看護現場のメンタルヘルス支援ガイド 部下を持ったら必読!

  • ISBN : 9784822239527
  • ページ数 : 178頁
  • 書籍発行日 : 2016年12月
  • 電子版発売日 : 2017年6月9日
  • 判 : A5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥3,080 (税込)
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商品情報

管理者のこんな『困った!』に応えます。

「職員の無断欠勤が続く」「職員が患者から暴力を受けた」「“辞めたい”と相談を受けた」など、看護管理者の視点(ラインによるケア)から、職場のメンタルヘルスを守るために日ごろから何をすべきなのか、メンタルヘルス不調者にどのように関わればよいのかについて紹介しています。

■ 序文

はじめに

私は、2000年からリエゾンナース(リエゾン精神看護専門看護師)として、身体疾患を扱う一般診療科に入院中、および外来通院中の患者さんとその家族をケア対象に活動してきました。また、新病院への移転を機に疲弊していた看護師の支援に携わったのをきっかけに、看護師がケア提供者として活き活きと仕事ができるように看護師のメンタルヘルス支援にも力を入れてきました。

日々、現場の看護師たちに関わる中で、近年の看護師のメンタルヘルス支援における課題が、私が活動を始めた当初と変化してきたことを感じています。



ここ数年の看護現場からは次のような声をよく耳にします。


「多忙な業務に追われて、自分の実践を振り返る余裕がない」

「患者さんの入院期間が短く、ゆっくり向き合えないので、看護という仕事にやりがいを感じられない」

「メンタルヘルスの不調者が増えているように思う」



これらの声が上がる背景には、まず看護業務の特殊性があります。それは、仕事中に緊張を強いられる場面が多いこと、感情労働であること、そして人の命を預かる責任が重いことなど、仕事の質がストレスを伴いやすいという点です。夜勤を伴う交代制勤務も、身体への負担を増大させます。

加えて慢性的な看護師不足や近年の在院日数の短縮化が、一人ひとりの仕事量の増加につながっています。治療内容や技術は年々専門化、複雑化しており、看護師は常に新しい知識を学ばなければ対応できず、自分の能力以上のことを求められる場面もしばしばあります。向上心のある看護師ほど勤務時間外の勉強時間が増え、疲労の蓄積も起こります。

その結果、最近では、職場の看護師が突然欠勤するようになった、精神科を受診しながら勤務している、そして長期の病気休暇や復職支援を必要とするなど、看護管理者が対応に悩むケースが増えています。


看護師のメンタルヘルス支援では、一般的なメンタルへルス支援に関する知識だけでは不十分です。

本書は、看護師への支援に特化した内容です。看護管理者の視点(ラインによるケア)から、職場のメンタルヘルスを守るために日ごろから何をすべきなのか、メンタルヘルス不調者にどのように関わればよいのかについて紹介しています。看護師が働く現場でよくある事例を挙げ、これまで培ってきた実践を基に対応法を提示しました。


看護管理者の皆さんが本書を活用し、ラインによるケアを実践していただくことで、1人でも多くの看護師が元気に働けるようになることを願っています。


2016年11月

武用 百子

■ 目次

第1章 医療現場では今、何が起きているのか

1.ストレスフルな環境に置かれたナースたち

激変する医療現場で疲弊する看護師


2.支援が必要なケースは増えているのか

看護基礎教育と卒後教育のギャップ

“今どき”の若者のメンタリティ

メンタルヘルス支援は最大のリスク管理


3.キャリア発達を支援する関わりを

働く人だけの問題ではなく組織の問題

1月に成長を振り返る

訪問看護師が置かれた状況


case1:「組織に大切にされていない」と訴える5年目看護師

case2:「働き続けるイメージが湧かない」と訴える新人看護師

case3:自分の判断に自信が持てなくなった訪問看護師

第2章 職場のメンタルヘルスを守るために

1.ストレスチェック制度とは

労働者のメンタルヘルス不調を未然に防止

ストレスチェックの結果の生かし方


2.日ごろからストレスマネジメントに取り組む

メンタルヘルス支援は3段階で

ストレスとは何か?

ストレス反応にはどのようなものがあるか

ストレスコーピングを身につける


3.パワーハラスメントや暴力・暴言対策

「暴力」の定義とは?

日常業務の中でも体験する「惨事ストレス」

「精神的暴力」の加害者への対応の難しさ

加害者への具体的な対応は?

組織全体で暴力に対する取り組みを


4.ストレスチェック制度は看護師に有効か



資料:職業性ストレス簡易調査票

コラム:感情や気分を静めるための方法

case4:新人看護師が突然、無断欠勤。音信不通に

case5:患者からの暴言を機に男性患者に関われなくなった看護師

第3章 管理者が知っておきたい疾患の理解と対応法

1.「仕事上の困難の軽減」を目指す


2.適応障害

治療的アプローチは病態の理解から

ポジティブサイコロジーが職場風土を変える


3.うつ病

仕事の効率を下げ自殺リスクを高める


4.新型うつ・非定型うつ病


5.自閉スペクトラム症の傾向のあるケース

自閉スペクトラム症への理解


6.急性ストレス障害(反応)



case6:先輩の叱責で出勤できなくなった新人看護師

case7:病気休暇中のはずの看護師、SNS上では旅を満喫

case8:職場で「変わった人」のレッテルを貼られた新人看護師

case9:院内で首を吊っている患者を発見したベテラン看護師

第4章復職支援を成功させるには

1.休職時から職場復帰までの支援の流れ


2.職場復帰を実現するための対応

休職開始時の関わり

休職中の関わり

復職のタイミングのアセスメント

病棟スタッフに求められる配慮

復職プログラムのポイント


3.事例から学ぶ復職支援の実際

復職プログラム運用のコツ

Kさんの復職プログラムの解説

病棟スタッフにもルールを周知

それぞれの部署に合ったプログラムづくりを


4.最高の復職支援とは



case10:3カ月休職していた看護師「仕事ができるか不安で仕方ない」

case11:異動をきっかけに休職し、復職後も休みがちな中堅看護師



おわりに

■ 特記事項

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