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レジデントノート増刊 Vol.23 No.2 症候診断ドリル エキスパートの診断戦略で解き明かす必ず押さえておきたい23症候

  • ISBN : 9784758116602
  • ページ数 : 242頁
  • 書籍発行日 : 2021年3月
  • 電子版発売日 : 2021年4月16日
  • 判 : B5判
  • 種別 : eBook版 → 詳細はこちら
販売価格 (ダウンロード販売)
¥5,170 (税込)
ポイント : 94 pt (2%)

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商品情報

明日から実践できるエキスパートの診断戦略を現場でよく遭遇する23症候をもとに解説!患者の訴えを的確な症候に置き換え,鑑別をあげ,必要な診察・検査を行い,診断を下すまでの道筋をドリル形式でトレーニング!

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■ 序文


私が研修医になりたての頃の話です.学生時代の勉強は,主として,まず「●●病」や「×× 症候群」といった疾患があり,そこから疫学や症候を学んでいくというのが一般的なスタイルでした.それぞれの疾患に対して精通することで,適切なマネジメントまでつなげる,それは合理的な学習だったかもしれません.しかしながら,一度実践の現場に出ると,「私は●●病です」「自分は×× 症候群だ」と,自ら診断名を述べてくれることは早々ないでしょう.そしてこのときに気がつくのです,「症候学の勉強をしなければ,診断は全くできない!」という事実に.私は研修医として働きはじめ,この大きな壁にぶち当たりました.症候から考えた疾患が本当に正しかったのだろうか,見逃しはないのだろうか,そもそも自分がやっていることは正しいのか,こんなことを考えながらも悶々と診療を積み重ねていたことを今でも鮮明に覚えています.


診断学について,医学部時代から熱心に勉強されている方もおられますが,一方で,そうではない方もおられるかと存じます.本企画の立ち上げの際,「国試対策では疾患別の縦切りの勉強で,横の勉強はほとんどしなかった」「鑑別疾患をあげる癖がついておらず,知っている疾患に結びつけてしまうことが多い」「症候からどの鑑別疾患を考えてどの診察・検査をすればいいかを知りたい」といったニーズが寄せられているということを知りました.これらのニーズは,学生から研修医になったときに,はじめにぶつかるであろう,大きな壁の存在を示唆しています.学生時代はおそらく,疾患ありきでの勉強や経験を積んできたと思いますが,一度実践の現場になると,症候ありきでことが進んでいきます.この症候からいかにして適切な診断にたどり着けるかがハードルとなります.


そこで本増刊号は,「患者さんの訴え(言葉)から,それを的確な医学用語(症候)に置き換え,鑑別をあげて,必要な診察・検査を行い,診断をつけるまでの道筋をトレーニングできる」ことをめざして企画しました.取り上げる症候は,医師臨床研修の到達目標で示されている臨床研修で経験すべき29症候から,体重減少・るい痩,発疹,黄疸,発熱,もの忘れ,頭痛,めまい,意識障害・失神,けいれん発作,視力障害,胸痛,呼吸困難,吐血・喀血,下血・血便,嘔気・嘔吐,腹痛,便通異常(下痢・便秘),腰・背部痛,関節痛,運動麻痺・筋力低下,排尿障害(尿失禁・排尿困難),興奮・せん妄,抑うつ,の23症候を抜粋しました.


また,自分で考えながら学習できるよう,実際に臨床の現場で直面するような症例からはじまり選択肢問題を解いていく,「ドリル・問題集形式」とさせていただきました.問題を解く,すなわち,症候診断を進めるうえで,基本的な診断戦略となる3つの手法(SQ,疾患仮説を意識した病歴聴取と身体診察,Divide and Conquer)を第1章で紹介しております.まずは,この診断戦略を理解したうえで,第2章のドリル・問題集形式にのぞむと,より効果的に学びが深められると思います.


今回ご執筆に携わっていただいているのは若手ホープから老獪な指導医まで幅広く,ジェネラルマインドをもち合わせ,症候学にも精通されている先生方にお願いすることができました.それぞれのエキスパートの思考プロセスを,本書のドリル・問題集形式を通じて,自分のものにしていってください.


