• M2PLUS
  • シナジー
  • 脳神経検査のグノーティ・セアウトン Part1 MRI編 この検査では,ここが見えない

脳神経検査のグノーティ・セアウトン Part1 MRI編 この検査では,ここが見えない

  • ISBN : 9784916166357
  • ページ数 : 224頁
  • 書籍発行日 : 2010年11月
  • 電子版発売日 : 2014年4月11日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数 : 2
販売価格 (ダウンロード販売)
¥8,580 (税込)
ポイント : 156 pt (2%)

便利機能

  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応
便利機能アイコン説明
  • 全文・
    串刺検索
  • 目次・
    索引リンク
  • PCブラウザ閲覧
  • メモ・付箋
  • PubMed
    リンク
  • 動画再生
  • 音声再生
  • 今日の治療薬リンク
  • イヤーノートリンク
  • 南山堂医学
    大辞典
    リンク
  • 対応
  • 一部対応
  • 未対応

商品情報

検査の鉄則とは、できることを知り、かつ、できないことも知る。

グノーティ・セアウトン」とは、デルポイのアポロン神殿の入口に刻まれた古代ギリシアの箴言である。ソクラテスがこれを自身の哲学の基としたことで有名となり、世界に広く伝えられた。意味は「汝自身を知れ」であり、言い換えれば「自分が知っていることの限界を謙虚に自覚し、根拠のないことを正しいと思い込んでいないかを認識しなさい」ということである。

脳神経領域の検査、診断、治療の進歩発展はきわめて速く、いまの常識が10年後には非常識に変わる時代である。われわれがいま常識と考えていることも、もしかすれば非常識の域にあるのかもしれない。

本書はまさに日進月歩を遂げつつあり、日々常識が塗り替えられつつある「脳神経領域の最新検査の」グノーティ・セアウトンを目指したものである。本書をお使いになる先生方は、参照すればするほど本書の“すごさ”と“奥深さ”を実感していただけるものと思う。
(編者「序」より)

■ 序文

本書のタイトル「グノーティ・セアウトン」(ΓΝΩΘΙ ΣΑΥΤΟΝ)とは,デルポイのアポロン神殿の入口に刻まれた古代ギリシアの箴言である.日頃あまり聞きなれない言葉かもしれない.しかし,ソクラテスがこれを自身の哲学の基としたことで有名となり,世界に広く伝えられた.現在なお世界の多くの大学で「学是」して使われ,学問・教育の基本に位置づけられている.意味は「汝自身を知れ」であり.言い換えれば「自分が知っていることの限界を謙虚に自覚し,根拠のないことを正しいと思い込んでいないかを認識しなさい」ということである.ソクラテスの言葉「一つだけ知っていることは,自分が何も知ってはいないということ」(He who knows but one knows none)にも通じるものがある.

脳神経領域の検査,診断,治療の進歩発展はきわめて速く,いまの常識が10年後には非常識に変わる時代である.われわれがいま常識と考えていることも,もしかすれば非常識の域にあるのかもしれない.事物の根幹に関わる不変の知見と,いままさに変わりつつある知見を整理しつつ「汝の置かれている“立ち位置”を正確に知る」ことが求められている.

本書はまさに日進月歩を遂げつつあり,日々常識が塗り替えられつつある「脳神経領域の最新検査の」グノーティ・セアウトンを目指したものである.簡潔に1冊で仕上げる予定であったが脳神経分野の新知見はあまりに多く,2冊の大作となってしまった.これは脳神経検査の進歩があまりにも速いことに起因しており,ご容赦願いたい.

著者の先生方を見れば,まさに,日本の脳神経領域を実質的に牽引している素晴らしい方々が名を連ねている.公務多忙の折,貴重な時間を割いていただき素晴らしい論文をお書きいただいた.その意味でも本書はまさに現時点の最新知識の「塊」である.本書をお使いになる先生方は,参照すればするほど本書の“すごさ”と“奥深”さを実感していただけるものと思う.

最後に,発刊にあたって,表に裏に大変なご努力をいただいたシナジー出版事業部の諸君に御礼申し上げ「序」の言葉としたい.


2010年10月5日

岩手医科大学学
長小川 彰

■ 目次

1. 脳梗塞

脳MRI 検査では,発症3 時間以内の脳梗塞でもtPA 適応の本当の姿はみえない

MRIでもわかりにくい脳梗塞がある

MRI 拡散強調画像のみで拡散制限の診断はできない:T2 shine-throughについて

MRI( 拡散強調画像)のみでは超急性期脳梗塞を見誤ることがある

急性期ラクナ梗塞が疑われる片麻痺患者でも拡散強調画像に変化を認めないことがある:頚椎頚髄疾患を忘れるべからず

ラクナ梗塞がFLAIR 画像では見えないことがある

造影MRIによって脳腫瘍と診断しやすい脳梗塞がある

MRAでは血管狭窄や閉塞が疑われても,脳血管撮影や3D-CTAでは異常を認めないことがある

脳血管造影では頚動脈プラークの正確な評価ができない

脳卒中後の機能改善の予測は,MRI 検査では困難か?

