新薬理学 第6版

  • ISBN : 9784784911660
  • ページ数 : 256頁
  • 書籍発行日 : 2015年6月
  • 電子版発売日 : 2015年7月31日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥3,520 (税込)
ポイント : 64 pt (2%)

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商品情報

初版以来、多くの読者に支持されてきた薬理学参考書のロングセラー、待望の改訂第6版が登場!

膨大な医薬品の中から重要なものだけをチョイス!第6版では、初版以来からのQ&A形式で薬理学の要点を簡潔にまとめ、内容のupdateが図られてます。
各設問に掲げられた要点が一目で分かるよう、キーワードを色刷りに、解答のポイントをサマリーとして掲載。短時間で基本を押さえたい初学者の方々におすすめします。

Qシリーズ一覧 はこちら

■ 序文

改訂第6版にあたって

本書の初版が出版されたのは1993年のことである。以来、幸いにも多くの読者に恵まれ、たびたび版を重ねてきたことは、著者一同喜びにたえない。

この間、著者らは増刷のたびにチェックを行い、内容に誤りなきよう努めてきた。また、約4年ごとにすべての内容を見直し、全面的な改訂を行ってきた。

今回の第6版も、Q&A形式で薬理学の要点を簡潔にまとめるという初版以来の編集方針を維持しつつ、内容のupdateを図った。関連・対比して覚えるべき薬物を整理統合し、効率的に学習できるよう工夫してあるので、丸暗記に走るのではなく、それらの薬物の薬理作用などを考えながら覚えて欲しい。その際、各設問に掲げてある[ポイント]を十分に活用していただきたい。

本書が学生諸君の薬理学の修得に役立つことを祈念している。


2015年5月

著者ら

■ 目次

第1章 総論

Q 1 薬物の定義と薬理学の取り扱う領域

Q 2 薬物動態学とは〈薬物の生体内動態を規定する4つの因子〉

Q 3 薬物作用学とは〈薬理作用の種類〉

Q 4 臨床薬理学の意義

Q 5 薬物の膜透過の機序

Q 6 pH, pKaの膜透過に及ぼす影響

Q 7 薬物の吸収に影響を与える因子

Q 8 薬物の投与経路〈各投与経路の吸収パターンと長所・短所〉

Q 9 初回通過効果と生体内利用率

Q 10 薬物の体内分布様式に関連する因子

Q 11 薬物の臓器移行を妨げる関門

Q 12 ドラッグデリバリーシステム

Q 13 薬物の体内変化〈薬物代謝の4つの過程〉

Q 14 薬物代謝酵素の働き

Q 15 薬物の排泄経路〈腎臓から排泄されやすい薬物の条件〉

Q 16 クリアランスと薬物消失速度・血中薬物濃度との関係

Q 17 分布容積と体内薬物量・血漿薬物濃度との関係

Q 18 半減期の求め方〈クリアランス・分布容積との関係〉

Q 19 定常状態に達するまでの時間を規定するパラメータ

Q 20 薬物の初回負荷量と維持量の関係

Q 21 血中薬物濃度から投与量を調節する方法〈血中濃度の測定が必要な薬物の例〉

Q 22 薬物と生体成分との相互作用

Q 23 薬物と受容体との結合〈受容体の基本的性質〉

Q 24 アゴニスト,アンタゴニストの意味

Q 25 GTP結合蛋白質の役割

Q 26 細胞膜受容体の分類とそれぞれの特徴

Q 27 細胞質(核)受容体の構造と機能

Q 28 受容体,伝達器,効果器の関係〈セカンドメッセンジャーとは〉

Q 29 細胞内情報伝達系におけるカルシウムの役割

Q 30 薬物作用の定量化〈治療係数,LD50,ED50の意味〉

Q 31 薬物に対する生体の感受性〈薬理効果を左右する生体側の因子〉

Q 32 小児の薬物療法

Q 33 妊婦の薬物療法

Q 34 薬物の併用と薬物相互作用

Q 35 臨床的に重要な薬物相互作用

Q 36 プラセボ効果とは

Q 37 薬物治療における耐性の問題

Q 38 副作用と有害作用の違い

Q 39 有害事象と有害作用の違い

Q 40 医薬品の開発から市販までの過程

Q 41 医薬品開発の倫理的側面〈ヘルシンキ宣言と臨床試験〉

Q 42 臨床試験は何のために必要か?

