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- 画像診断別冊 KEY BOOKシリーズ 新版 はじめての腹部CT
商品情報
内容
新症例を追加してよりupdateな画像を供覧し、さらにMultidetector-Row CT(MDCT)の基本原理と特徴・症例をわかりやすく解説。明日からの診断にすぐ役立つ入門書の決定版!!
※内容の一部に、電子版では非掲載の画像がございます。予めご了承ください。
序文
はじめに
開発当初は頭部が主な対象であったCTは,1回の呼吸停止下に良好な画像が得られる第3世代の装置の普及により,腹部骨盤領域の画像診断でも中心的な検査の1 つとなった.しかし,ここ数年の画像技術の進歩の中心は,むしろMRI(高速撮像法と様々な造影剤の開発)や超音波(ドプラー法や内視鏡超音波の進歩と 普及)に移っている.その中でCTでは,肝臓や膵臓で有用性が高く検査時間の短縮に大きく貢献するスリップリング方式の開発が成されたが,基本的な検査の骨格は変化していない.
では,CT はすでに古い検査法になってしまったのだろうか.答えは絶対No.
腹部骨盤領域の症例で,診断や治療方針の決定にCTが不必要なものはほとんどないといえるぐらいに活用されているのである.その理由を考えると,骨,軟部組織と水,脂肪そして空気が白から黒に段階的に表示されるX線検査が生体を分析するのに極めて自然なものさしとなっているという背景に行き着く.骨と空 気をきちんと描出できない超音波とMRIだけで腹部骨盤領域の疾患を診断するには,やはり無理があるといわざるを得ない
本書は,腹部・骨盤領域のCT の検査法,正常解剖,遭遇する頻度の高い疾患の典型的なCT 所見,そして鑑別診断のポイントを要領よく学ぶことができるテキストとして企画された.編者を含め4 人の執筆者は,1991 年から4 年間山梨医科大学放射線科に勤務し,CT の読影などを共同で行った.いずれも診断の達人の域には遠いが,本書を通じて1 人でも多くの読者が,我々がめざす思い入れと偏りを排した,より普遍性のあるCT 診断のプロセスを理解していただければ幸いである.
最後に,本書の編集作業でお世話になった秀潤社画像診断編集部のすべてのスタッフに謝意を表します.
1995年8月15日
大友 邦
目次
1.CTの基本原理
2.腹部領域のCT診断163症例
1.肝臓
2.脾臓
3.胆嚢・胆管
4.膵臓
5.消化管
6.腹膜・腹膜腔・腹壁
7.腎臓・尿管
8.副腎・後腹膜
9.子宮・卵巣
10.膀胱・前立腺・精嚢
11.Multidetector-Row CT
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書籍情報
- ISBN:9784059132110
- ページ数:300頁
- 書籍発行日:2011年3月
- 電子版発売日:2014年8月1日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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