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  • 専門医取得に必要な形成外科手技36 上

専門医取得に必要な形成外科手技36 上

  • ISBN : 9784771904491
  • ページ数 : 168頁
  • 書籍発行日 : 2015年12月
  • 電子版発売日 : 2018年11月23日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥8,800 (税込)
ポイント : 160 pt (2%)

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商品情報

形成外科専門医に必要な基本手技36項目を,口頭試問を想定した多彩なQ&Aと豊富なイラストで平易に解説。
「受験者への一言」「これだけは読んでおこう」は必読!

専門医取得に必要な形成外科手技36 下

■ 序文

刊行にあたって

日本形成外科学会専門医制度も,今年で発足後40年近くとなり,これまでの間に数多くの形成外科専門医を世に輩出しています。この先人方の築き上げてこられた基盤の上に,現在の日本形成外科学会が成り立っているといっても過言ではありません。さらに,これまで学会主導であった専門医認定制度も,2017年以降に後期研修を開始する医師(専攻生)からは,専門医認定機構の指導の下,新しい認定評価基準が導入される予定になっています。しかし,これらの制度改革が生じても,形成外科専門医に求められる基本的な知識や技術・技能は大きく変わるものではありません。

一方,雑誌『形成外科』では,55巻(2012年)より,専門医審査において重要な位置を占める口頭試問対策として,連載企画「専門医取得に必要な形成外科手技」を立ち上げ,各分野を代表する専門家の先生にご執筆いただきました。お陰様で,3年間で36項目にわたる幅広い領域を網羅する内容を掲載することができ,専門医試験受験生はもとより,すでに専門医を取得しておられる指導的立場の先生方からも大変高い評価を得てきました。

このようなご好評にお応えするためにも,これまでの掲載内容をとりまとめ,より多くの先生方に,またより継続的に読んでいただくことが,形成外科専門医制度のさらなる充実のためにも役立つのではと考え,今回書籍化を企画した次第です。

本書が,形成外科の新しい時代を担っていくであろう若手医師の必読の書となり,同時に学会の基盤整備に少しでもお役に立つことを願っています。

末筆ながら,本書の校正・作成にご尽力いただいた克誠堂出版編集部の堀江拓さんに深謝申し上げます。


2015年11月

「形成外科」誌編集委員会
埼玉医科大学形成外科・美容外科
中塚 貴志

■ 目次

第1章 基本手技

1 遊離植皮術

Q1 全層植皮と分層植皮を比較して,その長所・短所をそれぞれ3つずつ述べよ。

Q2 植皮はどのような機序で生着するか述べよ。

Q3 植皮片において,どんな種類の知覚がどのタイミングで回復するか述べよ。

2 遊離骨・軟骨移植

Q1 遊離骨移植の代表的な採取部位を3つ挙げ,その特徴について述べよ。

Q2 遊離軟骨移植の代表的な採取部位を3つ挙げ,その特徴について述べよ。

Q3 遊離骨移植と軟骨移植の適応の違いについて述べよ。

3 ティッシュ・エキスパンダーの手技

Q1 ティッシュ・エキスパンダー法の適応疾患を述べよ。

Q2 ティッシュ・エキスパンダーを挿入するポケット作成のための皮下剥離層を部位別に述べよ。また,その剥離層を選択する理由を述べよ。

Q3 ティッシュ・エキスパンダー法の主たる合併症を挙げよ。

4 顔面皮膚欠損の治療 1─鼻部─

Q1 外鼻のサブユニットを図示せよ。

Q2 外鼻周囲の動脈の走行を図示せよ。

Q3 以下の局所皮弁について例を挙げて図示せよ。

・Rintala flap

・Axial frontonasal flap

・Bilobed flap

・Nasolabial flap

・Median forehead flap

5 顔面皮膚欠損の治療 2─口唇部─

Q1 上口唇の形態を図示せよ。

Q2 図に示した上口唇の欠損を被覆するためにAbbe皮弁をデザインせよ。

Q3 下口唇の再建に用いられる代表的な局所皮弁を挙げよ。

6 顔面皮膚欠損の治療 3─眼瞼部─

Q1 上眼瞼・下眼瞼に遊離植皮を行う場合,適切な採取部位を述べよ。

Q2 上眼瞼・下眼瞼の前葉欠損の再建法を,それぞれ大きさ別に述べよ。

Q3 内眼角の皮膚欠損を再建するために用いられる皮弁を挙げよ。

7 顔面皮膚欠損の治療 4─頬部─

Q1 頬部のエステティックユニットを図示せよ。

Q2 図に示した頬部皮膚欠損を被覆するために,V-Y前進皮弁,Limberg皮弁,双葉皮弁をデザインせよ。

Q3 図に示した頬部皮膚欠損を被覆するためにcervicofacial flap をデザインし,皮弁挙上における剥離層について述べよ。

8 四肢に作成する皮弁

Q1 上肢から挙上できる代表的な皮弁を3つ以上述べよ。

Q2 下肢から挙上できる代表的な皮弁を3つ以上述べよ。

Q3 下肢において筋弁・筋皮弁として利用される代表的な筋肉を4つ程度述べよ。

第2章 先天異常

9 口唇裂

Q1 片側口唇裂の代表的手術法を述べよ。

Q2 口唇裂に外鼻変形が生じるのはなぜか。

Q3 片側口唇裂手術のMillard法は,その手術概念から別名何と呼ばれるか。

Q4 両側口唇裂の術後に生じやすい変形は何か。

10 口蓋裂

Q1 正常口蓋と口蓋裂で口蓋帆挙筋の走行を図示せよ。

Q2 初回口蓋形成術で達成すべき目的を3つ挙げよ。

Q3 口蓋形成術後に見られる問題点を挙げよ。

11 埋没耳

Q1 埋没耳の解剖学的異常に関与する筋肉を挙げ,どのような形態異常に関与するかについて述べよ。

Q2 埋没耳の非観血的治療法とその至適時期について述べよ。

Q3 埋没耳の手術のポイントと手術方法について述べよ。

12 小耳症

Q1 耳介の図をできるだけ正確に書き,主たる解剖学的名称を記述せよ。また耳介の発生との関係を述べよ。

Q2 小耳症の解剖学的特徴と疫学,しばしば合併する異常について述べよ。

Q3 小耳症の手術について概略を述べよ。

13 母指多指症

Q1 母指多指症の代表的な分類法を述べよ。

Q2 母指球筋群を図示し,支配神経を述べよ。

Q3 母指多指症の再建術式の要点を述べよ。

14 小趾列多合趾症

Q1 小趾列多合趾症を外観的に3つに分類し図示せよ。

Q2 小趾列多合趾症の発生頻度,遺伝形式,手術時期を述べ,外観的分類の3つのタイプを多い順に並べよ。

Q3 小趾列多合趾症で,切除趾を決定する要因を3つ挙げよ。

15 臍ヘルニア

Q1 小児の臍ヘルニアの手術時期を述べよ。

Q2 臍ヘルニアの鑑別疾患を述べよ。

Q3 臍ヘルニア手術の要点と代表的なデザインについて述べよ。

16 漏斗胸

Q1 漏斗胸の診断と手術適応について述べよ。

Q2 漏斗胸の代表的な手術法を3つ挙げよ。

Q3 Nuss法の手術至適年齢について述べよ。

■ 特記事項

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