レジデントのための 腹部画像教室【小児急性腹症の見方】

  • ISBN : 9784784949250
  • ページ数 : 200頁
  • 書籍発行日 : 2020年10月
  • 電子版発売日 : 2020年10月2日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥4,400 (税込)
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商品情報

研修医必携! ! 小児の腹痛はもう恐くない

虫垂炎、腸閉塞、鼡径ヘルニア、異物誤飲...etc
救急・当直でよく出会う小児の腹痛について、画像診断のポイントを易しく解説しました。
Emergencyを示唆する所見を見落とさず、次の診療につなげましょう!

あわせて読む → レジデントのための 腹部画像教室

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■ 序文

まえがき


急性腹症とは、腹痛で発症し、急速に症状が進行し、治療法として外科的介入が必要となることが少なくない病態の総称で、診断が確定するまでの暫定的な呼称です。


一方、腹痛の原因には、心因性腹痛や原因不明のちょっとした腹痛、便秘や機能性腹痛のほか、最も多い感染性胃腸炎、さらには緊急の外科的介入を必要とする疾患まで重症度の点でもさまざまな疾患/ 病態があり、これらに加えて腹部以外の疾患による腹痛まで含まれ、実に多岐にわたります。


このように、救急外来を訪れるさまざまな程度の腹痛を主訴とする多くの患児のなかから、画像診断の適応となる患児を選び出すのはそう簡単ではないと思われます。丁寧な病歴の聴取と診察はきわめて重要で、血液検査結果を加味して画像診断検査が依頼されます。患児の状況に応じて、血液検査結果がすべて出そろう前に画像診断検査が依頼されることも少なくありません。


本書は、小児医療に興味を持つ学生ならびに若手医療者、あるいは実際に従事されている若手医療者を、主な読者として想定しています。そのような皆さんが、救急外来あるいは当直時に経験する可能性がある急性腹症について、症状や経過から疾患を想起して適切な画像診断検査モダリティを依頼することができる、画像所見から病態を理解し鑑別診断に進むことができる、また、その過程で外科的介入の可能性がある病態を見過ごすことなくタイムリーに外科医にコンサルトすることができる、といったことを目標として構成しました。


本書は大きく3章から構成されています。第1章「小児急性腹症へのアプローチ」は、症状からみた小児急性腹症の分類、各モダリティの特徴とオーダーの基本、第2章「小児の腹部画像の見方」は、小児の腹部画像解剖、典型的な画像所見の見つけ方からなっています。最もボリュームのある第3章「救急・当直での画像診断の進め方」は消化管、肝胆道系、泌尿生殖器、その他、外傷で構成され、24の疾患/ 病態について小児画像診断を主な日常業務とする放射線科医(小児放射線科医)あるいは小児画像診断を日常業務のうちの1つとする放射線科医に執筆をお願いしました。いずれの疾患/ 病態も、一読いただければ、第一線で活躍する執筆者の知識・経験に基づいた説得力かつ臨場感のある記述であることは、容易にご理解いただけることと確信しています。


我が国の小児救急診療における画像診断は、多くの場合、小児救急医(小児科医)や小児外科医をはじめとする臨床医により行われているのが現状だと思います。それは、小児放射線科医の数がきわめて少ないことが大きな要因と思われます。我々小児放射線科医は、日ごろから小児放射線科医を増やすべく、その重要性や醍醐味を臨床の現場や講演の場などで説いていかなければならないと強く感じるところです。


日常の小児救急診療においては、これに関わる小児放射線科医として、小児救急医や小児外科医の皆さんと日頃から密な連携をとることがきわめて重要であると考えています。国立成育医療研究センターでは、平日朝の業務開始前に、宿直を終えた放射線診療部放射線診断科医師が、情報共有と教育を目的に、救急診療科医師と共に過去24時間に救急診療科から依頼された画像診断検査のレビューを行っています。このレビューはコロナ渦で一時中止していましたが、自粛解除後、「3密」を避けることを条件に再開しました。


最後に、多忙な日常診療にも関わらず快く執筆して頂いた先生諸氏、私を画像診断の道に導きそして救急画像診断の重要性を説いてくださった市立福知山市民病院 蘆田 浩先生、小児画像診断を基礎から指導してくださったアイオワ大学 佐藤 豊先生、小児画像診断を主な仕事とする機会を与えてくださった相澤病院 正木英一先生(前国立成育医療研究センター 放射線診療部 部長)ならびに内幸町診療所 甲田英一先生(東邦大学医学部客員教授)に心より感謝申し上げます。


2020年8月

野坂俊介

■ 目次

第1章 小児急性腹症へのアプローチ

症状から見た小児急性腹症の分類

各モダリティの特徴とオーダーの基本

第2章 小児の腹部画像の見方

小児の腹部画像解剖

単純X線撮影所見からの展開

第3章 救急・当直での画像診断の進め方

【消化管】

急性虫垂炎

腸重積症

肥厚性幽門狭窄症

腸回転異常と中腸軸捻転

鼠径ヘルニア嵌頓

絞扼性腸閉塞

癒着性腸閉塞

メッケル憩室

炎症性腸疾患

異物誤飲

【肝胆道系】

先天性胆道拡張症

胆道閉鎖症

急性肝不全(劇症肝炎)

【泌尿生殖器】

間欠性水腎症

精巣捻転

急性陰嚢症(精巣捻転以外)

女性内性器の先天異常(ミュラー管形成異常)

卵巣捻転

【その他】

緊急対応を要する腹部腫瘤性病変

全身性疾患の急性腹部病変

急性の腹部症状を呈する非腹部病変

【外傷】

腹部外傷(典型例)

腹部外傷(非典型例)

腹部外傷(虐待症例)

索引

■ 特記事項

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