• ページ数 : 176頁
  • 書籍発行日 : 2009年10月
  • 電子版発売日 : 2012年1月7日
¥5,170(税込)
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商品情報

内容

処方箋の読み解き方、わかりやすい説明のコツ、最新の医薬品情報、的確な疑義照会のノウハウ…
服薬指導のスキルアップに必要な全てをこの一冊にまるごと詰め込みました!

◆尿酸降下剤服用中に痛風発作が起こったら
◆ディフェリンとだ裸身の塗布順序
◆抗真菌剤をコーラで服用する理由
◆心筋梗塞発症後に血圧の薬が変更された理由
◆ディフェリンとだ裸身の塗布順序
◆めまい患者に投与された抗ウイルス剤
……など、全53問収録!

電子書籍版では、収録薬剤名からの今日の治療薬へのリンク参照、目次・索引リンク、串刺し検索などを搭載し、より立体的に参照いただけます。

序文

11冊目の『日経DIクイズ』をお届けします。

今回は、月刊誌『日経ドラッグインフォメーション』の2008 年10 月号から2009 年9 月号に掲載した「日経DI クイズ」48 題に、書き下ろし5 題を加えた53 題を収録しました。最新の医薬品情報に基づいた珠玉のクイズの数々を、今回もじっくりとご堪能ください。

また、本シリーズの1冊目から掲載を続けている「医師が処方を決めるまで」では今回、生活習慣病を中心にメジャーな6 疾患を取り上げました。各疾患4~5 ページとコンパクトではありますが、なかなか触れることのできない専門医の先生方の"処方の神髄"を垣間見ることができるコーナーとしてご好評をいただいています。

さらに今回は、この夏に編集部がインターネットで行った「適応外処方実態調査」の結果を特別収録しました。この調査は、医師・薬剤師合計1200 人を対象に行ったもので、調査結果の概要と解説は『日経ドラッグインフォメーション』2009 年9 月号の特集「適応外処方2009」に掲載しています。本書では、この特集記事を再録するとともに、雑誌上には掲載できなかった詳細データを追加収録しました。

1998年に雑誌での連載が始まって以来、日経DIクイズには、しばしば、ご愛読いただいている薬剤師の先生方から「クイズで読んだ後に、ほとんど同じような患者さんに遭遇して、驚いた」という感想をいただきます。

これは、出題と解説を担当いただいている執筆陣の先生方が、各診療科の最新の処方動向にアンテナを張り、患者さんたちの悩みを的確にキャッチしてくださっていることの証です。執筆陣の先生方、日ごろから多大なるご協力をいただき、誠にありがとうございます。

また、『日経ドラッグインフォメーション』の創刊以来、挿絵を描いていただいているイラストレーターの加賀たえこさんも、日経DIクイズには欠かせない存在です。登場する患者さんの背格好や外見はもちろん、指導する薬剤師さんの表情や背景の描写まで、編集部担当者に細かく確認し、時にディスカッションをしながら、毎号締め切りのギリギリまで(!)、リアリティーの追求に余念がありません。

そして、この11冊目の編集作業は、『日経ドラッグインフォメーション』編集部の江本哲朗記者と副編集長の内山郁子が中心になって当たりました。

それぞれの熱い思いが凝縮された本書が、現場の服薬指導に活用され、1人でも多くの患者さんに幸せをもらたすことを願って。


2009 年10月

日経ドラッグインフォメーション編集長
田島 健

目次

症例に学ぶ 医師が処方を決めるまで

1 成人市中肺炎
背景因子と肺炎の重症度に応じ早期に適切な抗菌剤を使用する

2 2型糖尿病
SU薬の安易な処方は禁物
インスリンは早期から導入

3 高血圧
病態に応じて降圧薬を使い分け
薬剤性の血圧上昇に要注意

4 COPD(慢性閉塞性肺疾患)
気管支拡張剤と吸入ステロイド剤を組み合わせてQOLの改善を

5 慢性心不全
RA系抑制剤とβ遮断剤が中心
臓器うっ血には利尿剤で対応

6 骨粗鬆症
初期例にはCaやビタミンDを補充
ステロイド性はビス剤で治療

日経DIクイズ

1 溶連菌感染症への抗菌剤の服用期間

2 春季カタルに処方された免疫抑制点眼剤

3 小児の頭痛に出された抗アレルギー剤

4 若年性関節リウマチの子を心配する母親

5 テグレトール服用中に起きた聴覚異常

6 オクソラレン経口剤が出された尋常性白斑

7 にきびに処方された新しい機序の外用剤

8 ディフェリンとダラシンの塗布順序

9 食欲増進効果のある薬剤とは

10 不眠に抗うつ剤が出された理由

11 室温でゲル化してしまった点眼剤

12 うつ病患者に甲状腺ホルモンが出された理由

13 食道疾患に硝酸剤が出された理由

14 肩凝りにNSAIDs貼付剤を使用していた妊婦

15 下痢型IBSの男性に出された新しい治療薬

16 めまい患者に投与された抗ウイルス剤

17 子宮内膜症に出された喘息の薬

18 咳喘息の診断後に処方が変更された理由

19 ビタミンB6製剤が処方された乳癌患者

20 クレストールと相互作用を起こす薬剤とは

21 尿路結石に処方されたα1遮断剤

22 尿酸降下剤服用中に痛風発作が起こったら

23 腎機能低下者に出された経口禁煙薬

24 リファジンがミコブティンに変更された患者

25 1回飲み切り型の抗菌剤を処方された患者

26 GERD患者にPPIが頓服で処方された理由

27 こむら返りに出された痛風の薬

28 乾癬の治療に使う脂質異常症の薬

29 アレルギー性鼻炎に出された新しい点鼻剤

30 肺高血圧症患者に追加された新薬

31 セイブルと「腸から分泌されるホルモン」

32 早期パーキンソン病と診断された50歳の患者

33 いぼにヨクイニンが処方された患者

34 アドエアが追加処方されたCOPD患者

35 外用剤にかぶれたことがある水虫患者

36 口腔疾患に処方されたセファランチン

37 大量のステロイドが出された悪性リンパ腫患者

38 透析患者のかゆみを緩和する新薬

39 抗真菌剤をコーラで服用する理由

40 ダンピング症候群と糖尿病用剤

41 心臓カテーテル検査に休薬は必要か

42「 薬が飲みにくい」と訴える脂質異常症患者

43 ベザトールSRがリピディルに変更された理由

44 ニトログリセリン噴霧剤を出された狭心症患者

45 心筋梗塞発症後に血圧の薬が変更された理由

46 新しい緑内障治療薬の保存方法

47 抗パーキンソン病剤の眠気は我慢できる?

48 癌患者の疼痛を緩和する咳止め

49 アルツハイマー病にACE阻害剤が有効?

50 「おなかが張る」と訴える高齢患者

51 ビスホスホネート製剤の用法・用量は適切か

52 抗ウイルス剤の効き目を心配する帯状疱疹患者

53 排尿障害治療薬で出現した下痢の副作用


索引(疾患名、薬剤名)

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書籍情報

  • ISBN:9784822211271
  • ページ数:176頁
  • 書籍発行日:2009年10月
  • 電子版発売日:2012年1月7日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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