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麻酔科医のための区域麻酔スタンダード《新戦略に基づく麻酔・周術期医学》

  • ISBN : 9784521737133
  • ページ数 : 312頁
  • 書籍発行日 : 2015年10月
  • 電子版発売日 : 2021年4月9日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥13,200 (税込)
ポイント : 240 pt (2%)

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商品情報

麻酔科領域で今最も注目を集めている区域麻酔に焦点を当て,麻酔科医にとって必須の手技となった超音波ガイド下末梢神経ブロックついて,使用機器の基本からブロックの実際まで分かりやすくまとめた.また,脊髄くも膜下ブロック,硬膜外ブロックに関する最新情報を収載,将来的に応用が期待される小児手術,帝王切開術,意識下開頭術なども取りあげた.区域麻酔のすべてが分かる1冊.

あわせて読む → 「新戦略に基づく麻酔・周術期医学」シリーズ

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■ 序文

《新戦略に基づく麻酔・周術期医学》シリーズの7 冊目として,『麻酔科医のための区域麻酔スタンダード』を刊行できることは編者としてもうれしい限りである.本書もシリーズ既刊と同様に,できるだけ最新のエビデンスを取り入れ,麻酔科医にとって日常臨床に必要な周術期医学をコンパクトにまとめることを編集の基本とした.また図表を充実させ,必要に応じてトピックスの項目を加えるなど,内容を整理しやすくする工夫にも心がけた.忙しい臨床業務の中で必要な章だけを読んでも,前後の章に関係なく理解できるように編集している.

さて,本書『麻酔科医のための区域麻酔スタンダード』は,最近の麻酔科領域で最も注目を浴びている区域麻酔に焦点を当てた.古くから施行されてきた区域麻酔が一気に注目を浴びるようになった背景には多くの要因がある.硬膜外麻酔による優れた術後疼痛管理の可能性とともに周術期におけるストレス反応の抑制など,全身麻酔に比べて区域麻酔の優位性が明らかになってきたことは大きな一因である.その一方で,周術期管理における抗凝固療法の一般化が区域麻酔の安全性ならびに適応に関して,重要な課題となったことも区域麻酔が関心を集める要因である.そして,今まさに末梢神経ブロックを中心とした超音波ガイド下神経ブロックが麻酔科医にとって必須の手技となったことが,この領域に一大ブームをもたらした.この背景には,超音波装置の革新的な技術進歩およびその使用法の改善が多大な貢献を果たした.

本書では麻酔科にとって必要な区域麻酔の総論,各論はもちろん,末梢神経ブロックに用いる器機の基本的事項を理解しやすいようにまとめている.また,区域麻酔の中でも最も麻酔科医が頻用する脊髄くも膜下ブロックおよび硬膜外ブロックに関しては最新の話題を提供し,今後の日常臨床に役立つように工夫している.さらに将来的に応用が多くなると期待される小児手術,帝王切開術ならびに無痛分娩,そして意識下開頭術での区域麻酔の可能性についても解説している.

本書は,以上のような観点からも新戦略に基づいた情報をコンパクトな一冊としてまとめている.是非,皆さまの臨床の傍らに常に置いて頂ける一冊となれば,編者としてはこの上ない幸せである.


2015年9月

高知大学医学部麻酔科学・
集中治療医学講座教授
横山正尚

■ 目次

1章 区域麻酔総論

1-1 なぜ今,区域麻酔か? (河野 崇,横山正尚)

 1 時代が求める麻酔法

 2 周術期における区域麻酔の目的

 3 周術期における区域麻酔の利点・意義

 4 周術期における区域麻酔の展望・課題

1-2 区域麻酔の歴史 (髙畑 治,岩崎 寛)

 1 局所麻酔薬の歴史

 2 regional anesthesia の歴史

 3 脊髄くも膜下麻酔について

 4 硬膜外麻酔について

1-3 痛みの伝導機構と区域麻酔 (川真田樹人,峰村仁志)

 1 侵害受容性疼痛

 2 Nav と区域麻酔

1-4 区域麻酔の種類 (藤原祥裕)

 1 さまざまな種類の区域麻酔

 2 神経あるいは薬剤投与部位の同定法による分類

 3 薬剤投与時間による分類

 4 遮断する神経機能による分類

 5 ブロックに用いる薬剤などによる分類

 6 ブロック部位による分類

2章 区域麻酔で使用する薬剤

2-1 臨床に役立つ局所麻酔薬の基礎(西川精宣)

 1 局所麻酔薬の構造と種類

 2 局所麻酔薬の作用機序

 3 患者の病態と薬物動態からみた局所麻酔薬の効果の違い

 4 実際の使用

 5 アレルギー反応

2-2 局所麻酔薬の上手な使い方 (齋藤 繁,中島邦枝,戸部 賢,高澤知規,堀内辰男)

