Year Book of RCC 2018

冨田 善彦 金山 博臣 植村 天受 篠原 信雄 (編集)

メディカルレビュー社

  • ISBN : 9784779221842
  • ページ数 : 148頁
  • 書籍発行日 : 2019年1月
  • 電子版発売日 : 2019年7月31日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥5,280 (税込)
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商品情報

腎細胞癌に関する現時点での知見と,現場の感覚を失わない「本当のところ」がわかる1冊。

Prof. Viktor Grunwaldからのletterも含め、7名の先生方にご執筆いただきました。
本年のYear Bookもまた、これまで以上に臨床の現場に即した内容になったのではないか、と考えております。読者の先生方の診療に少しでもお役に立てれば幸いです。

■ 序文

2016年8月に、腎細胞癌(RCC)の2次治療以降にニボルマブが使用可能となりました。以後、多数の症例にニボルマブが使用されてきましたが、ニボルマブが高い効果を示す症例がある一方、効果がみられない、またはニボルマブ投与後に急速に進行する症例も存在します。本書『Year Book of RCC 2018』の【Round Table Discussion】では、「Post I-O drug」として、実際の症例をもとに、ニボルマブ治療後の治療法の選択や治療の切り替えのタイミングについてディスカッションを行ってみました。

2018年8月からは、IMDCリスク分類intermediate/poor risk症例に対してニボルマブ+イピリムマブの併用療法が1次治療として認められ、免疫チェックポイント阻害薬(I-O drug)による治療も新しい段階に入りました。この併用療法は、ニボルマブ単剤よりも高い奏効率、完全寛解(CR)率が認められる一方で、免疫関連有害事象(irAE)の発生頻度、gradeも高くなり、より一層注意深い対応が必要です。この点については【Topics or RCC】で「麺系チェックポイント阻害薬の副作用マネジメントの実際」として各領域のエキスパートにご解説いただきました。

また、ニボルマブ+イピリムマブの併用療法については、intermediate/poor risk症例のなかでどのような症例で有用なのか、現在のところ明確な予測因子(predictive factor)は存在しませんが、現時点でオピニオンリーダーの先生方が治療法の選択についてどのように考えているのか、Prof. Viktor Grunwaldからのletterも含め、7名の先生方にご執筆いただきました。

本年のYear Bookもまた、これまで以上に臨床の現場に即した内容になったのではないか、と考えております。読者の先生方の診療に少しでもお役に立てれば幸いです。


2018年11月

編集者 記

■ 目次

Ⅰ Round Table Discussion

Post I-O drug ―免疫チェックポイント阻害薬後の治療―

Ⅱ Topics of RCC~免疫チェックポイント阻害薬の副作用マネジメントの実際(IO-IO combinationを視野に入れて)~

1.症例の経験から(副作用の概観)

1)潰瘍性大腸炎に類似した大腸炎(grade3)と硬化性胆管炎(grade5)の経験

2)当院におけるirAE(尿細管間質性腎炎、腸管気腫症、急性副腎不全)の経験

2.各副作用のマネジメントの実際

1)肺障害

2)大腸炎

3)肝障害

4)心障害

5)甲状腺・下垂体・副腎障害

6)糖尿病

Ⅲ Risk factor up to date~リスク分類と1次治療選択~

1.基調論文:海外のMedical Oncologistに訊く

2.オピニオンリーダーに訊く

1)治療法選択の基本的考え方

2)進行性RCCにおける1次治療は何を根拠に選択するか?

3)転移性RCC薬物治療の現状と展望

4)今後の1次治療選択は?

5)IMDCリスク分類と1次治療選択

6)Intermediate risk症例をどのように治療すべきか?

Ⅳ 付録

RCC関連演題の一覧(ASCO 2018,AUA 2018,ESMO 2018)

索引

編集者プロフィール

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