椎骨動脈の病変は,MRAでは見落とすことがある

頭部MRI 画像だけでは,CADASILの確定診断はできない

2. 脳動脈瘤

脳動脈瘤コイル塞栓術後のフォローアップ:DSA or MRA?

MRAによる椎骨動脈解離性動脈瘤の検査は,通常の撮影範囲では見逃すことがある

DSAまたは3D-CTA 検査では,大型・巨大脳動脈瘤の実際の大きさが把握できないことがある

血管画像のみを見ていると,動脈瘤の血栓化を見逃してしまう

動脈瘤手術に必要な穿通枝・微細解剖の把握:DSA,CT,MRAは血管内腔を,FIESTAは外腔を示す!

3. その他の脳血管障害

脳内microbleedsは通常のMRIではみえないが,T2* 強調画像では鋭敏に検出できる

MRAにおけるAVシャント診断のピットフォール

CT 検査だけでは見逃しやすい脳表ヘモジデリン沈着症

無症候性もやもや病の予後は不明

片側もやもや病と中大脳動脈狭窄症はMRI-MRA,3D-CTAでは鑑別できないことがある

ルーチンのMRIでは,頭蓋内硬膜動静脈瘻の確定診断はできない

4. 腫瘍

MRSによる悪性脳腫瘍と炎症性疾患の術前鑑別診断は困難か?

高磁場MRIをもってしても腫瘍の脳幹部浸潤は同定し難い

脳転移巣の数は画像の質で決まる

癌患者の脳腫瘍は転移性脳腫瘍と限らない

脳腫瘍の放射線治療の効果はMRIだけではわからない:MRSの有用性

画像診断上の微小腺腫はCushing 病の責任病変とは限らない

テモゾロミドの効果は,初期のMRI 画像では判定を見誤ることがある

3T MRI heavily T2 強調像を用いた聴神経腫瘍内耳道内進展度は,撮像法の違いで異なってみえる

MRI T2 画像で高信号を示す髄膜腫は,本当に軟らかいか?

髄膜腫のdural tail signは必ずしも腫瘍浸潤とは限らない

通常のMRIでは診断の困難な下垂体卒中がある

5. 脊髄・脊椎疾患

脊椎疾患の診断は,MRI 検査だけで十分か?

MRIでは確認が難しい頚椎神経根の圧迫

頚椎外側型ヘルニアのなかには頚椎MRIで診断できない症例がある

MRIでつい見落としやすい脊髄脊椎病変

腰椎MRIでは腰椎高位を誤ることがある

Chiari 奇形に合併した脊髄空洞症と診断し,それが矛盾のないMRI 所見であってもChiari 奇形だけが原因とは限らない

脊髄髄内病変の診断における造影MRIの有用性は限定的である

6. 外傷,機能性疾患,その他

神経血管減圧術:MRIでは責任血管の同定が時に困難である

MRAの元画像は,三叉神経痛,顔面痙攣の診断のための最もよい画像ではない

三叉神経痛の診断は,MRI,MRAだけでできるか?

出血を伴うびまん性軸索損傷は,一般的なMRI 撮像法では診断できない

仰臥位のMRI検査では,診断がしばしば困難となる疾患

ルーチンMRIでは海馬萎縮を見落としやすい

一次言語野は,通常のfMRIでは同定できない

Part 2 Contents

索引

■ 特記事項

※今日リンク、YNリンク、南山リンクについて、AndroidOSは今後一部製品から順次対応予定です。製品毎の対応/非対応は上の「便利機能」のアイコンをご確認下さいませ。


※ご入金確認後、メールにてご案内するダウンロード方法によりダウンロードしていただくとご使用いただけます。


※コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcher(iOS/iPhoneOS/AndroidOS)が必要です。


※書籍の体裁そのままで表示しますため、ディスプレイサイズが7インチ以上の端末でのご使用を推奨します。


対応機種

  • ios icon

    iOS 10.0 以降

    外部メモリ:48.4MB以上(インストール時:105.2MB以上)

  • android icon

    AndroidOS 5.0 以降

    外部メモリ:58.3MB以上(インストール時:145.7MB以上)

  • コンテンツのインストールにあたり、無線LANへの接続環境が必要です(3G回線によるインストールも可能ですが、データ量の多い通信のため、通信料が高額となりますので、無線LANを推奨しております)。
  • コンテンツの使用にあたり、M2Plus Launcherが必要です。 導入方法の詳細はこちら
  • Appleロゴは、Apple Inc.の商標です。
  • Androidロゴは Google LLC の商標です。

まだ投稿されていません