実験医学2020年2月号 Vol.38 No.3 PAIN-痛み 痛覚システムの最新理解と免疫・がん・多臓器への新たな役割

  • ページ数 : 139頁
  • 書籍発行日 : 2020年1月
  • 電子版発売日 : 2020年1月20日
¥2,200(税込)
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商品情報

内容

痛みは,組織損傷などを生じるような有害な刺激から身を守るために必要な警告的感覚である.近年の神経科学的研究技術の発展によって,これまでわからなかった末梢での感覚センシング,脊髄後角での情報処理,脳での痛み生成に関する理解が,飛躍的に進展している.一方で,がんや糖尿病など多くの疾患で慢性化する痛みは,痛覚信号の持続的発生ということだけでなく,多種多様な変化による感覚伝達系の機能破綻が原因であることも分かってきた.さらに最近,痛覚神経が末梢組織や臓器,免疫系やがん細胞にも大きな影響を及ぼすという新しい役割も明らかになった.すなわち,痛覚システムの生体調節機構における幅広い役割は,生体の恒常性や病態メカニズムの解明に新しい切り口となる可能性がある.

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目次

PAIN--痛み〜痛覚システムの最新理解と免疫・がん・多臓器への新たな役割

概論―痛みのしくみと新たな役割,そして真の病態の理解へ

痛みはいかにして感知され,どのような意味を持つのか?

がん・免疫における痛みの新たな役割

脊髄後角局所神経回路の侵害受容信号プロセシング機構

グリア細胞による痛覚の調節機構

「痛み」を生み出す脳機構

疼痛のバイオマーカー探索

連載

新連載 論文査読のリアル―査読で消耗しない心構えとテクニック

査読依頼がきたら

News & Hot Paper Digest

自然免疫における環状RNAの役割

線維芽細胞が決めるあなたの老後の健康とは

肝疾患の次世代のテーマ「脂肪性肝炎モデル」

注目高まるRNAi薬開発,Dicerna社は製薬大手2社と相次ぎ提携

カレントトピックス

スプライシング異常を原因とした新しい発がん機構の解明と治療応用

絶食―再摂食によるパイエル板リンパ球動態と粘膜免疫応答の制御

可溶型RANKLは生理的には必須ではないが,がんの骨転移を促進する

レム睡眠中に記憶忘却を引き起こすMCH神経活動

種間の栄養環境への適応能力の差を生む炭水化物応答機構

クローズアップ実験法

体外での胚操作不要のゲノム編集動物作製法 i-GONAD

Conference & Workshop "開催しました"

木から森を理解する新たな突破口をもとめて―シングルセルゲノミクス研究会2019

ラボレポート―留学編―

スイスからアメリカへ夢を追いかけて―Pritzker School of Molecular Engineering, University of Chicago/École polytechnique fédérale de Lausanne (EPFL), Switzerland École polytechnique fédérale de Lausanne (EPFL),Switzerland

Opinion-研究の現場から

サイエンスとデザインの交差点

バイオでパズる!

四字熟語をつくろう

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書籍情報

  • ISBN:9784758125284
  • ページ数:139頁
  • 書籍発行日:2020年1月
  • 電子版発売日:2020年1月20日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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