最新産科学 正常編 改訂第22版

  • ページ数 : 374頁
  • 書籍発行日 : 2008年4月
  • 電子版発売日 : 2020年3月25日
¥5,500(税込)
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商品情報

内容

『最新産科学 正常編 第23版』も販売中です。

初版発刊から版を重ねて60年になる産科教科書の決定版.前版から6年ぶりの改訂.基準値等を最新に改めたほか,新ラマーズ法やソフロロジー法などについての記載を追加.さらに,ES細胞に関わる最新の知見など産科に関わるものが押さえておくべき内容を盛り込んだ.正常新生児に関わる図表は大幅に見直しを行い,差し替えを行った.胎児の3D写真を増補し,より一層,視覚的にも理解しやすくなった.

序文

改訂21版として本書をお色直ししたのは今から数えて約6 年前のことであった.21世紀に突入する年,新たな気持ちで本書の内容を改良し,高度化してきた産科学の本質を理解しやすいように書き改めた.

しかし,医学,医療の進歩はさらに目覚ましく動き,全ての知識,情報の習得に追いつく暇のないのが現状である.日進月歩の驚異的な産科学の進歩は本書の改変の必要性を要求されるものとなった.

昨日(きのう)は今日(きょう)の昔,今日は明日(あした)の昔である.定義の変更,新用語の解説,斬新な知見の記述など改める必要を痛感し,気の焦りすら感じる今日この頃であった.

本書は改訂を重ねること22 版に至った.この事実からも本書には歴史と伝統がある.

伝統は絶やさないことから生まれてくる.名著としての仲間入りを許される産科教科書にするためにも,寸暇を惜しんで,本書の改変,改良,加筆に挑戦した.

今回の改訂では,原著書の意志,足跡を守ることはもちろん念頭に入れ,出来るだけ多くの図表や最新の画像などを収載した.ただ,産科学にあってもEBM に基づいた記述は基本である.ゆるぎない記述はなるべく生かすことにした.正常産科学はいつの世においてもその基本事項は変わらないものである.とはいうものの,より基本的理解を深めるための加筆は必要に応じて行った.

よって,従来通り最新産科学を正常編と異常編に分けて上梓することの伝統は守り続けることにした.

産科学の正常はいかなるものかを知らずして,到底異常を理解することは出来ないという信念を貫き通した.単なる教科書としてではなく,より深みのある専門書として役立つことを願っている.今回の改訂にあたって,多くの同僚のご協力に負うところが大きい.特に,前版同様,新生児(第Ⅳ章)に関しては,日本医科大学客員講師,葛飾赤十字産院小児科部長島 義雄博士の執筆協力に心から感謝する.

また,いつもいつも多大なるご尽力を下さった文光堂の浅井照夫氏,鈴木祥子氏に深い感謝の念を捧げるものである.


2008年3月

日に日に新たに,日々また新たなり
荒木 勤

目次

I.妊娠の生理

1.妊娠の成立と維持

妊娠の成立機序

胎児の発育

胎児・胎盤系の生理

2.妊娠による母体の変化

全身の変化

性器および局所の変化

3.産科的解剖

産道

胎児

4.妊婦管理

産科診察

診察法および既往歴

妊娠検査法

妊娠の鑑別診断

妊婦の生活指導

II.正常分娩

5.分娩に関する用語

6.分娩の生理

分娩の3要素

娩出力

7.正常分娩の経過

分娩の前徴

分娩時期

児頭の固定,下降,進入

児頭回旋

8.分娩の母児に及ぼす影響

分娩が母体に及ぼす影響

分娩が児に及ぼす影響

9.分娩の管理

産婦診察

分娩の監視法

産婦の取り扱い

無痛分娩

10.LDRシステム

LDRシステムの概念

LDRシステムの利点

LDRシステムの今後の課題

III.産褥の生理

11.産褥の生理

正常産褥の経過

産褥の管理

IV.正常新生児

12.新生児の生理

新生児の定義と分類

新生児の適応生理(胎児から新生児へ)

正常新生児の一般的取り扱い

新生児の診察

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書籍情報

  • ISBN:9784830631191
  • ページ数:374頁
  • 書籍発行日:2008年4月
  • 電子版発売日:2020年3月25日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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