皮膚科救急診療マニュアル(2017年増刊号)

  • ISBN : 9784992000245
  • ページ数 : 132頁
  • 書籍発行日 : 2017年12月
  • 電子版発売日 : 2017年12月28日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥7,700 (税込)
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商品情報

■ 序文

巻頭言

皮膚病といえば慢性疾患が主体であり,ゆっくりと検査・治療にあたればよいという風潮が出来上がっており,皮膚科は救急患者もいない楽な医療分野であるとされがちである.確かに,個々の症例は長期にわたる治療が必要であり,患者の病状に合わせてゆっくりと対応することが要求されることもしばしばである.そのため,皮膚科の救急疾患は,熱傷,蕁麻疹など限られた疾患のみであると思い込みがちである.今回,皮膚科救急疾患を集めて,皮膚科に対するこれまでの考え方を改める必要性に気づかされている.救急処置を必要とする皮膚疾患が非常に多くみられることに改めて驚かされた.多くの皮膚疾患の初療は,救急処置治療と同等であり,かつ,適切なものであることが要求されている.不適切な処置・治療を行ったがために,難治化,慢性化してしまうことがおこっている.そのよい例が1990年代におきたアトピー性皮膚炎の大騒ぎであったのではなかろうかと振り返っている.安易な治療,また,独断的な治療に加えて,治らない病気としての位置づけによって,疾患の本質を変化させてしまったようにも思える.現在も一部で同様のことが続いている可能性も否定できないところである.

どの病気にも共通することであるが,とくに皮膚疾患での初期対応は,患者の運命を決定する.皮膚病患者が目の前に現れたとき,まず疾患の診断と原因の推測が行われ,治療方針を瞬時のうちに決定することが要求される.まさしく救急医療そのものの一面を表しているのではなかろうか.ここでの失敗は患者の持つ病気の行く末に大きく影響を与える.皮膚科学の歴史をみると,皮膚科学が救急医学の一分野として対応されていたことも想像される.当時は梅毒とハンセン病が皮膚疾患の中で大きな位置を占めていたが,同時にその他の皮膚固有の疾患の治療についても苦慮されていたことがうかがえる.瘙痒の代表が疥癬であったようだが,瘙痒の中にいろいろな疾患が含まれ,それを見分けながら分類することによって現在の皮膚科学への道がつくられてきたようにも思える.

今回の特集号では,救急対応が必要とされる皮膚疾患を多く収載することができた.本特集号は,これまでに蓄積されている知識の整理として,また,皮膚科診療をスタートされている若手皮膚科医,皮膚科以外の医師にとって非常に重要な情報となることと期待している.診療机の上に置いて,是非とも日々の診療に活用していただきたい.


西岡 清

■ 目次

巻頭言

総説

院内での緊急時対応マニュアル

救急蘇生とICLS

各論

アナフィラキシー(ハチ刺症,ムカデ咬症)

アナフィラキシー(食物)

アナフィラキシー(薬剤)

蕁麻疹や血管浮腫による気道閉塞

急性蕁麻疹

過換気症候群

血管迷走神経反射

中毒性表皮壊死症(TEN)

Stevens-Johnson症候群

薬剤性過敏症症候群(DIHS)

急性汎発性発疹性膿疱症(AGEP)

手足症候群

その他の薬疹(ウイルス性急性発疹症との鑑別)

水痘

帯状疱疹

帯状疱疹(三叉神経第1枝領域)

帯状疱疹(Ramsay Hunt症候群)

帯状疱疹後神経痛

単純ヘルペス初感染

Kaposi水痘様発疹症

単純ヘルペス(帯状疱疹と鑑別が必要な例)

伝染性単核球症

手足口病

ヘルパンギーナ

麻疹

風疹

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

ツツガムシ病

伝染性紅斑

日本紅斑熱

重症熱傷

熱傷

気道熱傷

裂創

裂創(老人性紫斑に伴う)

化学傷(フッ化水素)

化学傷(酸・アルカリ)

電撃傷

凍傷

放射線皮膚炎

褥瘡

褥瘡(壊疽と膿瘍)

日焼け

術後出血

深部解離性血腫

外傷性皮下血腫

爪下血腫

爪甲剝離症

鶏眼

マムシ咬症

ハブ咬症

動物咬傷(ネコ咬傷など)

虫刺症

セアカゴケグモ咬症

ウニ刺症

サンゴ刺症

ハブクラゲ皮膚炎

海水浴皮膚炎

壊死性筋膜炎

ガス壊疽

破傷風

蜂窩織炎

丹毒(顔)

丹毒(顔以外)

伝染性膿痂疹

多発性汗腺膿瘍

癤・癰

炎症性粉瘤

化膿性汗腺炎

足白癬+二次感染

化膿性爪囲炎

陥入爪

梅毒第1期

敗血症

血小板減少性紫斑病

白血病(汎血球減少)

閉塞性動脈硬化症(ASO)

コレステリン結晶塞栓症

IgA血管炎

側頭動脈炎(巨細胞性動脈炎)

接触皮膚炎

自家感作性皮膚炎

アトピー性皮膚炎

膿疱性乾癬

痛風

calciphylaxis

blue-rubber-bleb nevus症候群

無汗性外胚葉形成不全症による熱中症

皮膚筋炎

全身性エリテマトーデス(SLE)(中枢神経障害;NPSLE)

強皮症(腎クリーゼ)

自己免疫性水疱症

悪性黒色腫

血管肉腫の肺転移

有棘細胞癌

Fabry病

結節性硬化症


索引

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