総論

076 抗菌薬各論

077 ウイルス感染症

078 真菌感染症

079 寄生虫(含ダニ,シラミ)感染症

080 消毒薬

第8章 抗がん薬

081 抗がん薬概論

082 従来型抗がん薬①(総論)

083 従来型抗がん薬②(各論)

084 MTX,5-FU,活性葉酸

085 分子標的薬

086 その他の抗がん薬①

087 その他の抗がん薬②

第9章 抗炎症薬

088 炎症

089 NSAID

090 膠原病(関節リウマチ,SLE)

091 痛風治療薬

092 抗アレルギー薬

第10章 その他

093 眼疾患

094 抗肥満薬

095 生活改善薬

096 皮膚疾患

097 漢方薬

098 造影剤

099 サプリメント

100 放射線障害

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