スターのプレゼン 極意を伝授!

  • 書籍発行日 : 2020年4月
  • 電子版発売日 : 2020年4月24日
¥3,300(税込)
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商品情報

内容

単に上手な講演・プレゼンをするだけではなく、「聴かせてもらってよかった!」と思われるにはどうすればよいのか? 新見正則、千福貞博、坂﨑弘美という漢方セミナーで人気の高い3名にその極意を惜しみなく伝授してもらった1冊。どのような準備をし、何を考え、どう実践するのか。そして聴衆にも伝わりやすいスライドの作り方とは? 本書でぜひそのポイントをつかんでほしい。

序文

はじめに

漢方の講演会に行かれたことがありますか? 入門コースなどレベルに応じて、いろいろと開催されています。私は漢方を勉強し始めた頃、頻回にこれらに参加しました。その中で、寺澤捷年先生、秋葉哲生先生、広瀬滋之先生といった泰斗の講演を拝聴するのが大好きでした。なぜなら「わかりやすい、理解できる」と思うだけでなく、「うまい! おもしろい!」という衝撃が走るからです。寺澤先生には「なぜご講演がお上手なのですか」と直接に質問したことがあります。すると、「落語だよ」と教えてくださいました。名人の落語を聞いて「間」の取り方を学ぶのだそうです。同様のことを新見正則先生が「沈黙」の効用として本書に記載されています。これは少しハイレベルなテクニックなのでしょうが、体得したいものです。

これらトップクラスの先生方に限らず、漢方演者のプレゼンテーション能力はかなり優秀であると思っています。仲間である坂﨑弘美先生の講演も定評のあるものですが、本書には彼女のさまざまな工夫が披露されており、「なるほど」と感心させられました。ただ、そこにあるテクニックを全部採用する必要はなく、自分のスタイルに合わせて利用すれば良いのではないかと考えています。ところで、坂﨑先生がこのような工夫をしてプレゼンテーションする理由は何でしょうか? これも新見先生が本書の中で「Why 」という言葉で回答をしてくださっています。要約すると、大半の漢方演者の講演がうまい理由は「一人でも多くの医師に漢方を使ってもらいたい」という情熱が根源にあるからなのです。「How 」も大切ですが、その前に「Why 」がしっかりしていないとダメだというわけです。さて、僭越ながら、私の講演にもお褒めを頂くことがあります。アンケートなどに「スライドがわかりやすい」とよく記載してくださいます。漢方を広めるために、常にスライドの工夫をしているつもりです。そこで、「How 」になりますが、私の部分ではスライド作りに特化して記載をさせて頂きました。スライドがうまくできあがると、自分の講演が見えてきます。そして、「自信」が生まれてきます。

この「はじめに」の締めくくりに夢を語ることにします。かつて、NHKのEテレで『スーパープレゼンテーション』という英語学習の番組があり大好きでした。これは英語を学ぶだけではなく、その内容と「プレゼンテーション能力の巧みさ」が面白かったのです。講演の最後には聴衆がスタンディング・オベーションをしているシーンもありました。読者の皆様の講演がそんなことになれば、と著者一同で期待しています。


2020年2月

千福 貞博

目次

★自分を説得できる講演か?

松田邦夫先生の教え

ともかくTTP

ホワイトバックのスライド

レーザーポインターは使用しない

講演の回数に勝る上達法はない

伊藤真さんの周到な準備

講演会場での最終事前準備

照明はどうするの?

ホテルマンのレベル

コーヒー中毒(?)な僕

スマホ自由、コンピューター自由

飲食自由、でもガムは止めてね。

聴衆を本当に見ているの?

声の出し方

バックアップ

服装はどうするの? スポンサーの立場も勘案して!

5分遅らせて頂けますか?

どうやってぴったりに終わらせるの?

聴衆があまりにも少ないときには

最初がなにより大切、いよいよスタート

質疑応答について

沈黙を楽しめるようになると一人前

手の使い方はどうするの?

ステージでの移動は?

漢方嫌いだった自分に語りかける

僕は実はどもりでした

不幸な話は結構受ける

なぜ講演をするのか?

そんなWhyをステイクとも呼ぶ、内容が大切

何よりもその人が大切

イグ・ノーベル賞のスピーチ要旨

おまけ:イグ・ノーベル賞の旅(2013年 板橋区医師会誌特別寄稿より)

★入念な準備と情熱で、聴衆を魅了♡する

はじめに

準備編

講演のタイトルにこだわる

参加者について知ること

スライドを作る

台本

配布資料

リハーサル

ドレスアップ

感謝の気持ち

実践編

時間オーバーはダメ!

早口

スライドを読まない

本当の役割

講演スタイル

最初のツカミ

笑い

講演のシメ

姿勢

レーザーポインター

演台での位置

緊張

声のトーン

目線の配り方

表情

身振り手振り

麦門冬湯

会場の確認

会場の明るさ

「あのー」「えーっと」

質疑応答で注意していること

質問に答えられない場合

講演の後も

他人の講演

講演は舞台と同じ

最後に

★発表が引き立つスライドテクニック

見やすいスライドの作り方

スライドの大きさ(サイズ)

文字(フォントとサイズ)

行間

強調の仕方

アニメーション

スライド番号

枠囲い、吹き出し

イラスト

写真の容量とダウンサイズ

表をうまく使う

漢方番号(おまけ)

まとめ

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