腹腔鏡下消化器外科手術 標準手技シリーズ3 胆道・膵臓

  • ページ数 : 160頁
  • 書籍発行日 : 2015年3月
  • 電子版発売日 : 2016年2月26日
¥11,000(税込)
ポイント : 200 pt (2%)
今すぐ立ち読み
今すぐ立ち読み

商品情報

内容

イラストでみる、腹腔鏡下消化器手術の決定版

自己流の手術に陥ることなく、標準的な手術法を習得するための1冊。
ポイントや、ピットフォールなどの注意点についても記述。 手術の前に、また手術後にも一読し、予習・復習にお役立てください。

>シリーズ4 肝臓・脾臓はこちら 『 腹腔鏡下消化器外科手術 標準手技シリーズ4 肝臓・脾臓

序文

巻頭言

腹腔鏡下手術が我が国に導入されたのは,1990年のことである。初めて腹腔鏡下胆嚢摘出術に接したとき,「Big surgeonは,big incisionを好む」という時代から,低侵襲手術という新しい時代への到来を予感し,心がときめいたものである。

それからの25年間,多くの外科医の研鑽のおかげで,腹腔鏡下手術は,急速に健全な発展を遂げてきた。中でも,日本内視鏡外科学会(JSES)の功績は大きい。現状把握のための全国アンケート調査,手術手技の向上のための「教育セミナー」や「縫合・結紮手技講習会」,さらにはその指導者を育成するための「技術認定医制度」の設立,臓器別の研究会や地域での研究会支援など,幅広い推進事業を展開してきた。

一方,胆嚢摘出術から始まった腹腔鏡下手術の適応拡大が,我が国を中心として進められ,良性疾患のみならず,悪性疾患を対象とした新しい多くの手術手技が開発されてきた。さらに,手技の標準化に向けて,改良が加えられてきた結果,多くの術式が,標準術式として社会に受け入れられるまでに成長してきた。

本書「腹腔鏡下消化器外科手術 標準手技シリーズ(全4巻)」は,まさに,このような時代にマッチした書物であり,過去25年間の内視鏡外科医の努力の集大成だと言える。そこで,消化器外科領域において,腹腔鏡下手術のリーダーである4 名の先生方,北川雄光教授(慶應義塾大学),坂井義治教授(京都大学),山下裕一教授(福岡大学),若林 剛教授(岩手医科大学)に各巻のご編集をお願いし,現在,ご活躍している先生方にご執筆いただいた。おかげさまで,どの巻においても,素晴らしい執筆者の選定がなされており,他に類をみない,実践的な,そして教育的な手術書のシリーズが編纂されたと自負している。この場を借りて,編者の先生方と執筆者の先生方に厚く御礼を申し上げたい。

手術は,剥離操作,切離操作,止血操作,縫合・吻合操作などの基本操作から構成される。それらを適切に施行するためには,解剖学的知識と愛護的操作が求められる。腹腔鏡下手術においては,拡大視野のもと,長い鉗子やエネルギー機器による操作が求められる。本シリーズを通じて,腹腔鏡下消化器外科手術の標準手技におけるエキスパートたちの愛護的な操作を満喫していただき,本シリーズが低侵襲手術を実践する一助となれば幸いである。

最後に,このようなすばらしい手術書を出版していただいたメジカルビュー社とご担当いただいた吉田富生氏と宮澤 進氏に心から感謝申し上げたい。

平成27年2月吉日

編集主幹 北野 正剛

(大分大学長)

目次

Ⅰ 良性疾患

腹腔鏡下胆嚢摘出術(通常)

腹腔鏡下胆嚢摘出術(高度炎症例)

腹腔鏡下総胆管切石術

先天性胆道拡張症の手術

腹腔鏡下脾臓温存膵体尾部切除術(Warshaw手術)

腹腔鏡下脾臓温存膵体尾部切除術(脾動静脈温存)

腹腔鏡下膵腫瘍核出術

腹腔鏡下膵中央切除術

腹腔鏡下膵仮性嚢胞胃開窓術

腹腔鏡下膵仮性嚢胞消化管吻合術

Ⅱ 悪性疾患

腹腔鏡下膵体尾部切除術(脾摘を伴う)

腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術

索引

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

対応機種

  • ios icon

    iOS 10.0 以降

    外部メモリ:89.6MB以上(インストール時:194.8MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:358.4MB以上

  • android icon

    AndroidOS 5.0 以降

    外部メモリ:29.3MB以上(インストール時:73.3MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:117.2MB以上

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

書籍情報

  • ISBN:9784758311632
  • ページ数:160頁
  • 書籍発行日:2015年3月
  • 電子版発売日:2016年2月26日
  • 判:A4判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

まだ投稿されていません

特記事項

※今日リンク、YNリンク、南山リンクについて、AndroidOSは今後一部製品から順次対応予定です。製品毎の対応/非対応は上の「便利機能」のアイコンをご確認下さいませ。


※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。


※コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcher(iOS/iPhoneOS/AndroidOS)が必要です。


※書籍の体裁そのままで表示しますため、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。