 1 局所麻酔薬開発の歴史的経緯

 2 日本における局所麻酔薬の上手な使い方の例

 3 局所麻酔薬の使用場面と使用時のさまざまな工夫

 4 局所浸潤性に応じた使い分け

 5 作用時間に応じた使い分け

 6 局所麻酔薬アレルギーと使い分け

2-3 局所麻酔薬中毒を知る (田村貴彦,横山正尚)

 1 局所麻酔薬の作用機序

 2 局所麻酔薬中毒の原因と症状

 3 局所麻酔薬中毒の分類

 4 局所麻酔薬中毒を発生させないために

 5 局所麻酔薬中毒の治療と対応

 6 局所麻酔薬中毒と神経原性ショック,アナフィラキシーショックとの鑑別

2-4 オピオイドの使用法 (土井克史,齊藤洋司)

 1 オピオイドとは

 2 オピオイドの鎮痛機序

 3 硬膜外およびくも膜下オピオイドの有用性

 4 オピオイドの実際の使用法

 5 硬膜外・くも膜下オピオイド投与の副作用

3章 末梢神経ブロックに使用する機器の知識

3-1 臨床で役立つ超音波の基礎 (佐藤 裕)

 1 音と超音波

 2 超音波の特性

 3 超音波断層画像とは

3-2 成功するための超音波テクニック (佐藤 裕)

 1 目標となる画像描出のコツ

 2 超音波ビームの平面に乗せる方法

 3 神経障害を減らすための工夫

3-3 知って得する神経刺激装置の基礎 (西脇公俊,安藤貴宏)

 1 末梢神経ブロックの発達

 2 末梢神経の解剖

 3 末梢神経刺激

 4 神経刺激の基本原理と電気生理学

3-4 神経刺激のコツとポイント (西脇公俊,安藤貴宏)

 1 神経刺激装置

 2 神経刺激針

 3 神経刺激法による神経ブロック法

4章 周術期末梢神経ブロックの実際

4-1 抗血栓療法と末梢神経ブロック (藤原祥裕)

 1 抗血栓療法に用いられる薬剤

 2 各種神経ブロックと出血性合併症

4-2 単回投与法vs持続投与法:利点と欠点 (藤原祥裕)

 1 持続神経ブロックの鎮痛効果

 2 持続神経ブロックの副作用,合併症

 3 単回投与法と持続投与法の利点と欠点

4-3 末梢神経ブロック単独管理の適応とコツ (森本康裕)

 1 手術麻酔としての末梢神経ブロックの適応

 2 末梢神経ブロック単独管理での注意点

 3 末梢神経ブロック単独で行う手術時の鎮静

 4 上肢手術に対する末梢神経ブロック

 5 下肢手術に対する末梢神経ブロック

 6 体幹部手術に対する末梢神経ブロック

4-4 全身麻酔に併用する末梢神経ブロックの適応とコツ (森本康裕)

 1 適応

 2 麻酔計画

 3 末梢神経ブロックの選択

 4 局所麻酔薬の選択

 5 ブロックのタイミング

 6 全身麻酔管理のポイント

 7 オピオイドの使用

 8 multimodal analgesia

4-5 末梢神経ブロックの合併症とその対処法 (林 英明)

 1 神経損傷

 2 局所麻酔薬中毒(local anesthetic systemic toxicity:LAST)

 3 出血

 4 感染

4-6 術後疼痛管理と末梢神経ブロック (荒川恭佑,佐藤健治)

 1 末梢神経ブロックを用いた術後疼痛管理

 2 局所麻酔薬とその投与方法

 3 手術別術後疼痛管理における末梢神経ブロックの有用性

4-7 日帰り手術における末梢神経ブロックの実際 (田敏宏,白神豪太郎)

 1 日帰り上肢手術における末梢神経ブロック

 2 日帰り下肢手術における末梢神経ブロック

 3 日帰り体幹手術における末梢神経ブロック

 4 日帰り頭頚部手術における末梢神経ブロック

 5 患者教育と帰宅後フォロー

 6 日帰り手術における持続末梢神経ブロック

4-8 高齢者・ハイリスク患者での末梢神経ブロックの適応とコツ (白石美治,土田英昭)

 1 高齢者・ハイリスク患者の問題点

 2 末梢神経ブロック時の注意点

 3 末梢神経ブロックで手術を行う際のコツ

4-9 末梢神経ブロックと硬膜外ブロックとの比較 (森﨑 浩,五十嵐 達)

