新NS NOW 9 デバイスとITを使いこなす脳神経外科手術

  • ページ数 : 156頁
  • 書籍発行日 : 2017年3月
  • 電子版発売日 : 2018年12月14日
¥12,100(税込)
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商品情報

内容

器具・機器を知ってテクニックに生かす。知って,生かして,使いこなせ!

No.9では「デバイスとIT」をテーマに取り上げている。鋏やクリップといったまさに基礎の基礎といった器具から,シャントチューブ,コイル,血栓回収デバイスなど脳神経外科の手術に登場する多種多様な器具・機器。また,正確で安全な手術のためにITを駆使した工夫を取り入れた施設も紹介している。

新NS NOWシリーズ

序文

『新NS NOW』シリーズの第9弾として,「デバイスとITを使いこなす脳神経外科手術」を取り上げました。副題を,「器具・機器を知ってテクニックに生かす」としています。「知る」からはじまり,「生かす」,そして「使いこなす」,そのようなプロセスを期待してのタイトルです。

脳神経外科手術の進歩には新しいデバイスの開発が欠かせません。そして開発されたデバイスをどのように使いこなすかが手術成功の鍵となります。また,どのようなデバイスが存在し,どのような開発の歴史があったかを知ることも,新しいデバイスに関するアイデアを出していくのに重要なステップです。これは脳神経外科のすべてのサブスペシャリティーに当てはまることであり,本シリーズでは種々のデバイスを知り,使うことを目的としてオムニバス的にテーマを組んでみました。また,IT(information technology;情報技術)を駆使した術前のシミュレーションや情報統合システムが一般的となり,手術室やその記録においてITの重要性はますます高まっています。ITを使いこなすことは,正確で安全な手術のために必要不可欠になりつつあります。

サブスペシャリティーごとに取り上げたデバイスについては,これまでの変遷,現在最もよく用いられているものとその使いかた,そしてさらに改良していくためのポイントなどについて,わかりやすく図・写真を使って示していただいています。また,ITについては,それぞれの施設の最新の状況を,図や写真を使って解説し,読者の施設で今後導入するための情報で役立つものがあれば,紹介いただくようにしました。加えて,ITを使ったことで教育面でも効果が上がっていることが述べられています。

手術がうまい,といわれる多くの脳神経外科医は,皆,デバイスに興味があり,こだわりがあります。また,各種の医療機器についても知識が豊富で,メーカーの異なる機器をいろいろ試用したうえで,その施設に備え,そして使いこなしています。ITについても情報のアンテナを常に張っていて,手術自体に,あるいは教育に生かしています。多くの脳神経外科医の皆様が本書を読んで,デバイスやITに興味をもち,手術や日常の診療に生かしてくださいますことを祈念しています。


2017年1月

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科脳神経外科学教授
伊達 勲

目次

シャントシステムと水頭症手術

クリップの種類に注目した脳動脈瘤クリッピング

マイクロ鋏の使いかた

顕微鏡の特性とそれをどう活かすか

内視鏡下鍵穴手術のセットアップと実際

コイルの種類と脳動脈瘤塞栓術

急性期脳梗塞の治療に役立つ血栓回収デバイスの知識

脊椎手術インストゥルメンテーション 安全な椎弓根スクリュー刺入のために

定位脳手術のデバイスと手術手技

ITを駆使した術前シミュレーション

秋葉原,通販,100円ショップで購入し構築できる手術情報統合装置と臨床応用

脳神経外科を学びやすい手術室

ITを駆使した手術記録

◆シリーズ わたしの手術記載

①動脈瘤クリッピング術

②脳血管障害

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  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

書籍情報

  • ISBN:9784758315692
  • ページ数:156頁
  • 書籍発行日:2017年3月
  • 電子版発売日:2018年12月14日
  • 判:A4判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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