2021年3月

千葉大学大学院医学研究院 診断推論学
千葉大学医学部附属病院 総合診療科
鋪野紀好

■ 目次

 序/鋪野紀好

 Color Atras

 執筆者一覧

第1章 診断推論の基本的スキル

 1. SQを使って症候診断をしてみよう!/鋪野紀好

1. SQって何? 2. SQって有用なの? 3. 診断が思いつかないときこそSQ ! 4. SQに置き換える練習をしてみよう! 5. 設定したSQ を用いて検索してみよう! 6. SQ を立てるときのコツ!

 2. 疾患仮説を意識した病歴聴取と身体診察をしてみよう! /鋪野紀好

1. ルーチーンに病歴聴取と身体診察をしていないか? 2. 疾患仮説がないと診断から遠ざかる! 3. 早期に疾患仮説を立てるメリット! 4. 身体診察も疾患仮説に基づいて実施すべし!

 3. Divide and Conquer で疾患を絞り込もう! /鋪野紀好

1. Divide and Conquer とは? 2. Divide and Conquer を実践しよう!

第2章 症候からの診断ドリル

 1. 体重減少・るい痩

 体重減少のアプローチ法の“型”を身につけよう/森川 暢

 2. 発疹

 まずは皮疹の診察で鑑別疾患を想起しよう/長崎一哉

 3. 黄疸

 鑑別疾患を意識してより深みのある診察を心がけよう/原田 拓

 4. 発熱

 知れば怖くない不明熱も含めたアプローチ/宮上泰樹

 5. もの忘れ

 診察室にとどまらない,生活情景に思いを馳せて診療を!/小笠原雅彦,近藤敬太

 6. 頭痛

 病歴聴取で頭痛の診断のヒントをつかみとろう/川本 駿,勝倉真一

 7. めまい

 苦手を克服する! めまい診療の診断戦略/鋪野紀好

 8-1. 意識障害

 根拠のない楽観は禁物!リアルな実践的アプローチ!/坂本 壮

 8-2. 失神

 時間を上手に使用し適切なマネジメントを!/坂本 壮

 9. けいれん発作

 自分なりのアルゴリズムを作ってすばやく対応しよう/廣瀬裕太

 10. 視力障害

 複視の原因は眼科疾患だけじゃない!/飯野貴明

 11. 胸痛

 クライテリアを活用して致死的胸痛を見つけ出そう/安田有孝,舩越 拓

 12. 呼吸困難

 呼吸困難に対する診断アプローチを極めよう/小野亮平

 13. 吐血・喀血

 「血を吐いた」と訴える患者を病歴から鑑別しよう!/遠井敬大

 14. 下血・血便

 適切にアプローチすれば出血源の推定は難しくない!/濵田春樹,濱井彩乃

 15. 嘔気・嘔吐

 吐き気=胃腸炎は危険!/和足孝之

 16. 腹痛

 診断が難しい腹痛へのアプローチを習得しよう/徳島圭宜,多胡雅毅

 17. 便痛異常(下痢・便秘)

 対応が難しい場合の下痢・便秘へのアプローチ/土田知也

 18. 腰・背部痛

 緊急性の高い腰・背部痛を見逃さないための考え方/川村 廉,森永康平

 19. 関節痛

 病歴聴取と身体所見のミニマムエッセンス/吉田常恭

 20. 運動麻痺・筋力低下

 神経疾患におけるSQ 探しの型を習得せよ!/奥山 篤,小坂鎮太郎

 21. 排尿障害(尿失禁・排尿困難)

 排尿障害は全身疾患!総合的な診療が重要/山辺史人,佐々木陽典

 22. 興奮・せん妄

 よく遭遇する症候の対応について適切に理解しよう/長野広之

 23. 抑うつ

 精神疾患と決めつけず,視野を広く持とう!/柿本慎太郎,原田侑典

● 索引

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