集中治療医学レビュー2018-'19 ―最新主要文献と解説―

  • ページ数 : 240頁
  • 書籍発行日 : 2018年2月
  • 電子版発売日 : 2018年4月6日
¥9,900(税込)
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商品情報

内容

これから専門医を目指す方,内科医や外科医で重症患者管理を行っている方にオススメの一冊。

2年間(2015年7月~2017年6月)に発表された最新の文献から第一線の専門医が、『集中治療管理』『検査・技術』『ICU特有の病態・合併症』『トピックス』など総計33項目を選定・解説しています。

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序文

本邦に集中治療という概念が導入されたのは約50年前のことです.集中治療医(intensivist/critical care physician)とは,外科系および内科系疾患を問わず,呼吸,循環,代謝・内分泌,脳神経,肝臓・膵臓・腎臓,消化管などの急性臓器不全を伴う重症患者に対して,強力かつ集中的な治療とケアを行うことで臓器機能を回復させ重症患者を救うことを職務としています.


したがって,集中治療医は,従来の臓器別診療科の枠に捉えられることなく,呼吸管理,循環管理,代謝・栄養管理,脳神経管理,血液浄化法,感染管理などの幅広い知識と技術を必要とします.一方,集中治療に関連した領域はあまりにも幅広く,また,本領域の進歩・発展は余りにも速いために,今日使えた知識と経験が,明日には使えなくなっているかもしれません.個々の集中治療医が,この広範な領域の国内外の最新の研究成果と新しい知識・技術を習得し続けるのは極めて困難といっても過言ではありません.このような読者の意見を耳にして本書は誕生しました.


本書「集中治療医学レビュー2018-'19」では,最新の集中治療管理に関する14項目,最新の集中治療における検査・技術に関する9項目,最新のICU特有の病態・合併症に関する8項目,最新のトピックスに関する2項目,総計33項目の主要文献の解説を行いました.


主要文献はそれぞれの領域におけるエキスパートに選別していただき,文献は,原則として,2015年7月~2017年6月までの2年間に国内外で発表されたものとしました.読者が読みやすくわかりやすいように,特に重要な文献や本文中の重要箇所は太ゴチック文字としました.


本書は,集中治療専門医はもちろん,これから専門医を目指す方,内科医や外科医で重症患者管理を行っている方,レジデントや研修医などに極めて有用な最新情報を提供してくれると自信をもっています.ベッドサイドの座右の書としてお薦めいたします.


2018年1月

岡元 和文
信州大学名誉教授
丸子中央病院特別顧問

目次

Ⅰ章 集中治療管理

1.神経集中治療

2.鎮静・鎮痛・せん妄管理

3.呼吸管理(周術期管理を含む)

4.循環管理(ショックを含む)

5.心臓・大血管術後管理

6.消化管管理

7.肝胆膵管理

8.腎・電解質管理

9.内分泌・代謝管理

10.血液凝固線溶系管理

11.輸血・血漿分画製剤

12.感染管理(予防と治療)

13.栄養療法(蛋白の時代―高蛋白か低蛋白か?)

14.小児集中治療

Ⅱ章 集中治療における検査・技術

1.集中治療のモニタリング

2.カテーテル・ドレーン

3.集中治療におけるNPPV

4.エコー診断

5.補助循環(ECMO,IABP,Impella®)

6.急性血液浄化法

7.血液検査・バイオマーカー

8.脳低温療法・脳保護療法

9.気道確保・気道確保困難症

Ⅲ章 ICU特有の病態・合併症

1.人工呼吸器関連肺炎

2.ARDSの病態と治療

3.成人における心肺蘇生と心停止後症候群(Psot-Cardiac Arrest Syndrome)の管理

4.心不全の診断と治療

5.急性冠症候群の診断と治療

6.不整脈の診断と治療

7.敗血症の診断と治療

8.PICSの病態と治療(ICU-AWを含む)

Ⅳ章 トピックス

1.重症度評価・スコアリング

2.Rapid Response System

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書籍情報

  • ISBN:9784883786596
  • ページ数:240頁
  • 書籍発行日:2018年2月
  • 電子版発売日:2018年4月6日
  • 判:AB判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:2

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