ジェネラリストのための"メンタル漢方"入門

  • ページ数 : 280頁
  • 書籍発行日 : 2014年10月
  • 電子版発売日 : 2014年12月26日
¥4,180(税込)
ポイント : 76 pt (2%)
今すぐ立ち読み
今すぐ立ち読み

商品情報

内容

漢方ビギナーの先生方におくる、「入門書の入門書」

安易に向精神薬を出す前に、漢方薬という選択肢を考えてみませんか?軽度の精神症状の初期治療として、西洋医学的治療の補助療法として、漢方薬を上手に使いこなしましょう!
プライマリケアで漢方を使えるようになりたい、そんな方におすすめの一冊です。

序文

序文

プライマリケアでは、健常と異常の間にいる方々が多く受診します。そういった方々に漢方薬を使ってちょっと下支えしてあげて、異常の方へ転がっていくのを防ぐ。曖昧な精神症状に対して、すぐに抗うつ薬や抗不安薬を使うのではなく、まずは漢方薬といくばくかの精神療法を...。そんな想いから"メンタル漢方"というタイトルにしました。


私のような若輩者が使っても、漢方薬は驚くほどの効果を示すことがあります。その的中をもっと広げられたら、より多くの患者さんが楽になるはずです。そのために、一緒に学んでいきましょう。


第1章 無理せず学ぶ 「基礎理論」

第2章 処方の意味を知る 「生薬の働き」

第3章 プライマリケアで診る 「精神症状の診かた」

第4章 患者さんを支える 「メンタル漢方」

目次

第0章 まずは知ることから 「本書の構成」

漢方を知るということ

漢方ってどうやって勉強したらいいの?

本書の構成

身体科でも精神症状への配慮を

"メンタル漢方"とは


第1章 無理せず学ぶ 「基礎理論」

1-1 気と血 ―― 解剖を学問にした西洋医学、しなかった中医学

1-2 瘀血 ―― 血流障害、慢性炎症による組織リモデリング

1-3 水・津液 ―― お天気との関連も考えて

1-4 陰と陽 ―― 代謝バランス

1-5 熱と寒 ―― 燃え尽きるほどヒートなのかクールに去るのか

1-6 虚と実 ―― 病因とそれに対する身体の反応

1-7 漢方の診察法

1-8 診療の流れ


第2章 処方の意味を知る 「生薬の働き」

2-1 エキス製剤の投与量や合方など注意点

2-2 補気薬

2-3 理気薬

2-4 補血薬

2-5 補気補血薬

2-6 駆瘀血薬

2-7 利水薬

2-8 静熱薬

2-9 祛寒薬

2-10 補陰薬

2-11 補陽薬

2-12 柴胡剤


第3章 プライマリケアで診る 「精神症状の診かた」

3-1 精神疾患は症候群である?

3-2 プライマリケアで診るもの

3-3 プライマリケアで診ないもの

3-4 精神症状の診かた

3-5 精神症状を来たす身体疾患を見逃さない

3-6 向精神薬について ―― 抗うつ薬

3-7 向精神薬について ―― ベンゾジアゼピン

3-8 向精神薬について ―― 抗認知症薬

3-9 向精神薬について ―― 抗精神病薬


第4章 患者さんを支える 「メンタル漢方」

4-1 精神科領域で使われる生薬のまとめ

4-2 抑うつ〈燃えないコスモ〉

4-3 不安〈対象はどこだ?〉

4-4 身体化〈身体という劇場〉

咽頭(咽頭閉塞感)

心臓(動悸、胸痛)

胃腸(嘔吐、呑酸、下痢便秘)

膀胱(頻尿、不快感)

頭痛

腹痛

腰痛など筋骨格系の痛み

めまい、ふらつき

4-5 認知症〈消えゆく"世界"〉

4-6 不眠

4-7 終わりに ―― "あいだ"としての薬

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

対応機種

  • ios icon

    iOS 10.0 以降

    外部メモリ:9.6MB以上(インストール時:20.9MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:38.4MB以上

  • android icon

    AndroidOS 5.0 以降

    外部メモリ:24.6MB以上(インストール時:61.6MB以上)

    ダウンロード時に必要なメモリ:98.4MB以上

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

書籍情報

  • ISBN:9784784944552
  • ページ数:280頁
  • 書籍発行日:2014年10月
  • 電子版発売日:2014年12月26日
  • 判:A5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

まだ投稿されていません

特記事項

※今日リンク、YNリンク、南山リンクについて、AndroidOSは今後一部製品から順次対応予定です。製品毎の対応/非対応は上の「便利機能」のアイコンをご確認下さいませ。


※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。


※コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcher(iOS/iPhoneOS/AndroidOS)が必要です。


※書籍の体裁そのままで表示しますため、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。