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がん患者の精神症状はこう診る 向精神薬はこう使う~精神腫瘍医のアプローチが25のケースでわかる

  • ISBN : 9784840747370
  • ページ数 : 436頁
  • 書籍発行日 : 2015年7月
  • 電子版発売日 : 2020年12月11日
  • 判 : A5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥4,180 (税込)
ポイント : 76 pt (2%)

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商品情報

がん患者の うつ・不眠・せん妄・認知症・てんかん に出会ったら!?
明日から使えるこんな本がほしかった!


①がん患者の多くにあらわれる精神症状を、精神腫瘍医がどうアセスメントし、どう考えて処方しているかがわかる症状編、②向精神薬の特徴や注意点、副作用と効果のバランスを解説した薬剤編、③具体的なエピソードをもとに処方意図、エンドポイントを解説した実践的なケーススタディ編、④薬剤情報(個別の医薬品の特徴について解説)で構成。専門医の症状の見極め・薬剤選択の思考プロセスがわかる実用的な書籍。

※本製品はPCでの閲覧も可能です。
製品のご購入後、「購入済ライセンス一覧」より、オンライン環境で閲覧可能なPDF版をご覧いただけます。詳細はこちらでご確認ください。
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■ 序文

まえがき

この本を手にされた読者は,ほとんどの方ががん患者のケアに携わっていてがん患者の精神症状について日々考え,がん医療に関与する向精神薬の使用法について日々考えているに違いありません。またはこの領域の専門家であり,拙著を批判的吟味の対象として読もうとされている方もいるのではと推測します。がん医療の現場で向精神薬の使い方に困ったとき,読者は何に頼って答えを求めているでしょうか。添付文書や治療薬解説本の類は,精神疾患の適応症についての解説であり,精神疾患に身体合併症が併存する場合について個別に記載されているわけではありません。精神腫瘍学(サイコオンコロジー)についての書籍は,精神症状への介入方法について解説されているものの,向精神薬の使い分けに特化するほど頁を割いているものは少ないです。本領域には適応外使用が多く,がん患者の身体状況に対してという個別性の高いケースが多いなかで,一般的な解説をするには無理があると思われます。しかし,そのような状況であるからこそ,向精神薬の安全性に配慮した薬物療法が必要であることはいうまでもありません。がんという,ときに治癒不能な状況にあるなか,痛みやだるさに苦しむ患者を向精神薬の副作用に曝露するのはあまりに酷いことです。本書では,がん医療に携わっているすべての医療者に向け,がん患者のこころのケアに対応する際に使用する向精神薬に焦点をあてて,その正しい使い方と,副作用について解説することとしました。既出の臨床研究の結果だけにこだわらず,サイコオンコロジーの臨床現場に関わっている医療者が現場で困っていることやニーズを拾い上げ,それに答えられるよう章立てを行いました。さらに誤解されやすい25のケースを取り上げ,チームとしてのアプローチの視点を加え解説したケーススタディを収録しています。各ケースの解説では「精神腫瘍医(あるいは看護師・薬剤師)がどのように考え,どのように動いたか」を意識して記載しています。全国の現場の声を拾い上げることに配慮するため,編者は北海道,関東,関西,九州から1名ずつとし,執筆者はサイコオンコロジーに関わる精神科もしくは心療内科の専門家です。

本書の使い方としては,がん患者のこころのケアに関する経験が浅く,または医療者としての経験が浅く,まずは精神症状のアセスメントから学びたいという方はこのまま本書を通読されることをお薦めします。向精神薬の正しい介入は,精神症状の正しいアセスメントがあって可能であり,向精神薬の知識があったとしても,患者アセスメントを間違えると患者は何ら恩恵を受けません。次に,普段からがん医療に携わり,精神症状のアセスメントについて自ら行っている医療者は第3章からの通読をお薦めします。そして,忙しいなかどうしても短時間で本書の特徴を把握したい方,明日からすぐに役立つ情報を知りたい方は,第4章の一読をお薦めします。そこにはまさに毎日の臨床現場で起こっているさまざまな精神症状に関しての(あるいは精神症状であると誤解されている)諸ケースを取り上げ,執筆を担当した先生方によって大変わかりやすく,親しみやすい切り口で解説されています。本書は性質上,適応外使用についての記載が多く,用法・用量についても添付文書や成書とは異なる記載がみられるものと思われます。向精神薬の使用にあたっては患者,家族への十分な説明と,自施設のルールに則って医師各人の責任においての適切な使用方法を推奨します。


編者代表 上村 恵一

■ 目次

第1章 がん患者の精神症状に関わろう

1.がん患者の精神症状のアセスメントの現状と課題

2.チーム医療と包括的アセスメント

2-1 チームとしてどうアセスメントするか

2-2 薬剤師はどのように関わるか

2-3 看護師はどのように関わるか

第2章 症状を見極めよう

1.うつ病・適応障害

2.不 眠

3.せん妄

4.認知症

5.てんかん・けいれん

第3章 薬を使いこなそう

1.抗うつ薬

2.抗不安薬

3.睡眠薬

4.抗精神病薬

5.抗てんかん薬

第4章 ケーススタディで実践力をみがこう

・抑うつに関連したケース

Case 1 うつ病とアカシジアが合併したら?

Case 2 痛み止めは効かない? 神経障害性疼痛を伴ううつ病にはどう対応する?

Case 3 最近,元気がない。うつ病の悪化では?

Case 4 何をやっても眠れない! 死にたい…と絶望的な患者にどう対応する?

・不眠に関連したケース

Case 5 終末期の不眠にはどう対応する?

Case 6 睡眠薬が効かず不眠を訴える患者 いびきをかいて“眠って”いる?!

Case 7 ベンゾジアゼピン系睡眠薬を減らしていくには?

Case 8 患者さんが睡眠薬を飲みたがります…

Case 9 夜間,子どもがなかなか眠れない様子です…

・せん妄に関連したケース

Case 10 夜中に患者が怒鳴りだした! 過活動型せん妄への対処法は?

Case 11 低活動型せん妄に対する抗精神病薬の過鎮静に注意!

・怒りと否認のケース

Case 12 怒りの事例にはどう対応する?

Case 13 オピオイドを飲んでくれない!

・病態の鑑別が重要なケース

Case 14 吐き気止めの効果がない?

Case 15 気分障害とせん妄の見極めは?

Case 16 せん妄と認知症との見極めは?

Case 17 入院中にアルコール離脱症状が出現したら?

Case 18 一日中ずっとだるい… その原因は?

・向精神薬の副作用で注意すべきケース

Case 19 抗不安薬を飲んで興奮! もしかしてせん妄かも…

Case 20 錐体外路症状の発現にどう対処する?

Case 21 手術を控え,向精神薬はどうすべき? ―減量? 中止? 再開は?

Case 22 向精神薬の依存? 離脱症状を起こさないためには?

Case 23 アカシジアかも… でも精神科医が不在で困った!

・特殊な身体的状態を伴ったがん患者のケース

Case 24 脳転移によるてんかん発作にどう対応する?

Case 25 妊娠中のがん患者が不安を訴えたら?

薬剤情報

付録:精神症状を引き起こしやすい薬剤一覧表

■ 特記事項

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