Q 43 エビデンスに基づいた適正な薬物療法の考え方〈パーソナルドラッグとは〉

Q 44 添付文書の読み方

第2章 中枢神経系に作用する薬物

Q 45 全身麻酔薬の分類と特徴

Q 46 吸入麻酔薬の種類と特徴

Q 47 静脈麻酔薬の種類と特徴

Q 48 麻酔前投薬の目的と種類

Q 49 バルビツール酸誘導体の分類

Q 50 バルビツール酸誘導体の薬理作用

Q 51 ベンゾジアゼピン誘導体の薬理作用〈GABA受容体との相互作用〉

Q 52 ベンゾジアゼピン誘導体の臨床応用と副作用

Q 53 抗不安薬の種類と使い方

Q 54 エタノールの薬理作用

Q 55 抗精神病薬の種類と特徴

Q 56 抗精神病薬の薬理作用

Q 57 抗精神病薬の副作用〈薬物性パーキンソン症候群,悪性症候群とは〉

Q 58 抗うつ薬の種類と特徴

Q 59 抗うつ薬の薬理作用と副作用

Q 60 炭酸リチウムの薬理作用

Q 61 抗てんかん薬の選択

Q 62 パーキンソン病の治療薬と誘発薬

Q 63 キサンチン誘導体の薬理作用

Q 64 覚醒アミンの薬理作用

Q 65 オピオイド鎮痛薬の種類と作用機序

Q 66 麻薬性鎮痛薬の薬理作用

Q 67 片頭痛の発症機序と治療薬

Q 68 認知症治療薬と脳循環・代謝改善薬

第3章 末梢神経系に作用する薬物

Q 69 末梢神経系の機能的分類

Q 70 ノルアドレナリン,アドレナリン,イソプロテレノールの薬理作用

Q 71 α,β受容体選択的作動薬とその臨床応用

Q 72 α受容体遮断薬の種類と薬理作用

Q 73 β受容体遮断薬の種類と特徴

Q 74 β受容体遮断薬の臨床応用

Q 75 アセチルコリンの神経伝達機構と受容体

Q 76 ムスカリン様作用薬の種類と臨床応用

Q 77 コリンエステラーゼ阻害薬の種類と臨床応用

Q 78 抗コリン作用薬の種類と特徴

Q 79 抗コリン作用薬の臨床応用

Q 80 ニコチンの自律神経節に対する薬理作用

Q 81 神経筋接合部の競合性遮断薬と脱分極性遮断薬の比較

Q 82 末梢神経の興奮伝導と局所麻酔薬の作用機序

Q 83 局所麻酔薬〈エステル型とアミド型の比較〉

Q 84 神経障害性疼痛に用いられる鎮痛薬

第4章 循環器系に作用する薬物

Q 85 心不全の病態生理と抗心不全薬の作用機序

Q 86 ジギタリスの陽性変力作用の機序

Q 87 ジギタリスの電気生理学的作用

Q 88 ジゴキシンとジギトキシンの薬物動態の違い

Q 89 ジギタリスの投与設計

Q 90 ジギタリス中毒とその防止

Q 91 不整脈の発生機序

Q 92 各種抗不整脈薬の作用の比較

Q 93 ジギタリス中毒の不整脈治療

Q 94 抗不整脈薬の有害作用

Q 95 狭心症の病態生理と抗狭心症薬の作用機序

Q 96 ニトログリセリンの投与経路

Q 97 カルシウム拮抗薬の種類と作用比較

Q 98 硝酸化合物,カルシウム拮抗薬とβ遮断薬の併用

Q 99 末梢循環不全におけるカルシウム拮抗薬の作用

Q 100 心筋梗塞の治療に用いられる薬物

Q 101 高血圧の原因と降圧薬の治療目的

Q 102 白衣高血圧と仮面高血圧

Q 103 高血圧発症におけるモザイク説

Q 104 降圧薬の種類と特徴

Q 105 交感神経抑制薬の作用点

Q 106 中枢性降圧機序

Q 107 レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系に影響する降圧薬

Q 108 チアジド(サイアザイド)系利尿薬の長期投与時の副作用

Q 109 段階的な降圧療法

Q 110 高血圧性緊急症の治療

Q 111 リポ蛋白代謝と動脈硬化の関係

Q 112 脂質異常症(高脂血症)治療薬の作用機序

第5章 血液・造血器に作用する薬物

Q 113 止血機序と止血薬の作用点

Q 114 血小板凝集の機序

Q 115 抗血小板薬の作用と臨床応用

Q 116 血液凝固系・線溶系の機序

Q 117 ヘパリンとクマリン誘導体の違い

Q 118 貧血の分類とその治療薬

Q 119 鉄の体内動態と鉄剤投与時の注意点

第6章 抗炎症薬

Q 120 炎症のケミカルメディエーター〈アラキドン酸カスケードの関与〉

Q 121 抗炎症薬の種類

Q 122 ステロイド性抗炎症薬の作用機序と副作用

Q 123 非ステロイド性抗炎症薬の作用機序

Q 124 非ステロイド性抗炎症薬の薬理作用と臨床応用

Q 125 非ステロイド性抗炎症薬の副作用

Q 126 関節リウマチの治療薬

Q 127 高尿酸血症・痛風治療薬の作用機序

第7章 呼吸器系に作用する薬物

Q 128 Ⅰ型アレルギー反応とは

