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- 脊椎脊髄ジャーナル32巻5号 神経生理検査―脊椎脊髄疾患とその鑑別疾患への応用
商品情報
内容
特集にあたって・・・園生雅弘
電気生理学的検査の脊椎脊髄疾患への応用―総論・・・園生雅弘
神経伝導検査―運動・感覚障害の初期評価手段として・・・黒川勝己, 他
ほか
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序文
特集にあたって
本号では「神経生理検査―脊椎脊髄疾患とその鑑別疾患への応用」というタイトルで特集を組ませていただきました.実は2013 年1 月にも「脊椎脊髄疾患の診断と鑑別診断のための電気生理学的検査」という類似の特集を企画しましたが,これは各疾患別に論じてもらったものでした.今回は観点を変えて,各検査手技別に原稿としてまとめてもらいました.実際の検査場面でご活用いただくには,このようなまとめ方も役立つかと思います.
神経生理検査が脊椎脊髄疾患の診療にどのように役立つかについては,私自身が総論のところで詳しく述べさせていただきました.かつては脊椎脊髄外科医自ら針筋電図など生理検査を行う人もかなりいたのでしょうが,MRI の出現によってその必要はなくなったと感じられて,特に外科医による生理検査の施行頻度はかなり低くなっているのではと推測されます.これはもう1 つの因子として,年配の脊椎脊髄外科医の方々が生理検査をやっていた昔に比べると,電気生理検査手法(解釈)は確実に進歩して,臨床に役立つ情報を前よりはるかに多く提供できるようになっているということもあります.昔は神経伝導速度だけが論じられていたのに,今は振幅のほうがはるかに重視されるようになった神経伝導検査などはその代表でしょう.
生理検査はまさに「ハンマーの延長」であって,症候学から診断や病変局在に疑問が残る場合に,容易に施行できる生理検査で多くの不明点を明らかにすることができます.そのようなmodern な神経生理検査をあらためて紹介することで,脊椎脊髄外科医の方々に,生理検査をもっと活用しようという気持ちになっていただければ,この特集の目的は達せられるかと思います.
本特集では長谷川和重先生,関口兼司先生を除くとすべて私の関係者に執筆してもらいました.「チーム園生」の学習発表会みたいになってしまって恐縮ですが,当科での電気生理学的評価のstrategy を例として提示できればと思います.日本臨床神経生理学会では筋電図・神経伝導検査部門の専門医制度を運用し,教育セミナー類も充実させることで,modern な神経筋電気診断の普及に努めており,全国的な電気診断のレベルも確実に上がっていますので,脊椎脊髄外科医の方々に是非とも広くご活用いただければ幸いです.
帝京大学神経内科 園生雅弘
目次
特集
神経生理検査―脊椎脊髄疾患とその鑑別疾患への応用
特集にあたって・・・園生雅弘
電気生理学的検査の脊椎脊髄疾患への応用―総論・・・園生雅弘
神経伝導検査―運動・感覚障害の初期評価手段として・・・黒川勝己, 他
神経伝導検査―神経叢疾患との鑑別のために・・・関口兼司
上肢神経伝導検査の実際―末梢神経疾患と頸椎疾患の鑑別への応用のポイント・・・長谷川和重
針筋電図―中枢性・神経原性・筋原性の鑑別・・・神林隆道, 他
針筋電図―障害分布からの診断・・・北國圭一
針筋電図―筋萎縮性側索硬化症(ALS)と脊椎脊髄疾患の鑑別のために・・・東原真奈, 他
反復神経刺激検査 (repetitive nerve stimulation : RNS) ―特にALSと頸椎症の鑑別のために・・・畑中裕己
体性感覚誘発電位 (SEP) ―感覚障害の局在診断・・・宮地洋輔, 他
Nomade
道・・・森 幹士
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書籍情報
- ISBN:9784013003205
- ページ数:80頁
- 書籍発行日:2019年4月
- 電子版発売日:2021年3月26日
- 判:B5判
- 種別:eBook版 → 詳細はこちら
- 同時利用可能端末数:3
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