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形成外科 2021年3月号【特集】ペット咬創への初期治療と機能・整容の改善(2)―顔面の組織欠損を伴うイヌ咬創①口唇―

  • ページ数 : 123頁
  • 書籍発行日 : 2021年3月
  • 電子版発売日 : 2021年3月10日
¥3,520(税込)
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商品情報

内容

第64巻3号:ペット咬創(咬傷)の中でも特に咬む力の強いイヌによる口唇の欠損を伴う症例が数多く投稿された。口唇は機能的にも整容的にも重要な部分であり,再建をいつの段階で行うかについても判断を要する。そこで今号では口唇の欠損伴うイヌ咬創(咬傷)に関する報告を掲載する。(「企画にあたって」より)。

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序文

企画にあたって


前号でも述べたように,現在イヌやネコのペットの数が増え,それに伴いペット咬創の数も増加傾向にあります。前号では,ペット咬創の「総論・統計,その他」について特集を組みました。これらのペット咬創,特に咬む力の強いイヌによる咬創では,顔面の組織欠損を伴うものも多く,その中でも口唇の欠損を伴う症例が今回数多く投稿されて参りました。口唇は機能的にも整容的にも非常に重要な部分であり,その再建をいつの段階で行うかについても迷う所です。

そこで今回はその第2報として,「顔面の組織欠損(口唇)を伴うイヌ咬創」についての特集を組むことにいたしました。今回の特集が読者の先生方の今後の診療に役立ち,口唇の一部を失った多くの患者さんが,機能的にも整容的にも満足する結果が得られることを祈念いたします。

ところで,創と傷の違いですが,正しい定義では「皮膚の表面に損傷があるものが創で,損傷がないものが傷」となっています。このため,今回の特集ではペット「咬創」としました。しかし,近年一般的にはそれらの明確な区別はされておらず,同様の意味で使用されていることが多いようです。したがって,どちらを用いるかは各著者の判断に委ねておりますのでご了承下さい。


久留米大学医学部形成外科・顎顔面外科 清川 兼輔

目次

随想

「必然の形態」/大竹 尚之

特集 (レジデント向け) ペット咬創への初期治療と機能・整容の改善(2)―顔面の組織欠損を伴うイヌ咬創①口唇―

企画にあたって/清川 兼輔

上口唇欠損と弁状剥脱創を伴うイヌ咬創に対して瘢痕修正と遷延一次再建術を行った1例/元村 尚嗣 ほか

上口唇欠損を伴うイヌ咬創に対しサブユニットを意識してAbbe’s flapによる再建を行った1例/長坂 信司 ほか

上口唇の白唇部欠損を伴うイヌ咬創に対して保存的治療と外科的修正手術を行った小児の1例/勝見 茉耶 ほか

上口唇欠損を伴うイヌ咬創に対して二次治癒後に瘢痕形成術を行った1例/福田 憲翁 ほか

上口唇の欠損を伴うイヌ咬創の2例/中嶋 優太 ほか

上口唇の欠損を伴うイヌ咬創の3例/辻子 祥子 ほか

上下口唇の欠損を伴うイヌ咬創に対して局所皮弁とcomposite graftによる再建を行った1例/加藤 達也 ほか

下口唇の赤唇に生じたイヌ咬創の3例/鳥山 和宏 ほか

赤唇欠損を伴うイヌ咬創の3例/此枝 央人 ほか

コラム

編集委員長コラム[第19回]/細川 亙

連載

形成外科NEXT―次世代の本音― リンパ外科!!!― 一点突破主義の臨床的考察―/三原 誠

教室だより北~南 No.75 金沢大学医学部付属病院 形成外科/小室 明人

原著

GID・FTM に対する乳房切除術と乳頭縮小術の一期的手術についての検討/櫻井 透 ほか

当科における粉瘤疑い症例の検討/左近 見聡 ほか

症例

球結膜および眼瞼結膜に発生した静脈奇形の3例/奈良 誠之 ほか

耳介軟骨膜を用いて難治性気管食道瘻を閉鎖した1例/東堂 暢子 ほか

膀胱破裂を起因として腹部壊死性軟部組織感染症を呈した1例/北口 陽平 ほか

人工肛門に隣接した創に対し有効に局所陰圧閉鎖療法を使用できた1例/森田 勝 ほか


◆外国文献抄訳 PRS Vol.146 No.1/山下 昌信

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書籍情報

  • ISBN:9784014106403
  • ページ数:123頁
  • 書籍発行日:2021年3月
  • 電子版発売日:2021年3月10日
  • 判:B5判
  • 種別:eBook版 → 詳細はこちら
  • 同時利用可能端末数:3

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