Q 129 気管支喘息の発生機序

Q 130 化学伝達物質の薬理作用

Q 131 気管支平滑筋の収縮・弛緩メカニズム

Q 132 喘息治療に使われるステロイド薬

Q 133 喘息治療に使われる気管支拡張薬の種類

Q 134 テオフィリンの薬効と血中濃度の関係

Q 135 抗アレルギー薬の種類と作用

Q 136 抗ヒスタミン薬の薬理作用

Q 137 臨床でよく使われる喘息治療薬

Q 138 鎮咳薬と去痰薬

Q 139 呼吸興奮薬

第8章 消化器系に作用する薬物

Q 140 消化管機能の調節機構

Q 141 胃酸分泌のメカニズム

Q 142 胃酸分泌過剰に用いられる薬物

Q 143 消化性潰瘍の治療薬

Q 144 胃運動促進薬の作用機序

Q 145 嘔吐の発現機序〈制吐薬の作用点〉

Q 146 下痢の原因と制瀉薬の作用機序

Q 147 便秘の原因と下剤の作用機序

Q 148 炎症性腸疾患の治療薬

Q 149 胆嚢に作用する薬物

Q 150 C型慢性肝炎の治療薬

第9章 泌尿器系に作用する薬物

Q 151 尿の生成〈なぜ1日尿量は約1,500mLなのか〉

Q 152 浮腫の原因〈体液の構成〉

Q 153 利尿薬の種類と尿細管における作用点

Q 154 浸透圧利尿薬の特性

Q 155 炭酸脱水酵素阻害薬の薬理作用

Q 156 ループ利尿薬はなぜ高天井(high-ceiling)利尿薬と呼ばれるのか?

Q 157 近位尿細管における薬物の輸送

Q 158 血中カリウムを保持する利尿薬

Q 159 心房性ナトリウム利尿ペプチドとは

第10章 抗感染症薬

Q 160 感染症の定義と抗生物質療法の目的

Q 161 抗生物質の作用機序による分類

Q 162 抗菌スペクトルとは

Q 163 耐性菌の出現機序

Q 164 抗生物質の体内動態

Q 165 β-ラクタム系抗生物質とβ-ラクタマーゼ

Q 166 β-ラクタム系抗生物質の有害作用

Q 167 ペニシリン系抗生物質の抗菌スペクトル

Q 168 セフェム系抗生物質の抗菌スペクトル

Q 169 緑膿菌感染症に有効な抗生物質

Q 170 マイコプラズマ感染症に有効な抗生物質

Q 171 クラミジア感染症に有効な抗生物質

Q 172 配合抗菌薬の配合理由

Q 173 ニューキノロン薬の抗菌スペクトルと作用機序

Q 174 結核の治療と抗結核薬の作用機序

Q 175 抗感染症薬におけるサルファ薬の位置づけ

Q 176 ウイルス感染症の治療薬

Q 177 真菌感染症と抗真菌薬の位置づけ

Q 178 寄生虫感染症の治療薬

Q 179 消毒の定義と消毒薬の種類

Q 180 消毒効果に影響を及ぼす因子

第11章 抗腫瘍薬

Q 181 癌化学療法の基本コンセプト

Q 182 細胞周期と抗腫瘍薬

Q 183 抗腫瘍薬の分類と作用機序

Q 184 抗腫瘍効果が得やすい腫瘍と得にくい腫瘍

Q 185 分子標的治療薬

Q 186 抗腫瘍薬の有害作用

Q 187 抗腫瘍薬に対する薬剤耐性

Q 188 免疫抑制療法

Q 189 BRM薬の作用機序

第12章 ホルモン・ビタミン

Q 190 ホルモン療法の意義

Q 191 ホルモンの作用機序

Q 192 視床下部ホルモンの種類と作用,臨床応用

Q 193 下垂体前葉ホルモンの種類と作用,臨床応用

Q 194 下垂体後葉ホルモンの種類と作用,臨床応用

Q 195 甲状腺ホルモンの作用と臨床応用

Q 196 抗甲状腺薬の作用機序

Q 197 インスリンの合成・分泌と作用

Q 198 インスリンの種類

Q 199 経口血糖降下薬

Q 200 糖尿病治療の考え方

Q 201 副腎皮質ホルモンの種類と作用

Q 202 副腎皮質ホルモンの臨床応用と有害作用

Q 203 性ホルモンの種類と作用,臨床応用

Q 204 カルシウム代謝を調節するホルモン

Q 205 骨粗鬆症の治療薬

Q 206 消化管ホルモンとは

Q 207 脂溶性ビタミンの種類と作用

Q 208 水溶性ビタミンの種類と作用

第13章 中毒・毒性

Q 209 薬物と毒物の違い

Q 210 即時型毒性と遅発型毒性

Q 211 可逆的毒性と不可逆的毒性

Q 212 催奇形性とは

Q 213 予知できる有害作用とできない有害作用

Q 214 急性中毒と慢性中毒

Q 215 急性中毒の治療

Q 216 アルコールの代謝経路と中毒

Q 217 農薬中毒(パラコート中毒)

Q 218 重金属中毒(水銀中毒,鉛中毒)

Q 219 一酸化炭素中毒

Q 220 サリン中毒

■ 特記事項

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