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画像診断 2013年12月号(Vol.33 No.14) Trauma Radiology 入門 -外傷の画像診断とIVR-

  • ページ数 : 151頁
  • 書籍発行日 : 2013年11月
  • 電子版発売日 : 2016年4月28日
¥2,640(税込)
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商品情報

内容

先般改訂された『外傷初期診療ガイドライン』を取り上げ,外傷全身CTの読影法について解説.また,きわめて緊急度の高い損傷について,その発生メカニズム(典型的な受傷機転),および治療法選択においてkeyとなる臨床・画像所見を,「入門」として重要なものだけに絞って解説しました.
*都合により,紙版の誌面と異なり割愛される箇所があることがございます.

序文

序説

● 中島康雄

放射線診断学の中で救急放射線分野は,臓器別診療が主体となった高度医療の中で,全身を扱う点と,診断と治療(interventional radiology;IVR)が一体となって進められる点で,きわめてユニークな領域である.

general radiologyを掲げて作られてきた聖マリアンナ医科大学放射線科を故石川徹教授から引き継ぎ15年を迎えた.その間,救急医療に貢献できる放射線科医を養成することをテーマのひとつと掲げ,今まで取り組んできた.日本救急放射線研究会は,その意志を日本全体に広げていくために組織され,その活動は放射線科の枠を越え,また国を越えて広がりをもちつつある.

本特集は,救急医療の中で最も特色の際立ったtrauma radiologyをテーマに組み,日本救急放射線研究会の若手主要メンバーに執筆をお願いした.第1章「外傷初期診療ガイドラインと診療の実際」では,新しく画像診断の項目が大幅に取り入れられた最新版の解説を記載いただき,外傷診療においても画像診断の重要性の増加を感じていただける.第2章「Trauma Radiology−外傷初期診療における画像診断とIVR−」では,外傷診療における画像診断とIVRの位置づけとtrauma radiologyのあり方につき記載いただいた.第3章「外傷パンスキャンの読み方」は,外傷全身CTという大量のデータから如何に迅速に重要な所見を見逃さないように読影するかという,放射線科医にとって最も重要なテーマに関して解説いただいた.第4章以降は,各領域の各論を記載いただいたが,いずれも救急医療の理念である治療に直結するという趣旨が十分組み込まれた内容である.

全体を通して救急医療の本質がちりばめられた内容であり,特に若い放射線科医に読んでいただき,救急現場に出向くモチベーションが高まれば望外の喜びである.



目次

外傷初期診療ガイドラインと診療の実際

Trauma Radiology−外傷初期診療における画像診断とIVR−

外傷パンスキャンの読み方

頭部・顔面外傷

胸部外傷

大動脈損傷

腹部外傷

骨盤骨折

脊椎・脊髄損傷


【連載】

すとらびすむす

ドップラー表敬

画像診断と病理

細胆管細胞癌

ここが知りたい!

画像診断2013年7月号特集

「膵炎・膵腫瘍の画像診断─稀な疾患との鑑別も含めて─」

投稿 症例

可逆性脳血管攣縮症候群の画像所見

CASE OF THE MONTH

Case of December

The Key to Case of October

Picked-up Knowledge from Foreign Journals

神経放射線のduropathies

Refresher Course

膠芽腫のMRIのすべて

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書籍情報

  • ISBN:9784780900491
  • ページ数:151頁
  • 書籍発行日:2013年11月
  • 電子版発売日:2016年4月28日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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