眼手術学 6 緑内障

  • ISBN : 9784830655951
  • ページ数 : 410頁
  • 書籍発行日 : 2012年1月
  • 電子版発売日 : 2021年1月13日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
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¥26,400 (税込)
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商品情報

眼科手術全般を,全8冊に分けて網羅したシリーズの第2弾.緑内障手術は,手術のテクニック以前に,手術の適応・術式の選択が非常に重要となる.本書では手術成績の数字を明示して,現時点でのスタンダートを示した.また,本書では,思わぬトラブルに出会った時に頼りになるよう,詳しく記述した.基本テクニックおよび合併症対策については豊富な動画をWEB 上にアップし,必要な時はいつでもアクセスできるようにした.

あわせて読む → 「眼手術学」シリーズ

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■ 序文

「緑内障」序文

緑内障手術とは眼圧を制御することである.したがって眼圧が維持され,また上昇する理論を良く理解して臨まなくてはならない.房水産生流出機能いわゆる房水動態を解剖と共に把握することが基本である.そして緑内障は眼圧が上昇する病態あるいは眼圧に耐えられなくなった視神経症の病態であり,眼圧制御の状態は各病型に応じて全く異なるため,病型診断と共に,なぜ眼圧が上昇しているか,もしくは上昇していたか,上昇する可能性があるか,眼圧制御不能である可能性を現在過去未来に亘って観察し痕跡をたどり推理する必要がある.その点で一言で「緑内障手術とは眼圧を制御すること」と言っても,さまざまなアプローチが存在する.

眼圧制御の状態は緑内障の病型に応じて全く異なるため,各病型を十分に理解しておかなければならない.緑内障の病態は視野検査の進歩,画像解析装置の進歩に伴いより確実になってきており,それに伴い各病型の病態解析も進歩しているが,唯一進歩していないことが眼圧を知ることであろう.なぜ変動するか,測定時以外はどうなっているのか,わからないことばかりである.それゆえ,緑内障の手術は100 年に及ぶ手術の歴史があるにもかかわらず未だに発展途上である.流出路改善術,濾過手術,房水産生抑制術それぞれ理論と基本手技は同一であるが,術者によりさまざまな工夫があるし,未だに種々のインプラントなどの手術補助器具が開発される余地がある.それにはいかに眼圧制御機構が複雑で解明されていないかを物語るものでもある.また,濾過手術に至っては生体に全く異なる機能を持たせる非生理的条件を確立する手術であり,創傷治癒などの生体反応と長期合併症との永遠の戦いであり,安定した手技には至っていない.したがって,理論や各術式を学ぶことはもちろん,手術変遷を知ることも今後の手術の改善に重要であろう.

「眼手術学」である本書では,眼圧制御に関係する基礎知識から,各病型の病因と手術適応と術式についての理論にも重点を置き,さらに手術の変遷も古いものから最近のものまで紹介した.画像も豊富に取り入れ,多様な術式をよりよく理解できるように編集することに重点を置いた.しかし流出路改善術,濾過手術の細部,また濾過手術の合併症や創傷治癒に対しての術後管理は多様であるため,各術者の術式に対して参考として頂きたい.より優れた眼圧制御の術式を確立するために役立つことができれば幸いである.


平成24年1月
根木 昭・相原 一

■ 目次

Ⅰ.緑内障手術に必要な基礎知識

1.結膜Tenon嚢強膜の解剖

2.前房隅角の解剖

3.虹彩・毛様体・後房の解剖

4.房水産生と流出の理論

Ⅱ.緑内障の手術適応

1.緑内障の手術適応総論

2.原発開放隅角緑内障(広義)

3.原発閉塞隅角緑内障

4.続発緑内障

Ⅲ.緑内障手術の器具・材料

1.レーザー

2.手術に使用する器具

Ⅳ.線維柱帯切除術[トラベクレクトミー]

A.濾過手術総論

1.濾過手術の原理と適応

2.線維柱帯切除術-術後成績

B.基本手技

1.基本術式1-円蓋部基底結膜切開によるトラベクレクトミー

2.基本術式2-輪部基底結膜切開によるトラベクレクトミー

3.白内障同時手術

4.代謝拮抗薬

 ●結膜切開方法による違いは?

5.早期術後管理-レーザー切糸術

 ●術後点眼はどうしていますか?

 ●濾過胞の形状評価

6.濾過胞再建術-needling

7.濾過胞再建術-濾過胞剥離術

C.濾過手術応用編

1.落屑緑内障

2.血管新生緑内障

3.結膜瘢痕化

 ●アトピー性皮膚炎合併の手術の注意点は?

4.小児の緑内障濾過手術

 ●小眼球の手術はどうしたらよいでしょうか?

5.角膜移植後

6.無水晶体眼,硝子体手術後眼

D.周術期合併症

1.術中合併症

2.縫合不全

3.過剰濾過

4.脈絡膜剥離

5.悪性緑内障

E.長期合併症

1.房水漏出

2.濾過胞感染,眼内炎

3.眼表面疾患

4.白内障

F.その他の濾過手術

1.非穿孔線維柱帯切除術

2.毛様体扁平部濾過術

Ⅴ.線維柱切開術[トラベクロトミー]

A.流出路再建手術総論

1.流出路再建術の原理と適応

2.線維柱帯切開術-術後成績

B.基本手技

1.基本術式

2.術後管理

3.白内障同時手術

4.小児の流出路再建術

C.その他の流出路再建術

1.線維柱帯切開術-追加手術

2.360˚ suture trabeculotomy変法

3.suture canalotomy (canalization)

4.線維柱帯切開術ab interno

5.viscocanalostomy

6.隅角切開術

7.隅角癒着解離術

8.レーザー線維柱帯形成術

Ⅵ.隅角閉塞に対する手術

A.瞳孔ブロック解除術の原理と適応

 ●LI以外の適応は?

B.瞳孔ブロック解除

1.周辺虹彩切除術

2.レーザー虹彩切開術

3.レーザー虹彩切開術後長期成績,合併症

 ●どうして内皮が減るのでしょうか?

C.プラトー虹彩形状に対する手術

1.レーザー隅角形成術

D.水晶体起因性眼圧上昇に対する手術

1.水晶体偏位に伴う白内障手術

2.狭隅角に対する白内障手術

Ⅶ.インプラント手術

1.総論

2.術後成績

3.チューブシャント手術―基本術式

4.術後管理と合併症対策

Ⅷ.毛様体破壊術

1.房水産生抑制手術の原理と適応

2.経強膜毛様体冷凍凝固術

3.毛様体レーザー光凝固術


●=Additional

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