 1 末梢神経ブロックの利点・欠点

 2 手術部位別の比較

 3 鎮痛以外の効果の比較

5章 超音波ガイド下末梢神経ブロック各論

5-1 腕神経叢ブロック (堀田訓久)

 1 解剖

 2 代表的なアプローチ

 3 斜角筋間アプローチ

 4 鎖骨上アプローチ

 5 鎖骨下アプローチ

 6 腋窩アプローチ

 7 薬剤

 8 副作用・合併症

5-2 腰神経叢ブロック (北山眞任,廣田和美)

 1 腰神経叢の解剖

 2 下肢手術における腰神経叢領域の神経ブロックの適応

 3 腰神経叢ブロック:各アプローチの実際の穿刺法

 4 合併症と対策

5-3 坐骨神経ブロック (中本達夫)

 1 坐骨神経の解剖と走行・神経分布と超音波解剖

 2 坐骨神経ブロックの適応

 3 代表的な坐骨神経ブロックのアプローチと特徴

 4 使用局所麻酔薬と用量

 5 坐骨神経ブロックの実際

 6 代表的な下肢手術における坐骨神経と各種末梢神経ブロックの組み合わせ

5-4 体幹部末梢神経ブロック (青山由紀,紫藤明美,佐倉伸一)

 1 体幹部神経ブロックの種類と特徴

 2 胸壁・腹壁の解剖と支配神経

 3 超音波ガイド下体幹部末梢神経ブロックを行う前に

 4 腹直筋鞘ブロック(rectus sheath block)の実際

 5 腹横筋膜面ブロック(transversus abdominis plane 〈TAP〉 block)の実際

 6 傍脊椎ブロック(paravertebral block)の実際

 7 肋間神経ブロック(intercostal nerve block)の実際

 8 体幹部末梢神経ブロックを用いた周術期鎮痛法のコツ

6章 硬膜外ブロック Up-To-Date

6-1 硬膜外ブロック:成功するためのコツとポイント (大西詠子,山内正憲)

 1 解剖

 2 穿刺手順

 3 穿刺困難例での硬膜外穿刺

6-2 硬膜外ブロックの合併症とその対策 (戸田法子,山内正憲)

 1 硬膜穿刺後頭痛(PDPH)

 2 出血に関する合併症

 3 神経合併症

 4 感染:硬膜外膿瘍

 5 カテーテルに起因する問題

6-3 硬膜外ブロックに関する最近の話題 (室内健志,山蔭道明)

 1 抗凝固・抗血小板療法と硬膜外麻酔

 2 硬膜外鎮痛の施行方法

 3 硬膜外鎮痛による短期的・長期的予後の改善

 4 硬膜外穿刺への超音波スキャンの応用

 5 硬膜外麻酔の合併症:アップデート

7章 脊髄くも膜下ブロック Up-To-Date

7-1 脊髄くも膜下ブロック:成功するためのコツとポイント (大橋一郎,中塚秀輝)

 1 脊髄くも膜下ブロックの利点と欠点

 2 脊髄くも膜下ブロックに必要な解剖

 3 くも膜下腔における局所麻酔薬の吸収と排泄に影響する因子

 4 脊髄くも膜下腔における局所麻酔薬の拡散に影響する因子

7-2 脊髄くも膜下ブロックの合併症とその対策 (溝上良一,中塚秀輝)

 1 術中の合併症

 2 術後の合併症

7-3 脊髄くも膜下ブロックに関する最近の話題 (伊藤美保)

 1 使用薬剤に関して

 2 局所麻酔薬の広がりに関して

 3 くも膜下穿刺時の体位と馬尾神経に関して

 4 脊麻針に関して

 5 合併症に関して

 6 脊髄くも膜下硬膜外併用麻酔(CSEA)に関して

 7 超音波ガイド下の施行に関して

8章 区域麻酔の応用

8-1 小児の区域麻酔 (戸田雄一郎)

 1 小児患者特有の注意点

 2 小児でよく施行される区域麻酔

8-2 帝王切開術のポイント (奥富俊之)

 1 区域麻酔がスタンダードという基本的な考え方

 2 帝王切開術の術前

 3 脊髄くも膜下麻酔の導入

 4 術中管理

 5 術後鎮痛

8-3 無痛分娩の実際 (松田祐典,照井克生)

 1 「 無痛分娩」から「産痛緩和」へ

 2 適応

 3 硬膜外鎮痛による産痛緩和の実際

 4 CSEA による産痛緩和の実際

 5 トラブルシューティング

 6 区域鎮痛法による産痛緩和に関するQ&A

8-4 awake craniotomy での適応 (内田洋介,森本裕二)

 1 awake craniotomy の目的

 2 awake craniotomy の麻酔管理

 3 awake craniotomy での区域麻酔


索引

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