みみ・はな・のど感染症への上手な抗菌薬の使い方―知りたい、知っておきたい、知っておくべき使い方―

  • ページ数 : 136頁
  • 書籍発行日 : 2016年4月
  • 電子版発売日 : 2019年6月12日
¥5,720(税込)
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商品情報

内容

投薬の禁忌・注意・副作用ならびに併用禁忌・注意一覧表付き!

耳鼻咽喉科領域の主な感染症における抗菌薬の使用法について、使用にあたり考慮すべき点、疾患の概念、診断、治療等を交えながら、各分野のエキスパート達が詳しく解説! 耳鼻咽喉科専門医のみならず、他科の先生方、研修医まで幅広くご活用いただけます。

序文

編集にあたって

耳鼻咽喉科領域のいわゆる上気道は,微生物がヒトの体内に侵入する門戸となっており,鼻・口・咽喉(のど)さらに鼻から耳管により連続している中耳においては,日々侵入する微生物と粘膜上皮の間で鬩ぎ合いが行われ感染症の好発部位となっている.

本書では,微生物のうち最も頻繁に遭遇し,治療の対象となる細菌を原因とする感染症にフォーカスを当て,"みみ・はな・のどの感染症に対する上手な抗菌薬の使い方"につき,それぞれのエキスパートにご執筆いただいた.

「知りたい使い方」として総論的に「PK/PD」,「薬物相互作用」,「乳幼児・小児」,「高齢者」,「妊婦,授乳婦」,「肝腎機能」などを考慮した使い方につきわかりやすくご解説いただいた.

また「知っておきたい使い方」として耳鼻咽喉科領域の慢性感染症である「慢性中耳炎」,「慢性鼻副鼻腔炎」,「慢性扁桃炎,習慣性扁桃炎」,「咽喉頭炎」や急性・慢性いずれもありうる「唾液腺炎」などの疾患を採り上げ,それらに対する抗菌薬の適正使用について解説いただいた.

さらに「知っておくべき使い方」として主に急性期疾患である「急性中耳炎」,「急性鼻副鼻腔炎」,「急性扁桃炎」,「扁桃周囲炎,扁桃周囲膿瘍」,「喉頭蓋炎」,「蜂窩織炎」,「深頸部膿瘍」に対する抗菌薬の使用法について疾患の概念,診断,治療などを交えながら記述いただいた.

また巻末には,抗菌薬の投薬禁忌・使用上の注意・注意すべき副作用など渉猟しうる範囲で詳細を記載した.

本書は,抗菌薬の使い方につき,総論的にまた各論的に,「知りたい使い方」,「知っておきたい使い方」,「知っておくべき使い方」として,耳鼻咽喉科領域の主たる感染症に対して纏めることができたと自負しております.本書が耳鼻咽喉科専門医のみならず,他科の先生方,研修医諸君まで幅広く,皆さんに"座右の書"としてご活用いただけるなら,編者望外の喜びであります.

末筆となりますが,本企画にご理解を戴き,ご多忙な日常業務の中,ご執筆賜った諸先生方に深謝するとともに,出版に当たりお世話になった全日本病院出版会のご担当の方々に御礼申し上げ筆を擱きます.


2016年2月吉日

医療法人尚徳会ヨナハ総合病院,院長
鈴木 賢二

目次

略語一覧

Ⅰ これだけは"知りたい"抗菌薬の使い方

1.PK/PDを考慮した使い方

2.耳鼻咽喉科領域の感染症治療薬と併用薬との薬物相互作用

3.乳幼児・小児への使い方

4.高齢者への使い方

5.妊婦,授乳婦への使い方

6.肝腎機能を考慮した使い方

Ⅱ これだけは"知っておきたい"抗菌薬の使い方

1.慢性中耳炎

2.慢性鼻副鼻腔炎

3.慢性扁桃炎,習慣性扁桃炎

4.咽喉頭炎

5.唾液腺炎

Ⅲ これだけは"知っておくべき"抗菌薬の使い方

1.急性中耳炎

2.急性鼻副鼻腔炎

3.急性扁桃炎

4.扁桃周囲炎,扁桃周囲膿瘍

5.喉頭蓋炎

6.蜂窩織炎

7.深頸部膿瘍


索引


投薬の禁忌・注意・副作用ならびに併用禁忌・注意一覧

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書籍情報

  • ISBN:9784865192162
  • ページ数:136頁
  • 書籍発行日:2016年4月
  • 電子版発売日:2019年6月12日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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