腫瘍病理鑑別診断アトラス 大腸癌

  • ISBN : 9784830622342
  • ページ数 : 305頁
  • 書籍発行日 : 2011年11月
  • 電子版発売日 : 2019年2月8日
  • 判 : B5変型
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥16,500 (税込)
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商品情報

大腸癌の病理診断のスタンダードをめざした腫瘍病理鑑別診断アトラス!

大腸癌の病理診断は,内視鏡治療や遺伝子解析の診断への実用化で,質的変化を迫られている.また,治療ガイドラインや取扱い規約の国際化への試みは病理医も無関心ではいられない.日常的には早期大腸癌の病理診断精度と追加治療の選択は患者のQOL向上には欠かせないテーマであり,潰瘍性大腸炎をはじめとするIBD cancer/ dysplasiaの診断と治療選択における病理診断の重要性は言うまでもない.本書は,この多様な,大腸癌とその類似病変の病理鑑別診断を,臨床家にも役に立つよう,わかりやすく解説したアトラスである.

>『 腫瘍病理鑑別診断アトラス』シリーズ

■ 序文

早期大腸癌を対象にした内視鏡治療や遺伝子解析の進歩やその研究の実用化に向けての試みは凄まじいものがある.ESD(endoscopic submucosal dissection)に関する手技の改良や機器の開発に関するエネルギーには圧倒される.また,Small interfering RNA(siRNA)やmicro RNA(miRNA)だけでなくGIST(gastrointestinal stromal tumor),NET(neuroendocrine tumor)などを対象にした標的遺伝子治療の実用化は一般化しつつある.このような時代背景から病理診断の質も変化せざるを得ない.大腸癌治療ガイドラインや大腸癌取扱い規約の国際化への試みは病理医も無関心ではいられない.悪性リンパ腫の診断から治療,潰瘍性大腸炎をはじめとするIBD cancer /dysplasiaの診断と治療選択における病理診断の重要性は言うまでもない.日常的な問題では早期大腸癌の病理診断精度と追加治療の選択は患者のQOLを考える上では欠かせないテーマである.潰瘍性大腸炎の病因遺伝子が網羅的遺伝子解析で明らかにされたように,将来はこれらの手法が大腸病変の診断治療に影響を与えることは明らかであろうが,現実的には極めて難しい問題も抱えている.このような環境下において,大腸癌とその類似病変の病理鑑別診断をテーマに臨床にも役に立つ病理診断をまとめたのが本書である.アトラスであるからできるだけ一目で解ることをコンセプトに,「腫瘍病理鑑別診断アトラス」の他臓器のシリーズと調和のある内容にした.

本書は全部で4部からなっており,第1部は標本を診る前に知っておかなければいけない標準的な知識をまとめ,第2部はアトラスとしては中心になる組織像を豊富に提示し,鑑別を主体に概説した.第3部は早期大腸癌を診断する上でポイントになる病理診断の肝をまとめた.第4部は本シリーズの目玉とも言える内容で臨床との接点を中心にしている.その中で,薬物や放射線療法後の病理組織判定のポイントや剖検輯報からみた大腸癌集計(年代変遷や多重がん)あるいは,病理診断報告書に必要な記載の標準化などは他書ではあまりみない企画である.臨床医と病理医が現場の病理診断の問題点について概説する内容は編集者としても興味深い内容となっている.

本書が読者の皆様にとって,日常診療に役立つ座右の書となることを祈念している.


平成23年11月

八尾 隆史
藤盛 孝博

■ 目次

第1部 検鏡前の確認事項

Ⅰ.大腸癌取扱い規約のコンセプト:国際分類との相違を含めて

II.切除標本の取扱い方

III.肉眼診断

第2部 組織型と診断の実際

Ⅰ.良性上皮性腫瘍

1.管状腺腫・管状絨毛腺腫・絨毛腺腫

2.鋸歯状腺腫

II.悪性上皮性腫瘍

1.腺癌

 1.乳頭線癌・管状腺癌

 2.低分化腺癌

 3.粘液癌

 4.印環細胞癌

2.腺癌以外

 1.腺扁平上皮癌・扁平上皮癌

 2.絨毛癌

 3.AFP産生腺癌

 4.癌肉腫

 5.未分化癌

III.カルチノイド腫瘍と内分泌細胞癌

IV.非上皮性腫瘍(間葉系腫瘍)

Ⅴ.悪性リンパ腫と類似病変

VI.腫瘍関連病変

VII.ポリポーシス

1.家族性大腸腺腫症

2.遺伝性非ポリポーシス大腸癌の臨床病理-孤発性MSI陽性大腸癌との比較

3.FAP/HNPCCを除く腫瘍類似病変に関するポリポーシス

VIII.IBD dysplasia/cancer

IX.虫垂腫瘍

Ⅹ.肛門管腫瘍

XI.転移性腫瘍

第3部 鑑別ポイント

Ⅰ.生検診断の難しい検体の判定

II.desmoplastic reactionの診断意義

III.内視鏡切除検体の組織診断

第4部 臨床との連携

Ⅰ.早期病変における内視鏡診断と病理診断の接点

II.腹腔細胞診の判定と臨床的意義

III.薬物や放射線療法後の病理組織判定のポイント

IV.大腸癌の疫学―剖検輯報から―

Ⅴ.本邦における臨床的な事項の把握

1.家族性大腸腺腫症

2.遺伝性非ポリポーシス大腸癌

3.IBD cancer

4.大腸癌治癒切除症例におけるサーベイランス

5.大腸多重がんの臨床

VI.大腸癌治療ガイドラインの概要

VII.病理診断報告書に必要な記載


索引

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