jmedmook69 あなたも名医!日常診療でめざす早期診断 膵胆道系疾患を見抜く!

  • ページ数 : 160頁
  • 書籍発行日 : 2020年8月
  • 電子版発売日 : 2020年8月21日
¥3,850(税込)
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商品情報

内容

第一線で闘う指導医が、より早く疑い、見逃さないためのポイントを伝授

● 日常診療に潜む、一般臨床医が見逃しがちな膵胆道系疾患を効率よくスクリーニングするための手引き書!膵胆道系の解剖・生理機能から検査値異常の解釈、疾患別アプローチ、高次施設への搬送タイミングまで、知っておきたい一連の知識がこの1冊にまとめられています。
● 特に疾患別の項目では、早期診断・鑑別に特化した丁寧な解説により、外来診療で見抜くコツや専門医への橋渡しのヒントを豊富に記載しました。
● 巻末のコラムでは、編者の花田敬士先生が提唱、尾道市医師会と連携して実践し成果をあげている「膵癌早期診断プロジェクト」についても紹介しています。

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序文

巻頭言


膵胆道系疾患は,当該臓器が腹部の深部に存在しており,上腹部や前胸部に自覚症状を伴う症例では循環器・消化管の疾患も考慮せねばならず,鑑別診断に苦慮する場合が多くあります。

一方で膵胆道系の急性炎症は,急速に患者が重篤な状況になる場合があり,また膵胆道系の悪性腫瘍は早期診断例が少なく,生存率は他臓器癌と比較して非常に低率です。

日常診療では,プライマリに施行可能な検査は血液・尿,超音波,上部消化管内視鏡などに限定されており,膵胆道系疾患を正確に鑑別するためには,CT,MRI,超音波内視鏡(EUS),内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)などが施行できる中核施設との緊密な連携が非常に重要で,タイムリーな中核施設への紹介が正確な診断,適切な治療につながります。

本誌では治療法の詳述は行わず,日常診療において「膵胆道系疾患を鑑別診断するポイント」に力点を置きました。基本的な解剖・生理の確認から各病態の解説,鑑別に必要な診断アルゴリズム,最新の診断基準やガイドラインの知識まで記載しています。一般医家の先生方はもちろん,初期研修医,内科系専攻医,将来膵胆道系の専門医をめざす若手の先生方,膵胆道系の専門医が在籍していない中核施設の先生方にもお役に立つ内容となっています。

今回の執筆陣は主に当院,また母教室である広島大学消化器・代謝内科学膵臓研究室出身で,膵胆道系疾患と第一線で闘っている指導医により構成されています。ぜひ,日常診療の現場に置いて頂きお役立て下さい。

本誌によって膵胆道系疾患の患者が1人でも多く正確に診断され,適切な治療に結びつくことを心から願っています。


 2020年7月 執筆者を代表して


JA 尾道総合病院消化器内科診療部長
花田 敬士

目次

1章 膵胆道系疾患を診る際に必要な基本的知識

1 外来画像診断に必要な膵胆道系の解剖

2 膵胆道系の生理機能と検査

2章 膵胆道系疾患を疑う徴候と検査値異常

1 腹痛/背部痛

2 膵酵素異常

3 肝胆道系酵素異常

4 膵胆道系疾患の危険因子

3章 膵胆道系各疾患のアプローチと鑑別診断─ 外来診療で見抜くコツ

A:膵疾患

1 急性膵炎

2 慢性膵炎

3 自己免疫性膵炎

4 膵囊胞性病変

5 膵癌(特に早期診断)

6 膵神経内分泌腫瘍

B:胆道疾患

1 胆囊結石・急性胆囊炎

2 総胆管結石・胆管炎

3 胆囊腫瘍/壁肥厚/隆起性病変

4 膵・胆管合流異常

5 胆道ジスキネジア

6 良性胆管狭窄

4章 高次施設への搬送のタイミング

1 重症急性膵炎のサイン

2 中等症・重症胆道感染症のサイン

column:膵癌早期発見への取り組み〜地域医療連携システムの広がり〜

索 引

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書籍情報

  • ISBN:9784784966691
  • ページ数:160頁
  • 書籍発行日:2020年8月
  • 電子版発売日:2020年8月21日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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